第90号会報より 1/2
広報部 / 2020-02-10 10:34:26 No.78
『ダンゴのエサ合わせ』?(水中の状態を把握する)

水中の状態を把握する事がエサ合わせには特に重要です。
といっても、水の中が見えるわけではないので想像するのですが、これがまた釣りの面白さでもあります。
水中の状態と言っても色々あります。
まず、水深、水の流れ、藻の状態、ジャミの状態、良型べらの割合、へらのタナ等色々あります。
この中で、へらのエサ合わせで一番重要なのはやっぱりジャミの有無です。
ジャミといっても色々あります。
小さいクチボソから大きなブルーギル、または外道としてはレンギョまで含みます。
この中で小さなジャミは割合簡単に対処できます。
小さなジャミの居る場合は、エサに粘りを出しすぎるとジャミが何時までもエサを追ってくるので、エサを大きく付けるか、ジャミがエサをつっついた時にバラけるように作ります。
とにかく、エサ打ちを早くしてへらを寄せきる事です。それによってジャミは気にならなくなります。
その時のアタリはジャミの中のへらなので、大きなしっかりしたアタリになり、へらがたくさん寄って来るに従って小さくツン・チクッと入るアタリになります。
ジャミにつつかれてバラケさせるエサでは、戻しエサを軟らかく作るのがベストです。
また、後からペトコンエサにボソエサを合体させるのも良いでしょう。
最初からボソだけのエサを打つとへらも上ずらせる危険があります。
小べらの中から良型を釣り上げる場合も小べらをジャミと考えれば応用が出来ます。
しかし、ジャミより小べらの方が大きくもまれるのでエサはやや硬くします。
硬さで持たせる訳です。
場合によってはカチンカチンにまでします。
ただその場合、合わせは遅らせ気味にし大きなアタリだけを取るようにします。
それによってへらの上ずりを防ぐわけです。
軟らかめで大きなエサを付ける場合は、当然、馴染みこみの一発取りになります。
どちらが良いかは、へらの寄り具合と喰い気によりますので両方やって見ないと判りません。
ブルーギル、ヤマベなどの割合大きなジャミも同じエサでよいと思います。
また、レンギョ等の大きな外道は、対処の方法が無いのでレンギョを釣りながらへらを寄せる事が一番です。
紙面の都合でジャミの居ない場合は次号へ送ります。

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