日本ーウルグアイ(ラグビー)
大阪痛飲 / 2024-11-20 13:27:02 No.10707
ミラクル3さんこんにちは。

フランス戦は観られませんでしたが、ウルグアイ戦はJSPORTSでやりました。

ランク差通りと言えばそうで、2スコアリング以上つけてますので悪くはないのかもしれませんが、45ー14くらいで勝たなければいけない相手に見えました。

セットプレーのミスが多かったことが最大の要因でしょうか。
NZ相手等でも安定しているもの、何故ウルグアイ相手にできないのか。
メンバーが固定されておらず、コンビネーションが成熟していないのでしょう。

良かった点はハーフ、出ていた中ではベストプレーヤーのディアンズをカードで欠きながら崩れなかったこと。(これも自力差があった証拠)
ハーフがシンビンというのは非常事態なので、良くやり繰りしたという印象。

代表の試合以外は時間的に追えませんので、今回初めて知った選手なのですが、SO/FBの松永という選手が一対一に結構技術を見せて目立っていました。

「勝てる相手に普通に勝った。内容は良くなかった」がほとんどの方の見方ではないでしょうか。

この秋は残すはイングランド戦のみ。
「いっちょ一泡吹かせたるわ」といった強いメンタルで臨んでほしいですね。

ミラクル3◆58d95f / 2024-11-20 21:22:14 No.10708
 こんばんは、 大阪痛飲さん。

 すいません、ラグビーに関しましては情弱でして…。

 JSPORTSはラグビーファンには必須のチャンネルなのですね。

 コアなファンからしますと、スコアよりも内容が気になられるますよね。私も高校野球の試合においてそうですので。

 セットプレーのミスが多いとスコアに響くというのは、ラグビーに疎い私でもわかります。また、メンバーが固定されていないとコンビネーションが成熟しないというのもわかるつもりです。

 ハーフがシンビンを食らったのですか。それは正に非常事態でしたね。

 今、調べましたが、松永という選手は172㎝なのですね。天理大出身とも知りました。

 ニュージーランド戦、フランス戦、イングランド戦と、強い相手と戦えることは、強化という点からも有意義だと思います。

 それでは、この辺で失礼します。次回にワールドカップまであっという間でしょうね。

白道 / 2024-11-21 11:52:23 No.10715
大阪痛飲様

ウルグアイ戦の総括ありがとうございます。

私はフランス戦の直前にオッズを目にして言葉を失い、その通りの試合内容に自我崩壊、ウルグアイ戦は白い目をして眺めてました。一度も見直していません。

素人の分際でテクニカル面についてわかったようなことを書きたくはないので、試合前後での以下の二点について、

まず出陣前のドレッシングルーム、フランスは整理されていましたが、わが日本代表ときたら.....

ウルグアイ戦後のインタビューにて、苦戦の理由を問われた斎藤主将が「若いチームなので」.....

本当にエディのチームかよと。
都合の良いように勘違いしていないか。

闘いの前に身を清め身辺を整理するのは当たり前。フランスにできてなぜできない?

スタメンの平均年齢、日本代表26歳、ウルグアイ代表23歳
この事実をどう取り繕うよ?

27年はすぐにやって来る!
どうするエディJapan‼️

大阪痛飲 / 2024-11-21 23:15:18 No.10716
ミラクル3さん、返信ありがとうございます。

以前はJSPORTSだけで事足りたのですが、ラグビー視聴で最も価値があるのがNZの試合、RCS、6NとWOWOWにバレてしまったようでして。

今後も目についた選手、特筆すべきプレーなど書き込ませていただき、ミラクル3さんや見ている方々にラグビー情報検索の興味の一助になればと思います。

返信不要です。ありがとうございます。

大阪痛飲 / 2024-11-21 23:56:18 No.10717
白道様、いつもコメントありがとうございます。

ラグビーの普及・浸透には白道さんのようなラグビーを愛する方の叱咤激励と、当方のような元プレーヤーの戯言とのケミストリーが必要と最近感じます。白道さんらに反応いただいて初めて、駄文が情報に変わり始めるのだと。

いつにもまして日本代表に手厳しいですが、準備・姿勢はスポーツ、ビジネス、人間関係問わず基本ですね。

2015〜昨年までの日本代表の進歩にもっとも貢献しているのが外国ルーツのメンバーの定着だと思わざるを得ない旨、以前書きましたが、加えて、「国産にも好選手が揃った」とも書いたことを覚えておいででしょうか。

五郎丸、畠山、真壁、堀江、田中、稲垣、田村、中村亮そして福岡・・・思いつくだけでたくさん書けますが、彼らのような選手を見つけるためエディも大変なのでしょう。

白道さんは立川に言及されていましたが、恥ずかしながら私が彼を初めて知ったのがあのブライトン。世界のCTBと戦うには余りにもサイズ不足に見えた彼が、低い姿勢で猛然とクラッシュを繰り返し、時に匍匐前進のように前に出ていたプレーに非常に心を打たれたことを思い出します。

