まずチケット。
今回、友人の都合と私の事情(寒い日の観戦は勘弁)で、なかなか日程が決まらなかった関係で、チケット販売サイトをほぼ毎日覗いていました。
お気づきのように初日から寂しいスタンド風景が映し出される試合が多いのですが、サイトでは意外にも、当日分となると内野はアルプスも含めて常に sold out が続いています。買えるのは外野か一番高いバックネット裏だけ、という日も多かったです。
ただし、私も怠情なもので、昼頃になってようやくサイトを覗くものですから、朝一でチェックしていれば違うのでしょうが。
二松と青森山田の前評判が高いのが気になります。両監督ともアレなんで・・・・。
市原さんは言わずと知れた甲子園どころか予選も含めて参加型の代表的な監督。
今回も
「エラーしないこと、四球を出さないこと」
などと当たり前のことを言って選手に余計なプレッシャー掛けています。
兜森さんについては個人的に、”Nextモリシ”と呼んでいます。
初戦でコロッといくのではないか?
去年の青森山田の戦力であれば兜森さんでなければ、たとえば近江の多賀さんあたりでも優勝していたような気がするし(多賀さん勇退ですね、残念です。来年あたりどっかでやってるんでしょうけど)。
強豪校が上手く散らばってくれたので、そして先週末から近畿の天候が崩れ再び冷え込んだ関係で、二回戦以降へ観戦や休暇等を温存している方も多いのではないでしょうか。私がそうです。
注目の一戦にはズバリ、横浜 ー 沖縄尚学を挙げます。
横浜左打線対左腕末吉の構図。神奈川 vs 沖縄のアングルでもある。
この組み合わせが二回戦で実現すれば、大会を左右するかもしれません。
健大高崎の石垣や、花巻東の古城に智辯和歌山の山田の出場が危ぶまれるなど、なんだかなの部分もありますが、甲子園でプレーする限りにおいて、力を出し惜しみせず全力で戦って欲しいものです。
次に注目の一球ですが、チェンジアップを挙げたいと思います。
去年の夏、大阪桐蔭 - 小松大谷、花咲徳栄 - 新潟産業大、健大高崎 - 智弁学園、智辯和歌山 - 霞ヶ浦といった、優勝候補の予期せぬ敗退が多かった。
その二ヵ月後、大阪桐蔭がセンバツを賭けた滋賀学園戦に負けたとの報を受け、まだ小松大谷戦を引き摺っているな、とも思った。
勝ちパターンがあれば、その逆もしかり。近畿大会初戦の中盤以降回を追うごとに、大阪桐蔭の選手たちの脳裏には、マダックスに沈んだ西川の投球がありありと浮かんだことでしょう。つまりは負けパターンに嵌った。