ミラクル３さん、こんばんは
凄い高校野球のチャンネルを見つけました



です。

ハイライトですが崇徳 対 鉾田一　崇徳 対 小山
他には津田の高校時代の映像
木暮、阿久沢の桐生の試合とか
よくこんな動画が残っているなぁと思いました。

じじい監督の久保監督の優勝インタビューが凄いですね
小山に5安打打たれると思っていたのに3安打しか打てなかったのが予想外だった
って、そりゃ監督代わるの仕方ないですね

やはり昔の高校野球の雰囲気は最高ですね。

　こんばんは、 パンダ山岡さん。

　凄い高校野球のチャンネルのご紹介、ありがとうございます。

　ご紹介の崇徳－小山を見ました。実況は西田アナ、解説は池西増夫さんだったのですね。

　崇徳－小山が雨の中の試合だったことを思い出しました。雨でチーム名などが消える当時のスコアボードは趣がありましたね。

　先制打は９番の槙村選手ですね。夏の大会での朝日の記者座談会で、「９番の槙村もミートのいい打者」との発言がありますが、９番にそういうバッターが居るというのが超Ａ級チームと言われた由縁だと思いました。

　じじい監督の久保監督の優勝インタビューは言うことが振るっていますね。じじい監督は自チームを自慢するだけでなく、相手チームを腐すことで顰蹙を買っていました。夏の大会前に監督の座から引きずり降ろされたのも当然ですね。

　昔の高校野球の雰囲気は最高だと、私も思いました。１本指ポーズがない優勝シーンがいいですね。

　それでは、この辺で失礼します。早速、チャンネル登録をしました。

　こんばんは、 パンダ山岡さん。

　今、崇徳－鉾田一のハイライト動画を見ました。「よくぞアップしてくれた」と感動しました。

　内藤アナは樽岡選手の打ったボールをカーブと言っていましたが、朝日の縮刷版によりますと、内角への目の覚めるような速球だったそうです。

　それにしましても、鉾田一には悪夢のような試合でしたね。かわい子ちゃん高校が超Ａ級のチームに勝てる唯一の展開に持ち込み、９分９厘勝っていた試合だったのですから。

　それでは、この辺で失礼します。崇徳の選手は小山戦より喜んでいますね。

崇徳の試合なんて生きている間に見れないと思っていただけに
本当よくアップしてくれましたね

ファーストゴロですが１塁手は緊張で体が動いていないですね
逆転のセンターオーバーは永田選手ですよね？
カーブにタイミング合っていなかったのにムキになって
投げた速球だったそうです
戸田投手もかなり頭に血が登っていたんでしょうね
その前の小川選手のショートゴロはエラーではなく
記録は強襲ヒットらしいですね。とう見てもエラーに見えますが

試合シーンは全然覚えていないんですが
翌日の新聞に　泣くな戸田　というのはハッキリ覚えています
ミラクル３さんは関東在住だったのでテレビで放送無かったんですよね？

それにしても、この時の鉾田一のワンマンチームぶりは
漫画みたいなワンマンチームぶりでしたね
崇徳戦も初ヒットが戸田のホームランで
戸田投手は８回まで崇徳打線を３安打に抑えていたんですもんね
そして９回エラーばかりって泣き崩れるの仕方ないですね

　小山戦の崇徳打線の打球の速さ凄いですね

当時ノンプロ軍団って言われたのが分かるような打線ですね
あっ　サンデー毎日は原爆打線と記載されてましたね


ハイライトだと黒田投手はカーブばかりで、どれだけ速かったの

わからないのが残念ですね

私はこの年の選抜の雑誌をヤフオクで購入したのですが
黒田投手のブルペンを見た記者達が一同に「速いなぁ」と驚いていたそうです。

　こんにちは、パンダ山岡さん。

　私も崇徳の試合は一生見られないと思っていました。本当によくアップしてくれたものです。それにしましても、当時、ビデオデッキを持っていて、高校野球を録画していたというのが凄いですね。

　ファーストゴロは正面の何でもないゴロでしたが、「これを捌けば勝ちだ」ということで金縛りに遭ったのでしょうね。

　永田選手はカーブに弱く、それまでの打席をカーブで抑えていたのに、ムキになって投げたストレートを打ち返されたと、朝日新聞に書かれています。戸田投手が我を失っていたのは確かでしょうね。