そして、大会後のNumberの特集号に立川をフィーチャーした記事を目にして、自分の観る目もまあまあなのだな、と感じました。

その記事はこうタイトルされていました。「地を這う献身」

恐らく、白道さんが日本代表に期待しているのはあの時の立川のようなプレーなのでしょう。

ウルグアイ戦は色々課題の多い試合だったので、まだ書こうと思います。

長々失礼しました。

大阪痛飲 / 2024-11-22 00:08:44 No.10718
蛇足ですが、2019年の大躍進の際、私は再三「中村亮土が好選手」的なことをこちらに書き込んだと思います。

その際、「4年前も立川と言う素晴らしい選手がCTBを守っていた」と書いた記憶があります。

その頃の書き込みはもう見られないのでしょうが、懐かしいですね。

大阪痛飲 / 2024-11-23 18:04:41 No.10721
ウルグアイ戦についてもう少し書きます。

セットプレーのミスが多かったことはネット上で散々指摘されていますが、真剣に日本代表の試合を観だしてからずっと気になっている点について。

前半18分にこんな流れがありました。ラインアウトからペナルティをもらい、キック。
これがタッチを割らずにカウンター→キック・・・から失PG。

単純になるべく奥からマイボールLOをしたい、は解るのですが、タッチ切らないでどうすんだと。このプレー、キッカーをこき下ろす意図はありません。
「日本代表には諸外国のようなロングブーツがおらず、また精度も低い」

現在、極力キックをしないアタックに徹している節はありますが、キックの長さや精度がないから採りたくても採れない方向性なのかな、と感じてしまいました。

最近加わった「50-22」というルールがありますが、日本が喰らわせたシーンを見たことがありません。

恥ずかしながら、代表の観られる試合を観るだけのレベルなので、国内にどんな代表候補の選手がいるのか全く分かりませんが、キック力ありきでFBはセレクトしたらどうなのかな、などと考えます。

ただし、無いものねだりかもしれないとも思います。
種目違いですが、一昔前にある日本のプレーヤーがNFLのチームに残れそうになったことがありました。その際、ある著名な解説者がこんな蘊蓄を垂れていたことを思い出します。

「日本の選手とアメリカの選手とで、最も差を感じるのはキッカー、パンターだ」

届かなければ、入らない、ではないですが、飛ばないもの細工の仕方が難しいのかなと感じています。(当方は選手時代はFLで、キックどころかハンドリングの悪さがチーム1、フィットネスと守備で試合に出ていたクチで、キックを語るレベルにはないのですが。)

白道 / 2024-11-26 21:51:19 No.10742
 大阪痛飲様
 こんばんは。ウルグアイ戦の解説ありがとうございます。

 イングラドとの待望の一戦も終わり、個人的に注目のドレッシングルーム対決は引き分けでした。日本側はエディがウロウロしてたので、整理されたのかもしれません。勝負度外視でこの対決が引き分けに終わったのは収穫です、やれやれ。
 強豪国との戦い方などテクニカル的な総括は、無責任ですが大阪痛飲様にお任せするとして、私の立場は空回りしながらもSNSを通じてラグビーの魅力をお伝えすること(多分)。今年度の代表の闘いを終えた今、何から発信すればいいのか迷うところです。
 このAN、Tier1と試合ができたことに意義があったと思います。十年前はマッチメイク以前に相手にもされていませんでしたから。特にアウェイでは。このひと月で選手の経験値は間違いなく高まりました。
 とはいうものの今回の結果で、もう来なくていいよと言われないか心配です。ただ先週、イングランド協会の去年度の決算の発表があり酷いもんでした。ジャパンマネーは絶対に必要だけど、日本と試合するとチケットを大幅に値引きしないとお客さんは入らない。日本には来てくれるでしょうが、 トゥィッケナムではもう試合はないかもしれませんね。

 ラグビーが素晴らしい競技である、私としてそこは絶対に譲れません。でもそれならオールブラックスのラグビーを観れば良いだろと言われると二の句が出ない。やはり、日本のラグビーに見どころがあるからこそ、一度でいいからぜひ観てやってよ、そう言えるわけです。しかしコロナ以降、日本代表の試合をライトなスポーツファンが観て、果たしてワクワクできるのか実に微妙です。
 誤解なきよう申し上げておくと、エディの手腕、そして現代表選手の選考に対していささかの疑念も抱いておりません。指導者も含めてあいつを連れてくれば、などというのはまったくない。今の日本代表がベストです。
 でもそれだけにこのひと月、日本ラグビーの天井を見せつけられたようでキツかった。また毎試合後に感じる、このすっきりしないものは何なのか? 胸のつかえにも似たこの感覚を解消すべく、対ウルグアイ代表にだけに絞ってオタ的視点から事実を重ねながら検証してみます。きっとその先には心躍る日本代表のラグビーがあるはずと信じて。

白道 / 2024-11-26 22:02:15 No.10743
 14年の夏のサニックスユース交流大会に、ウルグアイの高校が初参戦しました。
 結果は初戦で東福岡に圧倒されています。東の面子は1.5本目といったところ。それでも勝負にはなりませんでした。
 ウルグアイ国内にはラグビー部のある高校は十校ほどで、グラブチームも一つしかないとのことでした。十年前の話ですから、ジュニア世代のラグビー環境は今もそんなに変わらないでしょう(ここは想像)。
 翻ってわが日本はどうか? 東福岡と措抗できるレベルの高校が四つ、五つあって、大学には伝統校や強化に乗り出した新興校など併せるとゆうに二十は強豪チームがある。いずれも留学生の受け入れにも熱心です。
 そして仕上げはリーグワン。W杯で活躍したスター選手が各チームに普通にいる。それはカテ2でも同様。
 日本代表の選手たちは、それらの環境で年代ごとに操まれて、着実にステップアップを果たした選手ばかり。
 ではなぜこの二つの国のトップ、すなわち代表チームがテストマッチで闘うとあんな内容の試合になるのか、私だけではなく多くの方に消化不良を感じさせるのはまさにここでしょ。
 簡単には結論づけられませんが一言で申し上げるなら、「成長曲線」に課題があると思うのです。

