第91号会報より 1/2
広報部 / 2020-02-10 10:28:07 No.77
『ダンゴのエサ合わせ』(水中の状態を把握する)

前回忘れた事を一つ。エサの事ばかり書きましたがどうやってジャミの有無を見極めるのか、一番大切な事、ポイントを忘れました。まず野釣りの場合ですが、
水中の中は見えませんがある程度の事は解ります。
まず、水面にジャミが跳ねる場合当然ジャミはいます。
それから、手元にエサを落とした場合ジャミがつつくのが見える時。
後は浮子に出る動きで見るしかないわけですが、浮子がせわしなくツッ、ツッ、ツッと動いたり、フワフワした動きだけでなかなかツンと入らない場合、また入っても弱々しいアタリの場合はジャミと思ってまず間違いありません。
エサを固く小さくしていくと、動きが活発になって乗らない時もジャミが多いと思ってよいでしょう。
そんな時は先月も書いた通り、ヘラを寄せる事が先決となります。エサ打ちの回数を多くするか、エサをバラケさせる方向ですね。
「ジャミのいない釣り場」
ジャミのいない釣り場というと、釣り堀、管理釣り場等が考えられます。又最近では、野池で大漁放流のある場所も同じ考えで良いと思います。
まぁ多少ジャミはいますが、エサを大きく変える程度ではありません。ジャミよりヘラの方が圧倒的に多いのですから。

ご承知の通り、管理釣り場にはいろんなヘラが入っています。
古いヘラ、新しいヘラ、大型、小型、喰い気のあるヘラ、エサには見向きもしないヘラなど様々です。
その中からどのヘラを釣るかで話は決まってきます。
大きくて食い気のあるヘラ、狙いはそうなのですがそのヘラがいない場合、浅いタナで小型の数釣りをするか、スレたヘラしかいない場合は相手にするほかありません。
今日はこの釣りと自分で決めている場合は良いのですが、決まっていない場合は、一番有利な方法を探る事になります。
水の中は見えないわけですから、ある程度把握するには最低一時間、時には半日位かかる事もあります。
一日やっても良く理解できなかったなどという時もあります。
それぞれの場合でエサは正反対の方向になりますから、面倒なようでも時間をかけてじっくり探って下さい。

最大1000文字まで(残り1000文字)。省略不可。HTMLタグ不可。誹謗中傷や個人情報、宣伝URLは即削除されます。
最大10文字まで。省略可能。
半角英数字(8文字まで)を入れることで、書き込みの削除ができるほか、名前の後ろに任意のコードが付きなりすましを防止できます。省略可能。