第89号会報より
広報部 / 2006-02-11 06:35:00 No.68
『ダンゴエサの合わせ』

今回は、ダンゴのエサ合わせという事で話を進めたいと思いますが、宙の釣りが主となります。
一寸前置きが長くなりますが、我慢してお付き合いをお願いします。
エサの配合とか、重いエサ軽いエサ、ボソタッチが良いとかぺトコンが良いとか、ダンゴエサはとかく複雑に思われがちです。ですが、基本を守ればそんなに難しい事はありません。
その基本とは、一番目に、これはダンゴに限りませんが早く水中の状態を把握する事です。
ジャミがいるのかいないのか、小ベラと良型ベラまたは大型ベラの割合はどうなっているのか、タナは浅いのか深いのか、型の良いヘラは上にいるのか下にいるのか。これが判らないとエサ合わせは出来ません。
実は、ダンゴエサは大型を選んで釣る場合最適のエサなのです。これは後で説明します。
二番目は、確実なしっかりした喰いアタリを出して、それを選んで合わせる事です。
スレアタリに手を出していると、いつまでたってもエサを合わせるのは不可能です。
これが簡単なようで実は一番難しい事なのです。
三番目は、仕掛けがその釣りにマッチしているかどうか?浮子の大きさ、鈎の大きさ、ハリスの長さなど色々あります。
四番目は、魚に活性があって喰い気があるかどうか。魚に喰い気がある時はダンゴは最高のエサですが、喰い気の無い場合はこれほど難しいエサはありません。
その場合は、クワセを付けて釣った方が有利な場合が多いようです。
五番目は、エサ付けがキチッっと出来ているかどうか、ダンゴの場合エサ付け次第で、良いエサもまるで駄目になってしまうので大切な事です。
外にもありますが、大体この基本を守ればダンゴは簡単なエサです。
また、この基本はダンゴに限った事ではなく、全てのエサにも大事な事柄ですが、ダンゴでは特に気をつけなければならない事です。
次号から、一つ一つの基本について話を進めたいと思います。
エサの種類とかタッチは最後になりますけど、飽きないでお付き合いください。

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