白道 / 2024-11-26 22:14:46 No.10744
 日本は高校ラグビーなら文句なくTier1。
 この世代までならアルゼンチン、イタリア、スコットランドなどといい勝負をします。
 実は三十年以上も前からすでにそうでした。
 90年度(増保主将)、96年度(大西将太朗主将)の高校代表は全勝でスコットランド遠征を終えています。最近もアイルランド遠征で五分以上で闘ったはず(少しうろ覚え)。
 ところが去年のU20W杯では全敗で最下位。トップカテゴリーから陥落。それ以前はトップカテゴリー入りすら難しかった。つまり高校レベルではTier1なのに、卒業して二年でその位置を維持できなくなる、ということ。
 先日も書き込みましたがウルグアイのスタメンの平均年齢は23歳。彼らが18歳の五年前、恐らくその世代の日本代表と試合をしても勝負にはならないと思う。
 ところが五年でほぼ追いつかれます。
 「成長曲線」に問題があると思いませんか?

 以前も書き込みさせていただきましたが、私は大学ラグビーにメスを入れるべき時が来たと考えます。そこは既得権益の塊と化していて、十年前のあの怖いもの知らずのエディであっても手を出せなかった分野。すっかり丸くなった今のエディはこの国の掟を弁えてしまったのか、もう手を出す気配すらありませんね。それは矢崎を遠征に帯同させなかったことでも伺えます。

 19、20歳のラガーマンたちに世界の同世代と競い合える環境を用意する。それだけで日本ラグビーは大きく変わると信じます。

 「サイズはないけどスキルフルで素早く、意志統一されたラグビー」
 これは97年3月、帰国間際の高校日本代表に対して、どうしてももう一試合してくれとスコットランド協会から頼みがあって、その試合にも勝ち切った後、同国の高校代表監督が日本チームを称えた言葉です。
 大学ラグビーをもっとオープンにすれば、このラグビーの体現が可能になるはず。
 私がもったいないというのはまさにここなのです。

大阪痛飲 / 2024-11-27 13:13:34 No.10745
白道様こんにちは。

全世代の日本ラグビーについて精通されておられ、スゴイの一言です。
高校代表までは世界レベルというのも初めて知りました。(そもそも最近までは“やる専”でしたので)

成長曲線の話ですが、個人的見解を。
レベルが上がれば上がるほど身体能力の高さ✕技量✕遂行力の値に差が出るタイプのスポーツ故、「フィジカルの成熟が占めるウェイトが低い若年のレベルに於いては充分技量とスピードで勝負できている」
というように思えました。(身も蓋もないようですが、年齢の上昇に合わせ、抜き去られる宿命とも・・・)

半分は当てはまっていると思います。そこに原因がないのなら、外国ルーツの選手に頼る必要がない。
ではもう半分は?ですが、白道さんが仰るような育成プログラムで値の乖離を埋めていく必要があるのでしょう。

以前のお話同様、高卒のタレントが大学ラグビーを経ずに強度が上がるのか?わからない部分なのですが、特待生扱いでリーグワンや代表クラス、なんならスーパーラグビーに混ぜてもらえる・・・ようなドラスティックな変化を、と白道さんは考えておられるのでしょう。

あまりのフィジカル差に成長以前に壊れてしまう可能性は大きいようにも思えますがが、現在のプログラムで18歳以上から急に力関係が逆転している事実は事実。

中学→高校の段階で別種目のアスリートを横取りするようなリクルートを行い、「ミライ15」を50人くらい確保、高校は居住地でプレーさせてから4年かけて「白道カリキュラム」に放り込む・・・とか。

書いていて決定的に欠落しているな、と感じるのは、「アイコン(大谷翔平的な成功者)の不在」
綺麗事では子どもたちがラグビーを選ばない、親が勧めない。

「ラグビーで成功すれば、一生食っていける」
プロモーションの形が良くてもこの実がなければ子どもが集まるイメージが湧かない。

真剣に考えると結構楽しいですね(笑)

白道 / 2024-11-28 00:02:08 No.10748
大阪痛飲様

返信感謝です。
96年度の高校日本代表は私のベストチームです。
あの面子で大学、社会人・トップリーグを経て07年のW杯での8強入りを夢想したものです。これ以上は言いませんが。