　小川選手の当たりは弱くはなかったですけど、普通のショートゴロに見えます。明らかに強襲ヒットではなくエラーですね。

　翌日の新聞記事を縮刷版で読み直しました。戸田投手が痛々しかったですね。

　80年まで選抜大会のＮＨＫでの中継は、関東では関東の高校の試合でない場合は、１、２回戦はラジオ中継のみでしたが、鉾田一は茨城の高校ですので中継があり、観てみました。当時は関東の高校を応援していましたので吐いたものです。

　ここまでのワンマンチームも珍しかったですね。勝っていれば、戸田投手のワンマンショーだったのですが、残酷な結果になりました。

　それでは、この辺で失礼します。崇徳－鉾田一も伝説の試合ですね。

　こんにちは、パンダ山岡さん。

　小山戦の崇徳打線の打球の速さには目を見張りました。当時は筋力トレーニングを取り入れていなかったでしょうから、なおさら驚かれました。

　崇徳がノンプロ軍団と言われていたのは有名ですね。それと原爆打線という異名もインパクトがありました。崇徳打線が原爆打線と呼ばれていたことを言っても、誰も信じてくれなかったです。

　黒田投手はボールも速かったはずです。山崎主将が、「黒田も凄かったけど、酒井は異常でした」と言っていたのを雑誌で読んだことあります。

　やはり黒田投手は速かったですね。「高卒後に広島に入団していれば」と惜しまれます。

　それでは、この辺で失礼します。崇徳が広島県史上で最強のチームだと確信しています。

パンダ山岡様
崇徳vs鉾田一、再び拝めるとは夢にも思っていませんでした。貴重な情報感謝です。
しかして久保節、強烈ですね。ただ近畿にはあの手のは多いので、幼心にも寛容に眺めていたような気がします、梅谷さんしかり。

７６年の崇徳は不思議なチームでした。
つかみはノンプロ集団、ついで黒田の速球に目を見張り、最後はじじい監督でダメ押し。
まだ見ぬ強豪という言葉を新日では何度も聞かされましたが、そのほとんどは名前負けでした。堅守かスクイズかしゃもじしかないと思われていた広島に、こんなチームがあったのかと玄人も崇徳には捻ったそうです。

久保監督についてはwikiに詳しく書かれています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%...
少し捕捉すると、広島大の工学部出身で崇徳では数学教師。蔦さんや横浜の渡辺、小倉、帝京前田のように教員免許をお金でもらった、というタイプではありません。
初代野球部監督だけではなく、ボクシングや名門バレー部にも関わっています。

この人が変わっているのは三十代を目前にして辞表を出し、一旗揚げてやると上京し喫茶店経営に乗り出したところか。結局ダメで崇徳に出戻り。すると翌年に初の甲子園を果たしベスト８。すぐに身を引きボクシング部を創部。wikiにあるように、日本ボクシング連盟の常任理事も務めています。

いわゆる新規探索傾向の強いタイプのようです。みなさんの回りにも、文系なのに医者になるとか、理系なのに弁護士になるとか言い出すやつがいたのではないか。でっ、十年後に再会すると本当になっているという。
私の幼馴染も卒業前にロンゲを金髪に染めて、五年でメジャーデビューするからとギター片手に家出。その数年後、大学の構内で見覚えのある後姿に出くわし追いかけてみるとそいつで、「大学ぐらい出とかなきゃな」。
そこから五年ほど経って地元での同窓会に出ると、髪を七三に分けた公認会計士に化けていました。当時の私はペイペイのしがないリーマン。三周ぐらい周回遅れになった気分になり心底自分が嫌になって今に至りますが、久保監督はそういう人なのだと思います。

広島の高校野球好きと話せば、必ず崇徳の話は出てきますが、みなさん久保監督のことを久保さんと呼びますね。野球はまったくの素人だからかもしれません。

あのチームの本来の監督は行き過ぎた指導があって辞任したので、その後釜へ前年の秋に久保さんが収まったそうです。引きがメチャクチャ強い。ミラクル３様が卓を囲みたくなるタイプではないでしょうか。

７６年の崇徳については応武氏がいろんなところで語っているので、ご存知の方も多いと思うのですが、なんでも広島中の腕に覚えのある野球少年が百人以上集まったオール広島的なチームだったそうです。
県北出身の黒田は入学当初から別格。応武氏や山崎、小川、兼光などは球拾いにも参加させてもらえず、グランドの外を走り続けるだけの、いわゆる絞りの対象。
上澄みである十人ほどはすでに練習試合にも出してもらっていて、どの選手も黒田ばりに凄かったそうです。
その次のグループも絶対に敵わないと応武氏に思わせるほどの実力者ばかりだったため、自分はレギュラーにはなれないと野球を諦めかけたとか。

