七夕は秋の季語
名もなき人@管理者 / 2023-07-07 05:48:45 No.117
今日、7月7日は七夕で、暑い夏のさなかというより、まだ梅雨もあけていない。なのに、俳句の世界では「七夕」は秋の季語だという。「朝顔」も今の季節(夏)なのに、俳句では秋の季語になる。
 そうなると、7月に「今」を詠むと「それは秋の季語だから秋の句だよ」と言われることになる。
 でも私は、その季語が春夏秋冬いつに入るかはどうでもよくて、「今」を読めばよいのだから7月に朝顔や七夕を詠んで何故悪いと言いたい。
 季語の分類は旧暦によっているが、新暦の下で生まれ、新暦で長く生きていれば、肌身で感じるのは新暦の分類なのだから、七夕や朝顔を秋だというのは実感としてなじまない。
 ちなみに「七五三」はどう見ても秋の風物詩なのに、俳句の世界では「冬」というから、なじめない。
 そもそも、季語と言っても北海道から沖縄まで気象条件が大きく変わるから季節を表す「月」は地域によってことなるのだから、春夏秋冬の分類は地域によって変わって良いはず。
 そうなると、一体「季語」とは何なんだということになるが、季語の世界では、今(7月)は秋なのだから、秋の句を作っていると説明も成り立つから7月に朝顔や七夕の句をつくるのは全く問題ないのだとも言える。

熱帯夜で寝不足の頭が混乱して、こんなことを考えてしまう七夕の夜でした。
ちっともロマンチックでないですね。
 写真は平塚の七夕飾り。

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