「あまりのフィジカル差に成長以前に壊れてしまう可能性は大きいようにも思えます」
私も二十年前までは同じ思いでした。Tier1やアイランダーの選手とはベースが違うと。なので特に成長曲線について意識せず、時間がかかってもどこかで追いつけばいいと思っていました。つまり大学経由は常道だと。
考え方が変わったのは、近年の急激なルールの変更です。スクラムがホールドーエンゲージからセットーバインドへ変わったことが良い例ですが、接点での極端な負荷・ダメージが軽減されたり整理されたのが大きかった。
00年代までのW杯を見直すと、肩より上へ手を掛けられたりタックルされたり、ジャージを掴まれ振り回されたり、ベースの違いを思い知らされるシーンは多く、それらも一掃されました。
つまりルールは選手保護へと舵が切られ、結果として日本人に寄せて来た。
これならなるべく早く世界を知った方が良い、同じ世代となら特に、そう思うようになりました。
高校代表の主軸選手などは大学入学後すぐに頭角を現します。となるとラグビーは格闘技ですから、そこでやることはもうないのです、たぶん。
高校から即プロは難しくても、リーグワンへのアーリーエントリーの道筋は早急に整備して欲しい。
ただしそこはあくまでも本人の意志。早明戦をモチベーションにプレーするのもありですし、一流企業のサラリーマンもきっと魅力的に映るのでしょう。NPBの志望届的な手続きで選手に意思表示をさせるべきでしょう。また腰掛け容認の大学のみがそれを受け入れるべきだとも思います。
なんにしても、まずは選手を受け入れるリーグワン側が育成を大学に丸投げしている点を改めてもらわねばなりませんが。

「ラグビーで成功すれば、一生食っていける」
ここをどうクリアするかでしょうね。リーグワンが早く完全プロ化して、興行として利益を最大化すべくハードルは高いですが挑戦して欲しい。保有選手の多さや公式戦の少なさを逆手にとって、Jリーグをロールモデルにするのではなく、夢は大きくNFLを目指して欲しいものです。

大阪痛飲 / 2024-11-28 12:47:17 No.10749
白道様コメントありがとうございます。

怪我防止のためのルール変更→フィジカルに劣る国に有為な状況・・・ということですか。一理あるかもしれません。

お話しを伺って、現行の建てつけのまま4年ただただ日本の大学リーグだけでプレーするのはさすがに長いな、と思いました。
日本代表〜国際レベルのための身体作りだけで言えば、2年でいいかもしれません。

最近観ている限りでは、大学生で代表入りは矢崎だけでしょうか。
彼があと2年を白道カリキュラムで過ごせば、押しも押されもしない日本のトッププレイヤーになれそうですね。

矢崎と言えば、NZ戦のマッケンジーに捕まったシーン。あれをちぎっていれば、ワンシーンとてどれだけ留飲が下がったことか。
こちらに書き込んだ66分のライリーのLB→矢崎にラストパス・・・でしたが、マッケンジーに限らず南半球のHBは本当に独走によく追い付く。

あの場面はNZのラインアウトミスからのアタックで、DFラインが足りていると見てマッケンジーが下がったから追いつけた(セットからの二線防御とは違う)節もありますが、国内大学でなら、矢崎は触らせもせず走り切ったのでしょう。

ところで、白道さんも先だって二線防御と言う表現を使われていましたが、これは今でも現役の用語なのでしょうか?
当方がプレーしていたころは普通の言葉でしたが、今はDFのアサインもかなり変わったり複雑になってそうなので。

白道 / 2024-11-29 12:23:11 No.10750
 大阪痛飲様

 二線防御が現役用語か、微妙ですね。
 われわれは試合の前日なら言葉として出ていたかもしれませんが、試合中にそれを意識できたことはないと断言します。その程度のレベルでしたね、ええ。
 確かに今はもう使わないかもしれません。チャンネル3へのケアでしょうか。
 今はディフェンスを横の線ではなく、縦のライン・レーンで管理しているようですね。
 いずれにしてもチャンネル3で裏に出られてもそこに対応できる三列は一流だし、そこまで追いつけるHBも見事だと思います。

 「ラグビーで成功すれば、一生食っていける」
 日本代表が強くなるにはチームも選手も稼げなくてはなりません。
 しかしてそのハードルは高い。ビジネスとしてのラグビーの可能性、なるべく多くの方に興味を持っていただきたい部分です。
 ヨーロッパはフランス以外、各協会ボロボロですが悪い話ばかりではないので、日本ラグビーの将来について私案をまとめてみます。

白道 / 2024-11-29 13:42:58 No.10751
 悪い話ではないと書いたのは、Top14やプレミア、URCとは別に新リーグを創設するという構想があるからです。先々週だったか記事になっていました。
 パトロンはアメリカとオイルマネー。すでにスコッツのラッセルが契約したとか。
 まぁ眉唾ですがCVCしかり、こういう記事が出ること自体、ラグビーが金になると考えられている証拠。マーケットの潜在能力よりも過小評価、もしくは安く叩ける、今が買いと思われているという流れではないかと。
 実際W杯の盛り上がりは、紛うことなくFIFAW杯、五輪に次ぐイベントとして世界に認知されているわけですから、まだまだラグビーも捨てたものではない、ということです。

大阪痛飲 / 2024-11-29 17:04:38 No.10752
白道様返信ありがとうございます。

二線防御はやはり四語ですか(笑)
選手時代からこの間数十年、特にたくさんの試合を観てきたわけではないので、余りにも古い常識で書き込んで現在の使用言語とかけ離れていたら恥ずかしいな、と思いあたり。教えていただきありがとうございます。
確かに、「チャンネル」という表現は聞きますね。スタンド〜1セン、1セン〜2センの間とかいう意味なのでしょう。何しろ、ブレイクダウンは「接点」、セットピースは「セットプレー、セット」、ジャッカル・ターンオーバーに至っては「カッパギ」の時代ですから。新しいラグビーファンがこちらを見られていたら、コイツは本当に元プレーヤーかと疑われるなと(笑)

