史上最も厳しい地区予選
名無し◆a746dc / 2025-06-26 23:17:53 No.11306
ミラクル3様こんばんは。

今年も地区予選が始まりましたね。私が最も注目しているのは神奈川です。横浜は春夏連覇できる実力を秘めたチームだと思いますし、東海大相模も福田投手の調子が戻れば全国制覇が期待できますね。順当なら決勝戦でこの2校が当たると思いますが。

今年の神奈川予選も厳しいですが私が最も印象に残っている地区予選は77年の紀和予選です。選抜優勝校の箕島、ベスト4の智弁学園、ベスト8の天理から一校しか甲子園に行けませんでしたからね。その中でも智弁学園の実力は頭ひとつ抜けていましたね。智弁学園はその夏優勝候補筆頭に推されましたが星稜の高評価に納得がいかなかった記憶があります。私は智弁学園、今治西、東洋大姫路が3強だと思っていました。

どうでもいいですが今年の横浜が令和最強チームと書かれていたのにやや違和感を抱きました。私は選抜を圧倒的な強さで制し春夏連覇が確実視された22年の大阪桐蔭だと思うのですが、、、

ミラクル3◆58d95f / 2025-06-27 23:05:39 No.11308
 こんばんは、名無しさん。

 南北北海道と沖縄で予選が始まりましたね。いつもながら沖縄は早いですね。

 横浜と東海大相模のどちらかが予選で姿を消すのは実に勿体ないです。記念大会でしたら、ともに出場するチャンスがあるのですが。

 東海大相模は福田投手がどこまで復調しているかですね。それでも打線が強力無比ですので、横浜にとって強敵なことは間違いないところです。

 77年の紀和大会はきつかったです。80年の神奈川大会、85年の高知大会も厳しかったですが、同年の選抜大会の実績からしますと、77年の紀和大会が最も厳しかったと思います。

 智弁学園は、天理、箕島より投打にバランスが取れていました。選抜大会では箕島に敗れましたが、再戦したら智弁学園が勝つとの予想でしたが、箕島が和歌山大会の決勝戦で敗れ、直接対決はありませんでした。

 77年の夏の大会では、朝日新聞は智弁学園を優勝候補筆頭に推しました。星稜は小松投手のワンマンチームでしたので、大会8強に挙げられたのはどうかと思ったものです。

 記者座談会である記者も、「智弁学園、東洋大姫路、今治西が3強」と言っていましたが、その通りでしたね。

 今年の横浜が令和最強チームですか。小倉元横浜高校部長が打線が弱いと指摘していたように、打線にやや難があるように思いますので、私も22年の大阪桐蔭の方が強いと思います。

 22年の大阪桐蔭は打力が図抜けていましたし、2年生の前田投手が絶対的存在でしたから。下関国際戦では甲子園特有の判官びいきの雰囲気に飲まれてしまいましたが。

 それでは、この辺で失礼します。横浜の春夏連覇は難しいと思っています。

奈良の虎ファン◆745673 / 2025-06-29 01:24:01 No.11317
名無し様、ミラクル3様、おじゃまいたします。

お二人共に77年の紀和大会が史上最も厳しい地区予選として御意見が一致しているのですね。

拝見しまして、私が智弁学園対天理の試合を現地観戦したことをあらためて幸運と感じています。

山口哲治投手が天理打線を完璧に押さえこみ、智弁学園が3−0で完勝しました。

当時はまだ高校野球観戦2年目でしたので、奈良県勢のレベルが高いと思い込んでしまいました。

ただその智弁学園が今治西に完敗し、翌年以降、PL学園・箕島・横浜・池田などのレベルが非常に高く、奈良県勢初の大旗が完全に遠くなった…と感じたのが懐かしいです。

トントン / 2025-06-29 07:58:31 No.11318
名無しさん、ミラクル師匠、奈良虎さん。おはようございます。
 神奈川県は、毎年、横浜、東海大相模に加え、桐蔭学園、桐光学園、横浜商、日大藤沢など全国区の学校が目白押しで、参加高校も多く質量ともに大阪に並んで最激戦区ですね。

故水島新司さんも、1970夏東海大相模、71年夏桐蔭学園、73年春横浜の優勝を見て「神奈川を制するものは全国を制す」と言って、明訓高校の地元を神奈川に設定されました。
東海大相模ー横浜では、現在メジャーリーガー菅野の振り逃げ3ランなんかもありました。

