みなさん
トントン◆77718a / 2024-08-20 19:50:46 No.10438
 あと3試合残していますが、今年は高校野球の転換点になりそうです。
 蔦池田以来、打ち勝たなければ優勝に辿りつきませんでしたが、今年は強打線が軟投力投のピッチャーに抑えられたり、負ける(特に智弁和歌山)試合が目立ちました。昭和の、こどものころ、何遍も見た試合、記憶が蘇りました。
 高校野球が、野球が戻ったような気がします。
 私の贔屓、独断と偏見で仮説をたてます。蔦監督は、スイングスピードを上げれば飛んでいく金属バットに目をつけ、ご自身で自覚された勝負弱さ(失礼)を補って、競らないで圧倒するチームをつくり、天下をとりました。それまで栄光に浴してきた尾藤監督も、時代は打撃優位になりつつあることを察知して打撃重視のチームにシフトはしました。が、蔦さんが振り回し当てる金属に特化した打撃を作り上げたのに対し、尾藤箕島は、タイミングとポイントを重視する旧来の(本来の)バッティング。結果、蔦打法はどんなピッチャーでも打ち、箕島の打撃は、打撃本来の特徴である。水物となり、打てないときは打てず、破れていきました。蔦打法は、智弁和歌山、帝京でより進化され、趨勢になりました。私言わせればピッチャーが無視された、あの智弁和歌山ー帝京戦はその象徴であり典型、頂点です。
 誠に失礼な、一方的な見方かもしれませんので、反論があればしていただきたいなですが、蔦さんは、偉大な監督ではありましょうが、高校野球を野球から歪めてしまわれた、と感じます。
 高嶋はんは、正攻法でしたから好き(単に地元たから?)なのですが、前田氏や、ケレン味たっぷりの木内さんも好きくないです。
 私は、やっぱり(地元だからか)、選手一人一人は小粒だった(後から思えば)けれど、高校野球の魅力を教えてくれ、感動を与えてくれた尾藤さんが好きです。
 みなさま、反論、お願いします。
          

こば◆195191 / 2024-08-20 21:20:22 No.10440
トントンさん

個人的には、反論というより興味深いご意見だなとの感想です。

とかく世論というのは、ある程度の実績が出れば
全て偉人扱いという風潮がある中で、本質に迫られたのは感服です。

蔦野球の流れ、で言えば他に日大三の小倉監督ですね。長打あってこそ、のチーム作りでしたが好投手も多く輩出しました。大型チームにありがちな脆さも少なった方ではと思います。

今後は仰るように昭和の野球に戻るのかもしれないですね。

ベスト8で散りましたが、東海大相模は先回りしていたかのように超ハイレベルな守備力を備えてきました。
地方大会チーム打率3割9分で5本塁打、強打線と左右二枚剛球投手の素材前面押しの大型チーム、1・2回戦辺りでコロッと…の予想でしたが。
広陵戦の相模の三遊間は「何なん?この守備」の連発でした。
マグレの好プレーではなく、単純にレベルが高いので打球が抜けてかないという感じでした。
(因みにベスト8のチームで相模倒せるのは関東一だけだなと思っており、見事に的中しました)

そもそも、今大会は守備破綻型の代表校が例年より激減した印象です。
予選から、変革の流れは出来ていたのかもですね。

プロに行くようなレベルのバッターだけが打つ甲子園になるような気がします。

トントン◆77718a / 2024-08-20 22:15:59 No.10441
 こばさん、ありがとうございます。
おっしゃるように今大会は、内野の好守が目立ちます。

 わたしも、小倉監督は好きな監督さんです。異見もあって、抑えていただいてるんでしょうが、こばさんに支持していただき、うれしいです。
 吉田監督も好きです。でも、清峰優勝のあと、私学にいきました。あと、昨年来、神村の小田監督には勝ってもらいたいです。
 中村監督、ムーミン監督は大きな組織の中で破綻なくやっているようで、好きくありません。
 横浜渡辺監督は、言動は嫌いではありませんが、小倉部長がいらっしやってこそ、の部分で少し減点。馬渕氏は論外ですが、予め、3番松井、4番山口にする等の松井が敬遠されたときね対策をとらず、一方的に被害者を演じた山下氏も減点。迫田氏はセコすぎる。上甲氏のすまいかは2番センジだし、本音が見えるような気がします。安楽潰したし。
 私はやっぱり尾藤さんです。黒い噂もありましたが、高校野球を感動の渦にした実績は忘れません。本音を隠さず、信念を貫いた高嶋さんはその次です。やっぱり和歌山出身ですから。
 高嶋さんにあって尾藤さんになかったものは、高嶋さんは年をとっても活躍し続けたこと。尾藤さんが、40を超えたあたりから、活躍できなくなったのは、原因があるのでしょうが残念です。願わくば、蔦さん、高嶋さんのように年齢を重ねた尾藤さんの勇姿が見たかったです。
 みなさんの好きな監督は?