また、各国協会の話ですが、私には分からない単語が多く、コメントできません。すみません。

白道 / 2024-11-30 22:19:38 No.10753
大阪痛飲様

 「スタンド〜1セン、1セン〜2センの間」
 チャンネルは同じ感覚だと思います。

 「各国協会の話ですが、私には分からない単語が多く」
 すいません。文字制限があるので結構省略しまくっています。言葉足らずで申し訳ない。
 Top14=フランスのラグビーリーグ。唯一上手く回っています。
 プレミア=イングランドのラグビーリーグ。結構な赤字続きです。
 URC=愛、薊、威、伊、南アの混合リーグ。ここも赤字です。伊が急激に強くなったのはこのリーグを上手く利用しているから。
 CVC=06年にF1の株を買い占め、放映権を釣り上げて17年に倍以上で売り抜けたいわゆる輩。日本でTV中継がなくなったのはこいつらのせい。現在6Nとイングランドのラグビーリーグの株の1/3を保有中、たしか。

 豪はもちろんNZ協会すら経営を危ぶまれており、コロナ以降ラグビー不況は続いております。
 しかしそんな中、新リーグ構想や、依然CVCが関わり続けているところをみると、上がり目は十分にあると思います。特にCVCは利に敏い連中なので、31年のアメリカW杯直前に売り抜ける算段ではないのか。オイルマネーも含めてラグビーにとって決して良い話ではない反面、悪い事ばかりではない気もします。

 では12/21開幕のわが「リーグワン」はどうか?
 ケチをつけるのは簡単過ぎてあまり言いたくはないのですが、東京ベイなんちゃらが複数出来上がったり、リーグの大半が東京近郊に集まったりと、まるで昭和五十年代のパリーグのノリで、地域密着や集客が上手く行くわけないでしょと。せっかくの失敗事例だというのに、結果的にそのまんま同じことやってる。
 サッカーを真似て自治体と組もうにもJリーグには六十もチームがあるので、目ぼしいところは食い散らかされた後。だというのに各チーム、箱を用意してくれそうな街を探し彷徨っています。
 比較的優等生のクボタですら、ホストエリアが江戸川区・中央区、千葉県市川市・船橋市・千葉市・市原市・成田市と、何がしたいのかさっぱ判りませんわ、私には。
 書いていて虚しくなるばかりですが、「ラグビーで成功すれば、一生食っていける」をどう実現するのか、ラグビーのプロリーグについてもう少し考えてみます。

大阪痛飲 / 2024-12-01 17:01:01 No.10754
白道様ご丁寧な解説ありがとうございます。言語で分かっても、やっぱりよく分からないといいますか(笑)それにしても本当に深いところまで良くご存知でスゴイですね。

実際のプレーとは関係ないのですが、ネット上で「テストマッチを若手の経験の場にさせるな」とのエディ批判を目にしましたが、当方は「?」と思いました。

WCをマイルストーンに、4年がかりで成功、進歩を見せてやっと世論に「ラグビーいいでしょ?」と言えるもの、NZやイングランドなど完敗して普通の相手に負け続けただけで「方向性が・・・」みたいな風潮は第一回WC後のNZ来日の際の試合や145―17を知らないからでは?と感じます。

30年間で信じ難いほど日本ラグビーは成功、進歩を見せてくれたと私は見ているクチです。
今の選手は正直我々世代とは比較にならないほど上手い、速い、よく走る。それでもNZらがさらに上だというだけ。

15〜23までの「善戦」は「国産にも好選手が揃った」✕外国ルーツのいわばチームにいいコーチングが加わったもので、日本のようなラグビー後進国にとっては中々継続できない高いレベルの結果。

4年に一度、世界に、国内にアピールするためにはテストマッチなど「高度な練習」にすぎないと私は思います。

白道さんはいかがお考えでしょうか。

白道 / 2024-12-01 22:11:29 No.10757
 大阪痛飲様、こんばんは。
 返信ありがとうございます。
 日本代表の現在の立ち位置へのご意見、私も同感です。
 今年勝てる戦いを落としたのはジョージア戦だけ。エディ解任を叫ぶ方は、イングランド相手にどうして勝てないんだ、と吠えているのでしょうか?
 16年の対ウェールズ、17年の対フランスは当時のベストメンバーで闘っているので、今回の遠征と一緒にしてはいけません。
 ただ、組織的なディフェンスが機能していない点にストレスを感じてはいます。たとえばウルグアイのFWにショートパスを繋がれてどんどん後退する場面であったり、イングランド戦後、梶村に「ディフェンスの指示が降りてこない」などと言わせてしまった点など。斎藤や竹内が「やるだけ」と言ってるのに、三十前の君が言うなと。

 お言葉をお借りするなら「テストマッチなど「高度な練習」にすぎない」です。仮に大敗するにしても質の高い練習ができれば御の字。ただし次のマッチメイクに結び付く闘いはして欲しかった。