今年は特に激戦区で、センバツ優勝の横浜も夏、甲子園にたどり着けるかどうか、注目の的ですね。

さて、77年の予選。私は、箕島ー田辺の和歌山大会決勝を紀三井寺球場で見てました。まだ中学生で、野球を見る目も、うぶだったので、箕島が負けたことに大ショックを受けました。まあ、センバツ優勝が夏予選で負けることは、アルアル、と気づいたのは後の話。
内容は、春の県大会を制して、勢いにのる田辺に初回から圧倒され、東がなんとか持ち堪えて0-0の延長までいきましたが、10回表、東がとうとうつかまり、2点取られ、まだ1年生でオーバースローだった石井毅に交代。打線は、田辺の木下を捉えられず、そのまま0-2で箕島が負けました。この時点で、子どもなりにこの年最後だった紀和大会でついに和歌山の勝利をリアルで見ることはない、と確信しました。
木下は読売に二位指名された地方区では有望株だったのですが、田辺も木下も智弁、山口に遠く及ばす、紀和大会は和歌山の6連敗に終わりました。
元々、この年は、前年度選抜で、20代の高嶋仁監督の甲子園デビューでベスト8と台頭した智弁が奈良決勝で、引き分け再試合の末、奈良王者天理に敗れ、奈良が注目されていました。その後、紀和大会で箕島は天理に一蹴されました。新チームになって、天理が智弁、箕島を破って秋の近畿大会を制し、センバツの優勝候補筆頭でしたが24の瞳中村に準々決勝で負けました。実際は、天理より、箕島より智弁の方が強かった、と私も思います。が、準決勝で尾藤箕島の独特の大舞台での勝負強さが発揮され、2-0で箕島が智弁に快勝しました。
夏は、智弁が奈良で打倒天理をなしとげました。
小松星稜に勝った智弁は強かった。
もし、箕島が和歌山で優勝してても紀和大会では智弁に勝てなかった、と思います。

ミラクル3◆58d95f / 2025-06-29 17:21:12 No.11320
 こんんちは、奈良の虎ファンさん。

 77年の紀和大会は、選抜優勝校の箕島、ベスト4の智弁学園、ベスト8の天理がのうち1校しか甲子園に出られないという究極に厳しい大会でした。

 奈良大会の準々決勝の智弁学園-天理ですけど、山口投手が3安打完封し、智弁学園の完勝だったと、朝日新聞の縮刷版で読みました。この試合で智弁学園の評価が一気に上がったと思われます。天理打線は秋の奈良大会でも山口投手に3安打2点に抑えられていますので、山口投手には相性は悪かったようです。

 77年の奈良のレベルは高かったですね。選抜大会では天理、夏の大会では智弁学園が優勝候補筆頭でしたから。

 智弁学園が今治西に0-4で完敗したのはショックでした。78年以降は、86年に天理が夏の大会で優勝するまで奈良県勢は低迷していた感があります。

 それでは、この辺で失礼します。できれば紀和大会の決勝戦で智弁学園-箕島が見たかったです。

ミラクル3◆58d95f / 2025-06-29 17:42:46 No.11321
 こんにちは、トントンさん。

 参加校の数やレベルの高さから、神奈川か大阪から2校参加させるべきだと思っています。そうすれば参加校が奇数校という歪な数ではなくなりますし。

 「神奈川を制するものは全国を制す」というのは、子供の頃に聞いたことがあるようなないようなという記憶です。菅野選手の振り逃げ3ランは語り草ですね。

 今年の神奈川は横浜と東海大相模の一騎打ちの様相ですが、何が起こるのかわからないのが予選の怖さですので、その構図通りにはいかないかもしれないです。

 箕島ー田辺は番狂わせだと思いました。朝日の縮刷版を見ますと、箕島が終始押されていたようですね。10回表の最初の失点は暴投によるものだったと思います。

 箕島はコレラ騒動に巻き込まれたのが響いたと思います。コレラ騒動は、当時、かなりニュースになりました。

 私が子供の頃はやたらと天理が出場していたという記憶がありますので、紀和大会で和歌山勢が勝てなかったわけですね。

 76年の秋季近畿大会で箕島は天理に0-4で完敗しており、また新チーム結成直後の練習試合で箕島は智弁学園に1-4で負けていました。そうしたことから箕島は選抜大会では全くのアウトサイダー扱いでした。