ところが、当時の監督の指導は亜細亜大仕込みの軍隊野球でみるみる選手が減っていき、残ったのが応武であり山崎、小川、兼光であったと。だから自分たちより凄い選手が、当時の崇徳には何十人もいたのだと語っています、知らんけど。
そのあたりについて、広島の事情通たちに訊くと、おおむね肯定されますね。
では、その凄い選手たちはその後どうなったのかと尋ねると、
「ヤ〇ザにでもなったんやないかねぇ」
そんな感じでした。

ドラフトオタ的に申し上げれば、７６年の崇徳に匹敵するチームは、第百回記念大会を制した１８年大阪桐蔭のみ。根尾、藤原、 横川、柿木ですね。
一位が二人は互角ですが、順位的は三位、五位の崇徳がやや上です。
因みに同７６年の柳川が一位二人、三位一人。ミラクル３様が惚れるだけある大型チームでした。

最後になりますが、私が一番不思議に思ったのは、なぜあの面子が広商ではなく、崇徳に集まったのか、ということ。
広商は７３年の夏、全国制覇しています。直後のパレードは、広島で一番凄まじかったと達川が語っています。
その光景を見ていたであろう当時中学三年生の野球少年は、広商で野球がしたい、そう願うのが自然なような気がするのですが・・・・。
そのあたりを広島の事情通に尋ねると、
「広島という土地はねぇ、こまいころから反骨心を育んでこそねえぇ（以下百行略」
要は、強い広商を倒して甲子園に行きたい、そんな大志を抱いて崇徳に行ったのではないか、ということらしいです。
それとやはり広商の野球がこすからいというのは地元でも有名。対する崇徳の野球は大型の選手が打って勝つ野球で、野球少年の間では人気があったそうです。
思い返すと広商は、代々名指導者や好投手は輩出するものの、剛球投手やスラッガーはいないのですよね。柳田を育てたのは広島経大ですし。
先日も広商は案外人気がなくてガッカリしたという内容を書かせていただいたばかり。
昭和五十年代初頭広島の地で、崇徳という特別なチームが生まれたのは必然かもしれません。

　こんにちは、白道さん。返信が遅れまして、大変申し訳ありません。

　梅谷監督も物議を醸す発言が多かったですね。85年夏の立教戦での勝利監督インタビューで、相手の９回表の焼石に水のスリーランを、「あれはサービスですわ」と言って、非難が殺到しました。

　崇徳は広島県のチームとしては突然変異のチームだったですね。あれだけ力を前面に出した大型チームは高校野球史上でも稀でした。

　久保監督は、選抜での優勝後、数学の授業で自慢話ばかりしていたでそうです。相手を見下す数々の発言には子供であった私も怒ったものでしたから、監督の座から引きずり降ろされたのも当然と言えましょう。

　超大型チームの崇徳も新チーム立ち上げ当時は負けが目立ち、完封負けした試合もありました。それが久保監督に代わってから確変しましたら、前監督の行き過ぎた指導に選手が委縮していたものと思われます。

　久保監督の引きの強さは、鉾田一戦で発揮されましたね。あの幸運な逆転劇は球史に残っていますから。

　応武氏のその話は聞いたことがあります。もしその猛者達が退部していなかったとすれば、もっと凄いチームになっていたわけですね。

　崇徳と柳川商が超大型チームだったことは、その年のドラフト指名からもわかりますね。１位がそれぞれ２人でも圧巻ですが、他にも指名された選手がいたのですから。

　崇徳と柳川商は、選抜後に招待試合で対戦しています。柳川商が勝ったその試合について朝日の記者座談会に、「久保が徹底したカーブ攻めで８回まで崇徳打線を無得点に封じた」とあります。２－１か３－１というスコアが想像されますが、この試合のスコアは知り様がないのが残念です。

　なるほど。広島人気質が崇徳というスーパーチームを生んだのですね。それは知りませんでした。

　広島出身の野球経験者の後輩が、「広島商のエースは技巧派か左腕であることが不文律」と言っていました。その後輩も広島商の野球をつまらないと言っていましたから、地元でも人気がなかったのがわかります。

　崇徳は奇跡のチームだと思っていましたが、白道さんの書き込みで必然的に誕生したチームということがわかりました。

　それでは、この辺で失礼します。夏も久保監督だったら結果が違っていたかもしれませんね。