 この「30年間で信じ難いほど日本ラグビーは成功、進歩を見せてくれた」、というのも同じ見立てです。
 ただし一点だけ異なる部分があって、それは、
 「今の選手は正直我々世代とは比較にならないほど上手い、速い、よく走る。」
 この”速い”の部分。
 ”上手い”、”よく走る”とは感じますが、純粋な”速さ”は昔の選手の方があったのではないか?
 この三十年、花園をウォッチしていますが、福岡以降、こいつは速いという選手はお目に掛かっていません。矢崎を初めて観た時も、それほど驚きはなかった。伊藤も良かったし。
 80年代後半から90年代は無名の高校生ラガーマンが10秒そこそこで走ったり、大阪の100m決勝に勝ち上がるような選手もいました。ここのところその手の話をまったく聞かなくなった。
 高校野球では、やれ中学時代にサニブランに100も200も勝ったとか、桐生を差したとかジュニアオリンピックだとか、普通に最近も耳にするのですが。寂しい限りです。
 優秀なアスリートがラグビーを選んでいない。結局、ラグビーで食えるか、そこに尽きるのでしょうね。

大阪痛飲 / 2024-12-03 17:19:13 No.10758
白道様返信ありがとうございます。

白道さんも概ね同じ見解ですか。
自分の見立てがおかしいのかと不安になりまして。ミラクル3掲示板の深緑郎こと白道さんに賛同いただければ安心ですね。

ネット上も白道さん同様、DFを問題視する声が多いですが、若い代表選手のボヤキは別として、単純にキャリアに差し込まれるケースが浅いフェーズから複数回起きて、少しづつ下がりながら守っているので、それは余りにも時間の問題で・・・。

何がいいたいかと言えば、各局面の接点で
①後退せず止める②ボールのコントロールを奪う
倒し方ができていない→完全にフィジカルに負けているの積み重ねに見える、ということです。

この「劣り方」が一番埋め合わせが難しく、どれだけカバーディフェンスが速くても、そのままインゴールになだれ込まれてしまいます。(ティア1国の選手はタッチ際の一対一が非常に上手い、強い。NZ戦の失トライを見返していただければお分かりになると思います。)

じゃあ、痛飲、どうすればいいって?と色々な方の声が聞こえてきそうですが、これは上記のような進まれ方を阻止するよりありません。

最近はコリジョンと言う言葉が色々なスポーツで出てきますが、コリジョンに勝つしかない。個人的に一番日本代表に見習ってほしいと思うのは意外かもしれませんが、南アです。NZ戦を多く観てきた経験で言えば、連中のDFラインのスタートはかなりの場合でオフサイドに見えます。
でも、ほとんど笛はならない。試合序盤で笛がならなければ、多分ずっとならない。そういった見立てもスゴイですが、ギャップなく全員が猛然と前に出る速さ。あれこそ超速。

組織DFとは局面ごとの細かいアサインのように思われる方が多いかもしれませんが、それはサッカー、バスケ、アメフトの話(マンツー、ゾーン併存)
ラグビーは余らせないように少ない手数で止め、余らせないように15人全員がカバーに走り続けるのがベース。

・フィットネス拡充
・コリジョンの強さを磨く
・南アのように常にギャップをつくらないDFライン(つまりどの局面でも倒したらすぐ立つ、スペースを塞ぐ)

攻撃面だけ超速と言っても不毛なのは明らか。次年度はDF強化、というのは白道さんや世論と同感ではあります。

白道 / 2024-12-04 20:36:31 No.10759
 大阪痛飲様、こんばんは。
 二代目深緑郎、ありがたく襲名いたします。

 「ディフェンスだけで勝てる世界唯一の国」
 これはエディが南アフリカを称えた言葉。

 「連中のDFラインのスタートはかなりの場合でオフサイド」
 仰せの通りです。
 がっ、
 「ほとんど笛はならない。」
 これはラグビーの妙と言って良いでしょう。

 19年のW杯、プールCの注目の一戦、仏 vs アルゼンチン、私的にベストバウトなのですが、終盤はほとんど笛が鳴らず、どちらもオフサイドしまくりでした。
 主審はガードナー。次回のW杯の決勝の笛は、彼かオキーフと言われる気鋭。
 因みにあの笛の傾向を見て、日本はアイルランド戦でのDFラインの上がりを早めたと聞きました。いうまでもなく「エコパの奇跡」のレフリーも彼だったからです。

 私がラグビーの魅力を周囲に語る際、ラグビーは格闘技で、そしてフィギュアスケートの要素もある芸術なのだと暑苦しく語ることにしています。
 二十数年前、全盛期のフィギュアスケートには「技術点」、「芸術的印象点」の二種類が採点ルールとしてありました。冒頭のなぜ南アフリカのディフェンスのスタートの早さがペナルティーにならないのかの答えは、恐らくレフリーや線審への「印象点」の高さにあるのでしょう。
 最初の10分間、一糸乱れぬラインの上がりを超速で見せつけることができれば、それはまさに芸術。レフリーはもちろんのこと、その技を観衆にまで刷り込めたら、恐らく試合を通してずっと笛は鳴らない。
 仏 vs アルゼンチン戦でガードナーや線審が沈黙したのは、目の前で繰り広げられる闘いがあまりにも壮絶で、そして美しかったからでしょう。
 同様のことがフィギュアスケートでもあって、金髪碧眼の美少女が、難易度は低いが華麗なループジャンプを何度も決めたなら、あえて誤解を恐れずに言えば、アジアの女の子が果敢にトリプルアクセルに挑戦した演技よりも、「芸術的印象点」をもって上回るのかもしれません、今は知らんけど。