 優勝候補筆頭だった天理は中村を甘く見て、よもやの敗北を喫し、戦前は優勢を伝えられた智弁学園は箕島の尾藤野球に屈しました。

 智弁学園-星稜は注目の一戦と目されましたが、私は総合力で上回る智弁学園が2-0で勝つと思っていました。結果は智弁学園にエラーが出て2-1でしたが。

 私も、智弁学園-箕島が実現していても、智弁学園が勝ったと思います。箕島は選抜時がピークだったですし、チーム力では智弁学園の方が上でしたから。

 それでは、この辺で失礼します。77年の智弁学園は強かったですね。

トントン / 2025-06-29 22:14:32 No.11325
 こんばんは。ミラクル師匠ありがとうございます。

 結果論からいいますると、後の智弁和歌山と高嶋監督にとって、ご自身率いる智弁が甲子園で箕島に完敗し、紀和大会では箕島と対戦することなく終わったのはよかった、のではないか、と思います。というのも、この時。智弁学園が箕島に勝ち逃げ?されたことにより、高嶋監督の中に「打倒箕島」の目標ができ、智弁和歌山が全国の常勝軍団になる原動力になったからです。

 高嶋監督は、「打倒天理」「打倒箕島」「打倒PL」「打倒大阪桐蔭」と、目標を強く掲げてチームを鍛え、つくり上げる特長「長所」がありますが、「打倒箕島、打倒尾藤」の火は、この年によって高嶋監督の胸中に強く掲げられた、と言っても過言ではない、と思うからです。もし、「打倒天理」を果たしたこの年、紀和大会で「打倒箕島」まで果たしていては、高嶋さんのモチベーションがあそこまで鮮明にはならなかった、と思うからです。

 ちなみに、紀和大会は和歌山が奈良に6連敗して終わってしまいましたが、甲子園では、この年のセンバツで箕島が智弁学園に、のちに、智弁和歌山が奈良智弁学園を夏の大会2度にわたって破り、和歌山の3勝0敗です。敗戦した奈良側が3つとも智弁学園、とはあまりにもお気の毒です。天理にはいつもやられ放題でした。紀和大会和歌山6連敗のうち、天理には4つも負けました。
 ただ、78年秋の近畿大会で、石井毅が好投し、3-0で箕島が天理を破ったことで多少の溜飲を、下げることができました。

ミラクル3◆58d95f / 2025-06-29 23:13:48 No.11326
 こんばんは、トントンさん。

 なるほど、箕島が勝ち逃げですか。高嶋監督が智弁和歌山に異動した際、打倒箕島を目標に掲げたことは本人が言っていましたね。

 何事も目標を高く掲げることは肝要だと思います。でないですと、それより下の目標も達成できないこともよくありますので。

 77年の紀和予選での智弁学園-天理は有名ですね。紀和大会で常に苦杯を喫していた天理に勝ったのですから、歴史的な勝利だったと思います。

 甲子園での和歌山と奈良の対戦は、和歌山の3勝0敗なのですか。言われてみますと、奈良が和歌山に勝った記憶がないです。それにしましても、3敗とも智弁学園とは気の毒ですね。

 78年の近畿大会の箕島-天理は、猛打の天理を石井投手が完封しました。その試合では3番だった嶋田選手にスクイズをさせたことに尾藤監督の執念を感じました。

 それでは、この辺で失礼します。フリー抽選で和歌山と奈良が1回戦で当たらないいいですね。

奈良の虎ファン◆745673 / 2025-06-30 00:52:14 No.11327
トントン様、ミラクル3様

おじゃまいたします。
やはり、甲子園での強さが和歌山と奈良ではかなり差がありますね。

そのため、奈良は完全に和歌山の後塵を拝している印象です。

2021年夏の決勝は智弁学園にチャンスがあると思っていましたが…。

智弁学園は77年に出場したあとは、89年夏に2勝するまで、甲子園での勝利がありませんでした。

天理は78年夏と80年夏共に3勝ずつ挙げましたが、のちに不祥事で長期間の謹慎…。

この天理の謹慎によって奈良県勢(ついでに阪神タイガースも)が優勝することはないものと思っていました。

ミラクル3◆58d95f / 2025-06-30 20:06:02 No.11329
 こんばんは、奈良の虎ファンさん。

 和歌山と奈良とでは、甲子園での優勝回数に大差がついていますので…、

 私が子供の頃は天理が強く、和歌山より奈良の方が強いイメージがありました。

 2001年の夏はチーム力では智弁学園の方が上だったと思います。ですけど、決勝戦が6試合目の智弁学園と4試合目の智弁和歌山とではコンディション面で大きな差がありました。

 智弁学園と天理は低迷期がありましたね。とは言いましても、今もライバル関係が続いているというのは特筆されると思います。

 80年の天理の謹慎から5年後に阪神が、6年後に天理が優勝しましたね。

 それでは、この辺で失礼します。今年の天理と智弁学園の前評判が低いの気掛かりです。

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