第93号会報より 1/2
広報部 / 2020-02-10 10:15:36 No.75
『ダンゴのエサ合わせ』(仕掛け編)

話が前後しましたが、エサを合わせるに当たってその前にやる事があります。
仕掛け合わせです。
仕掛けがその釣りに合ってないとエサ合わせも非常に難しくなります。
仕掛けのうちで特に重要なのは、浮子の大・小、鈎の大きさ、ハリスの長さです。
どの浮子を選ぶか?自分の持っている中から浮子を選ぶ場合、よくスタイルやトップの太さにこだわる人がいますが、一番大事なことはオモリをどれだけ背負うかです。
エサはオモリで自分の狙ったタナまで引っ張られていくわけですから、その速度が一番問題になります。
ゆっくり落としたい場合、また早く落としたい場合で使う浮子も限定されます。
オモリが張って浮子が立った後は、鈎の重さとエサの重さでハリスの倍の距離を沈んで行きます。
そこで、ハリスの長さが問題になるわけです。
エサの落下速度と距離になぜこだわるかというと、エサの持ち具合と微妙に関係するからです。
極論すればそれ抜きにはエサは合いません。
早く落としたい場合としては、魚が濃くて喰い気のある場合、ジャミの多い場合、深いタナの場合です。浮子は大、ハリスは短めです。
深いタナでも喰い気のない場合は、浮子は大ですがハリスは長くなります。鈎も小さめです。
その場合はハリスも細くします。魚の大、小には関係ありません。
逆にゆっくり落としたい場合としては、魚に喰い気のない場合、魚の薄い場合、タナの浅い場合等です。
浮子は、小さめ、ハリスは長めです。
浅いタナでも喰い気があって魚の濃い場合は、浮子も大きめハリスも短めとなります。
結局タナまでエサが届いた時に、どの位の大きさで鈎にエサが付いているのか、どの位の軟らかさでエサが付いているのか、どの位のバラけをしているのかが問題となるわけです。

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