白道 / 2024-12-04 20:55:11 No.10760
 ラグビーは欧州のスポーツですから、レフリーの印象が試合へ及ぼす影響は、われわれが思っているよりも大きい。
 でっ、そういった点を日本代表へどうフイードバックするのかですが、私は痛飲様が指摘する、
 「各局面の接点で ① 後退せず止める ② ボールのコントロールを奪う」
 「コリジョンに勝つ」
 の①の難しさとコリンジョンでの敗北は、特にTier1と闘う場合はある程度織り込むべきかと。
 「ブライトンの奇跡」の入りの10分、日本は南アフリカにゲインラインを何度も突破されましたが、インゴールを許さないばかりか、確か三度ターンオーバーに成功しています。
 あの時の観客の反応、そしてレフリーはどう受け止めていたか。
 「あれっ?? 日本ってやるぞ、これは違う!」
 その雰囲気がスタンドだけではなく、ピッチ上も覆い始めていました。
 あの前半10分で、主審のガルゼスさんの篭絡に成功したと私は見ています。
 つまり選手の圧という点ではベースが違うので、①の後退は認めコリンジョンで負けても、②は必ず意識し狙いを澄ましどこかで仕留める。まぁ簡単ではないんだけど・・・・。
 アメフトなら何度もファーストダウンを奪われるのはゲームの流れとして良くないのですが、ラグビーの場合、徳俵に足がかかるまでに敵の勢いをいなせば、スコア、そして印象としても悪くはならないのではないか、そう思う次第です。

 最後になりますがラグビーにおけるフィギュアスケート的魅力をもう一つ。
 同南アフリカ戦、後半29分に繰り出した、コールサイン「府中12内」。
 あれはラインアウトのスローワー、キャッチャー、リフターも合わせ、囮の小野、 トライを奪ったFBの五郎丸、余ったウイングの山田まで含めて、総勢11人で演じきった、それも今にも割れそうな薄い氷の上で、最高難易度の技を交えてボールを繋ぐ、日本が編み出し世界に披露した至極の演技だと私は思っています。

大阪痛飲 / 2024-12-05 15:11:01 No.10761
白道様返信ありがとうございます。

格闘技✕芸術点ですか、力の入った文章から、「ずっとこれが言いたかった」といった思いが感じられますね。
また、今回の白道さんの力作を読まれた方はブライトンの南ア戦を観てみたくなるのではないでしょうか。

コリジョンに負ける、差し込まれるをある程度折り込んで、とのことですが、当方の見方は若干異なりまして、1〜5フェーズくらい集中して超速で詰めるDFができれば、自動的に攻撃側がフィジカルでのしていくようなシーンは減っていくと思っています。南アの超速ラインの話はその部分で、「ボールを受けてからの加速をさせない」≒それくらい線で迫る守りが求められると。

ひとつ元プレーヤーとして経験則をお話しするなら、一番タックルするのが難しいのは?
トリッキーなH団でも大きくスワーブを切るバックスリーでもありません。膝を高くあげて真っ直ぐに突っ込んでくるLOです。

逆に最もタックルに入りやすいのは?背中を向けたハーフではありません。ボールを持って棒立ちのタイトファイブです。

何がいいたいかと言えば、線で詰めるスピードとタックルそのものの精度を上げることが南アのような怪獣軍団に対してもNZオール“バックス”に対しても、求められる改善ではないか?ということです。

「何とか1〜5フェーズ間相手のアタックをスローダウンさせる踏ん張り」が求められる。
パワーとはスピード✕ウェイト、フィジカル差をそのまま試合展開に反映されないために最も大事なことではないかと思います。

白道 / 2024-12-05 22:33:26 No.10762
大阪痛飲様

返信ありがとうございます。
「ずっとこれが言いたかった」
図星です。ラグビーの醍醐味を伝えるためにご用意いたしました。これからも暑苦しく伝え続ける所存です。
繰り返しますがあの必殺「府中12内」。ディフェンスだけで勝てる南アフリカ相手に、誰一人ジャージに触れさせもせず、総勢11人でボールを繋いでトライを奪った。いや、あの怪獣軍団にジャージをほんの少しでも触られたなら、その時点で破綻するミッションでしたから、まさに薄氷の上を見事に渡り切ったデザインプレー。ぜひともご覧いただきたいものですね。

「1〜5フェーズくらい集中して超速で詰めるDF」
私もそれがベストだと思います。
目指すべきはアイルランド戦、スコットランド戦の魂のディフェンスの再現。オフサイドぎりぎりにDFラインをギャップなく全員が線となって猛然に前に出られるか。そのためにフィットネス拡充とコリジョンの強さを磨く、という整理でよろしいでしょうか。
80分間それをやれというのではなくて、まずは入りの10分、5フェーズまででいいから、一糸乱れぬ超速のDFラインの上りを魅せてもらいたい。

また昨日書きそびれましたが、レフリーの印象点を高めるにはノーペナが前提。日本代表のDFの上りが少々オフサイド気味でも、見て見ぬふりをしてもらうための工夫も必要となるでしょう。
各レフリーの癖や味、強み弱みを分析してもらいたい。返す返すもガルゼスさんとの相性は抜群でした。彼は確か今、フランスのディフェンスコーディネーターだったかに就任していたはず。引っこ抜けないですかね、まじで。

最後になりますが去年のアルゼンチン戦、なぜあの魂のディフェンスを再現できなかったのか、そこの検証が必要だと思うのですがいかがでしょうか?

