第87号会報より 1/2
広報部 / 2020-02-10 10:55:02 No.80
『底釣りのタナの取り方』と『アタリの関係』②

底立てパートⅡ

さて、一応タナ取りが出来たら、前後左右1.0m位の深さもついでに計っておきましょう。
風で流された時等にアタリが変化しても合わせ損ねる事はありません。
いよいよエサを打つわけですが、底釣りの場合でも皆さんご承知の通りナジミが出ます。
エサの重さにも寄よりますが、大体浮子のトップで半節から3節位が普通です。
浮子がナジんでエサが溶けたらエサ落ちがでるようにタナを調整します。
底のエサ落ちとは、宙のエサ落ち目盛りより鈎の重量の消えた分、つまり宙で計ったエサ落ちより半目盛りから2目盛り位下の位置が普通です。
ここで注意する事があります。
浮子のナジミが全然でない時は、ズラシ過ぎかエサが付いてないかです。
もう一回しっかりエサを付けて、ナジミがでない様なら浮子下を少し浅くしてください。
底の状態により(例えばヘドロ等により深く計り過ぎた場合)エサが付いていてもナジミがでない場合があります。
先が深くなっているカケアガリの場合には、重いエサだと3〜4節ナジミます。
それから深さによってもナジミは違います。
浅い底(1.0mくらい)の場合は、エサが付いていても深い底に比べてナジミは小さくなります。
6.0m位の所だとすると、浮子を10cm位ズラシでも浮子はナジミ幅をだしますが、1.0m位の底ですと上鈎トントンでもほとんどナジミ幅はでませんので勘違いしないようにして下さい。
底釣りのタナは微妙なもので、流れとかによって大きくくるいますし、また底が綺麗でない場合にもセオリー通りの浮子の動きにはなりません。
だから、底釣りをする時は底の状態を良く調べてから釣り始めるようにして下さい。
底釣りの必釣ポイントです。
底釣りの場合のエサ打ちは、浮子の立つ位置より50cmから1.0m先に打って下さい。これもポイントです。

最大1000文字まで(残り1000文字)。省略不可。HTMLタグ不可。誹謗中傷や個人情報、宣伝URLは即削除されます。
最大10文字まで。省略可能。
半角英数字(8文字まで)を入れることで、書き込みの削除ができるほか、名前の後ろに任意のコードが付きなりすましを防止できます。省略可能。