『三行の日常』 
桑田青三 / 2023-05-11 21:24:11 No.106
 『白俳句会・合同句集』をきっかけに『三行の日常』という本に巡り合いました。作者は30年ほど前、広島県呉市のコメ卸組合の理事長をされていて、親しくお付き合いをさせていただいた方です。私が俳句をやっていることに驚き、大変喜んでいただきました(それもそのはず、始めたのは6年前)。
 お名前は宮田卓爾さんと言います。もともと雑誌「ソレイウ」の編集に携わった方とは聞いていましたが、三行詩の詩人であるとは知りませんでした。合同句集のおかげで再会することができました。
 『三行の日常』(アルク出版企画)は2010年から2013年までの日常の心情を三行詩で詠っています。私が気に入った一作は、
  仏壇の裏側に何がある?
  父からも母からも
  聞いていない
 作者宮田さんはその後も三行詩をブログに発表し続けておられます。毎日更新されています。ブログ名は「三行の日常」です。ぜひご覧いただきたい。俳句のヒントたくさんあります。宮田さんは、生後4か月で原爆を受け、倒壊した家の中から生還された方です。


名もなき人@管理者 / 2023-05-12 06:03:04 No.107
「三行の日常」ブログ拝見しました。中には「五七五」で書かれているのもありますし、あえて言えば全体を通して自由律俳句ともいえますね。三年以上も一貫してぶれることなくこの作風で毎日作っているのは凄いですね。ただ、全てがひらがなで、しかも改行位置が単語の途中であったりして非常に読みにくいのが残念。これが漢字で書ける部分は漢字にすると魅力的だとおもいます。これからも少しずつ読んでみようとおもいます。

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