大阪痛飲 / 2024-12-06 15:36:24 No.10763
白道様コメントありがとうございます。

DFに関する当方の考えは概ねまとめていただいた主旨です。

レフリングまで網羅とは本当に恐れ入ります。やはりファンでもオタクでもなく深緑郎の領域まで到達されていますね。

昨年W杯の日本ーアルゼンチンについて、とのことですが、
・ファカタバのHRトライ
・ラピースがシンビン喰らった
・相手WTBにハットトリック喰らった
・終盤までカラーを出し合い競った
・キックチェイスが薄く、大きなカウンターを喰うシーンが散見
・・・

1年前のことなので、断片的に上記のようなことが思い出されますが、直近のタコ殴りにされたような内容とはイメージが重ならないといいますか・・・。

確かに、2大会連続のファイナル8入りが断たれた悔やまれる試合ではありましたが。
何かまた一家言お持ちの試合でしたでしょうか。

白道 / 2024-12-08 22:39:14 No.10764
大阪痛飲様

返信遅れてスイマセン。
手短にですが、アルゼンチン戦の分析って経験者では無ければできないと思っています。
理由はいくつかあるのですが、素人目線ではあの試合、文字通り「絶対に負けられない試合」でした。8強が掛かっていたし、日本時間のゴールデンの試合でもあった。つまりラグビーがこの国で最も注目される一戦で、いわばプロモーションも兼ねていた。
点の取り合いでは勝てない以上、ディフェンスがカギを握ることは明白。アルゼンチン戦だけは、あのアイルランド戦、スコットランド戦の気合の入ったDFラインの早い上りがの再現があると思っていました。がっ、そうでもないように映った・・・・。
勢い素人的には何故四年前にできていたことができなくなるのか、となってしまう。メンバーはそう変わらないのにと。このあたりの事情が判らないわけです。
我儘を言えば、時間がかかっても構いませんので分析いただければ幸いです。

先週いろいろとネタを探していたら、ラグビーのこれからについて良い話がありましたので、お伝えできればと思っています。

大阪痛飲 / 2024-12-09 20:45:17 No.10766
白道様返信ありがとうございます。

経験者とは言いましても、あまり買い被られては恐縮です(笑)

幸い、件の試合は保存してありますので、これを気に見返してみようと思います。

何か気の利いた見解が示せたらいいのですが。

今後も白道さんならではの書き込みを期待しております。

白道 / 2024-12-20 15:13:38 No.10777
 大阪痛飲様
 前回「ラグビーのこれからについて良い話が」、などと思わせぶりに書いておいて、間隔が空いてしまいスイマセン。
 良い話というのは、すでにご存知かもしれませんが、W杯日本開催再招致に向け前進した、という件です。
 私が与太話として書くよりも、大手メディアが正式に記事として扱ってからお話しした方が、信懸性が違うので時間を置きました。ぬか喜びというのが一番いけませんから。お互い阪神ファン、そういうので何度も痛い目に遭っています。
 でっ、先週日経がようやく載せてくれたのですが、まったく他のメディアの後追いがないのですよね。そこは少し心配。13回、14回なので開催は35年か39年、まぁそこまでわれわれが元気でいられるかなんですがね。
 記事の通り、先月行われたWRの会長選で日本の3票がキャスティングボードを握っていたようです。ただしこの話はややこしくて、新会長に決まった口ビンソン氏(豪)ではなく、前会長のボーモンドの秘蔵っ子ウェッブ氏が副会長に収まった点が日本のこれからに繋がると思われます。ここからの四年間無風であれば、気の長い話ですが十五年以内に日本開催はある、そう思って良いでしょう。
 でっ、実はもう一つラグビーにおける快挙がありましたのでご報告いたします。
 先月のテストマッチ、フランスで開催された 仏vsN Z 戦の視聴者数が、翌日に行われたサッカーネーションズリーグ、伊vs仏 戦を大きく上回りました。約730万人対し510万人。これはかなり大きな出来事だと思います。
 サッカーフランス代表はF I FAランキング2位。ヨーロッパでは1位。一方のラグビーフランス代表のランキングは4位、北半球でも2位。格付け上はサッカーが上。ましてイタリア-フランスは伝統の一戦。それを対NZ戦が軽々と上回った。全黒の世界的な人気は判りますが、視聴者数でこの圧勝までは読めませんでした。
 因みに先月初めにパリでの対日本代表選の視聴者数は500万強。あんな大味な展開なのに、こちらも伝統の一戦に肉薄しています。
 もはやフランス人が最も愛するフットボールはラグビーだと言って良いでしょう。
 コロナ以降、本場欧州でもラグビー不況が長らく続いていましたが、フランスが良い流れを作ってくれました。それはイギリス四ヵ国に伝播するはず。6Nが今から楽しみです。

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