第86号会報より
広報部 / 2006-02-11 06:37:00 No.71
『底釣りのタナの取り方と』と『アタリの関係』①

皆さん、谷養魚場では満足のいく釣りが出来ましたか?
さて今月はタナの話です。
何を今更と思う方が多いと思います。
しかし底釣りにおいては、タナの取り方が釣果の70%を決めるといっても過言ではありません。
長くなるので2回にわけます。まず底立ての方法です。
ほとんどの方がタナゴムを使って底立てをすると思いますが、タナゴムに鈎を差す場合、2本の鈎をゴムの上部や真ん中ではなく必ずゴムの下方に差して下さい。
そうしないと実際より浅くタナを計る事になります。
それから、バランスの取れた浮子でタナ取りすると糸フケが出て、実際のタナより深く計る事になります。
浮子は実際に使うものより大きな浮子を使うか、浮子に発泡などのフロートを付けて計って下さい。
それから、実際に釣り始めた時に浮子の立つ位置の水深を計って下さい。
浮子と穂先の間の道糸をピンと張らないで腕を10cm位手前に引いた位置で計って下さい。
底の平らな所は関係ないのですが、カケアガリの場合重要なポイントとなります。
一日を通して釣りをしていると水が増減する場合があります。また、魚の寄り具合で底が変化する場合もあるので、浮子のなじみ具合がおかしいと思ったら、もう一度タナを計り直す事も必要です。
それからついでに、浮子のエサ落ち目盛りも計り直す位の余裕も必要でしょう。
一日迷う事なく釣るにはタナ取りは大変重要です。
三月例会は緑ヶ池です。
例年長竿の宙釣りか、浅さ場の底釣りが上位を占めます。
宙釣りならバラケの良いグルテン、底釣りならグルテンでもダンゴでも釣れます。
様々な釣り方で釣れますので自分の一番得意な釣りで楽しんで下さい。
宙で釣れるからといって自分が宙でやっても、ポイント等の違いがあり釣れるわけではありません。
自分の入ったポイントに一番適した釣り方で通すのが得策です。
では、緑ヶ池でお会いするのを楽しみにしていますので、是非出席されるようお願いします。

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