ミラクル3◆58d95f / 2024-08-20 23:09:11 No.10443
 こんばんは、トントンさん。

 今年は高校野球の転換点になるでしょうね。ホームランの激減に象徴されるように、長打力を前面に押し出すチームが受難の時代になると思われます。

 私が小中高の頃はスクイズを多用するチームが多かったですが、近年はスクイズをの場面が減りました。それが一転、今大会はスクイズを多く見られました。準決勝戦、決勝戦でもスクイズが明暗を分けるかもしれせんね。

 箕島は、82年、83年、84年は大型の打撃のチームでしたが、結果が出ませんでした。その理由がわかったしだいです。

 蔦監督の金属バット革命にも毀誉褒貶がありますね。私は当時は池田ファンでしたので、高校野球を歪めてしまったという意識はありませんでした。

 77年、79年の箕島は好選手は揃っていましたけど、決して大型チームではなかったです。それでも結果を出した尾藤監督は偉大でした。特に77年選抜で2回戦から打順を変更したのが印象に残っています。

 好きな監督を1人挙げるすれば尾藤監督ですね。尾藤スマイルに魅了されたものです。

 それでは、この辺で失礼します。ロースコアの試合の方が高校野球らしいと思っています。

こば◆195191 / 2024-08-21 02:09:34 No.10444
トントンさん

コメントありがとうございます。

かく言う私は監督マニア、ミラクル3さんもご承知かと思いますが平安の原田監督が好きですね。
下記サイトを全ページ見て以来。
http://kyoto.sports.coocan.jp/meisyoh...

迫田氏はセコすぎる、笑わせて頂きました。
彼は今YouTuber


(「迫田監督野球チャンネル」で検索すると出てきます)

如水館創成期の下り、抱腹絶倒です。

自分自身が立派な人間でない自覚がある為か、尊い師よりも、天然入った「野球バ〇」タイプが好みなもので…。

尾藤監督といえば、報知高校野球の取材記事(もう10~20年以上前ですが…)にて
「先日、息子が結婚式を挙げました。OBやその父兄の方々が皆で準備してくれました。手作りの式に涙が止まらんかったです」
とありました。今の高校野球の名将って、こういう人間臭さは出さないですね。

名もなき人 / 2024-08-21 16:20:58 No.10445
 こばさん、こんにちは。
迫田チャンネル、面白いですね。私は、尾藤監督が一旦監督を退いたときに高校野球を見始めたました。
広島商は最初に好きになったチームで、迫田氏は最初に知った名監督でした。なんでもそうですが、最初というのは印象が強烈です。真剣の上を渡り歩く練習、とか、センバツで絶好調の江川作新に勝ったこととか、私の中では広商は魔法のチーム、迫田氏は神でした。
 ところが、江川に勝つために、練習で2塁3塁になったら、3塁ランナーがわざとおっきく回ってアウトになるすきに2塁ランナーがホームインする練習をした、と聞いて、あまりのせこさに広商にも迫田氏にも興醒めしてしまいました。これは、断じて野球ではない。しかし、その後、82年夏準決で、中京に1-0で勝つなど広商野球は健在か、と思いました。中京は広商と違い、なんでも平均点以上の特色のない名門です。その点、広商のライバルの広陵と似ている、と感じました。うまさとせこさ?と厳しさの広商野球健在と思いきや、あくる日、らしさは出しながら、池田に2ー12。木っ端微塵にやられ、高校野球の潮目がかわったことを証明してしまいました。

 原田監督ですか。小学生の頃から平安ファンだったそうですね。甲子園で負けてベンチを出る時、ヤジとやり合っている姿がYouTubeにありました。熱血漢なんですね。私の中では、広陵中井監督とセットです。
 小田監督、2年連続ベスト4で破れました。残念。
 原田さん、中井さんは好きなのですが、小坂さんは苦手です。

武勝龍◆79f9fe / 2024-08-21 19:10:30 No.10446
阪口監督が私は好きです

選手を尊重するところなどが好きです

名もなき人 / 2024-08-21 21:21:24 No.10447
 武勝龍さん。こんばんは。

 阪口監督は昨年ご勇退されましたね。
東邦の若いときは「鬼の阪口」
年を重ねられてからは「仏の坂口」。
 どちらも、選手たちが輝くよう指導されました。
 高校野球にのこした足跡は偉大な方です。お疲れさまでした。いつまでもお元気で

白道 / 2024-08-24 00:31:09 No.10458
 みなさま、こんばんは。いろいろありましたが切り替えていきましょう!

 今大会を少しだけ総括するなら、低反発バットの破壊力はわれわれの想像を超えていた、という夏の大会であった。それだけでいいのではないでしょうか。

 ただ、昔の高校野球に戻ったかというとどうか。本音は旧き良き高校野球に戻って欲しい、そう願っています。しかし今更そこに戻っても、高校野球が国民的行事の座に返り咲くとは思えないので痛し痒しです。差し当たり、もう少し様子を見る必要を感じます。
 というのは、選手が低反発バットを使いこなせているとは思えないから。つまり今大会の事象も一過性のものかもしれないと。来年の今頃まではじっくりと眺めていくつもりです。

 個人的な経験を並べると、まず物理的にボールが飛ばない低反発バットの内部構造以上に、直径が3ミリ細くなったことからくる心理面への影響が大きいように思います。平方でいえばそれなりになるし、今までなら少しでもボールに掠れば逃げられていたものが空振りになってしまう、この心細さ。芯を喰っても野手の間を抜けず好捕される以上にキツイのではないか?仮にカウントが浅くても思い切り良く振り回せない、そんな打席が多かったように感じました。ただし宇野、花田除く。

 次に記憶が暖昧なのですが、あの「ゼットパワー」が厚みを薄くし始めたのは私が高一
の81年だったかと。当時すでに金属バットなのに、凹んだだの割れる欠けたと言われていました。よく飛ぶという噂もあったけど、せっかく買ってもらったバットが駄目になるのは困る、という経済的な事情で私は選択肢から消していましたね。当時はまだ最大径の制限はなかったので、むしろ太くてバランスの良いバットを探したかな。
 ちょうどテニスもデカラケが出始め勢力図が一変したので、やっぱりボールに当たりさえすれば何とかなる、みたいなことばかり考えていたような。せっかく飛ぶバットが身近に出回っていたというのに、ほんまヘボ球児やったな。
                             (続きます)

白道 / 2024-08-24 00:38:23 No.10459
 でっ、やまびこ打線が猛威を振るうのは翌82年の夏。ってことは池田でも使いこなせるまで一年はかかっている。またあそこを境に「ゼットパワー」は飛ぶから使うぞというチームは急増しましたが、翌夏も池田に匹敵する打線を作れた高校は現れませんでした。身体作りもあるしやはり慣れるまでー年はかかる。
 そしてこの度の低反発バットですが、去年の春には出回っていて、試し打ちをするチームはあったし、北海は唯一神宮大会を新しいバットで挑みました。しかし結果は秋がピークでじり貧。先手を打って馴染もうとしたものの、アドバンテージはなかったよう。多くの高校も真剣にそれで打ち込み出したのは今年に入ってからでしょうから、やはりもう少し様子を見るべきかと。

 それと用具メーカーがこのまま黙っているのかというのもあります。どこのバットも飛ばないでは、ただでさえ耐久性が著しく上がっているので買い替え需要はなく、単価を上げたところでこのままなら商売の方もあがったり。バットの企画・開発・販売に旨味がなくなれば
ボール同様ミズノの独占になりかねません。なのでどこぞが抜け駆けをするはず、私の歪んだ心がそう嘱いている・・・。

 ただし高野連、そこを狙ってやったやろ、という気もする。ミズノの独占に誘導できれば、少なくとも飛ばない基準は守られる。各社が競い合うからこそ抜け道ができるのです。
 ミズノ一社になれば、清宮ボールのように細かいチューニングも高野連のやりたい放題。しかも秘密裏に。

 ヘンタイとして、各メーカーの出方も含めて注意深く見守る所存です。

 最後になりますが、やっぱあの校歌、キツかったっすね。

ミラクル3◆58d95f / 2024-08-24 21:03:44 No.10465
 こんばんは、白道さん。

 今大会は色々ありましたので、なかなか切り替えるのが難しいですが、早く切り替えたいです。

 低反発バットの破壊力は凄かったですね。ホームランがほとんど出ないばかりか、ツーベースやスリーベースも極端に少なかったですから。

 送りバントやスクイズが多用された時代は、旧き良き高校野球の時代でした。今大会は近年になくスクイズが多かったように思います。

 高校野球が国民的行事でなくなったうえに、夏の大会のフリー抽選、タイブレークの導入など、高野連は改悪ばかりしていますね。7イニング制などが導入されたら完全にアウトです。

 低反発バットによる心理面への影響ですか。さすがに深い読みですね。そこまでは気が回りませんでした。

 金属バットなのにひびが入ったと聞いて驚いたのは、79年の池田の山本選手でした。81年よりも前の話ですけど。

 池田は82年の夏に猛威を振るいましたが、「報知高校野球」の予選展望号では、「池田は打てなさ過ぎる」と書かれていました。ということは、82年の予選の頃にやっと使いこなせるようになったわけですね。

 高野連とミズノは癒着しているのでしょうか? すいません、金属バットのメーカーをあまり気に留めていませんでした。

 あの校歌ですか…。きつかったです。

 それでは、この辺で失礼します。いつもながら深い洞察力に感服いたしました。

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