第94号会報より 1/2
広報部 / 2006-02-11 06:32:00 No.63
『ダンゴのエサ合わせ』(エサ付け編)

出来上がったエサをハリにどのように付けるか?エサを作る時は同じように作ってもエサ付けは同じではありません。
揉んでから付ける人、揉まないでハリに付けてから押さえる人、その他色々、極端にいうと一人一人全部違います。
それは何を意味するかといえば、皆違ったエサを打っているという事です。
これを頭に入れて置かないと間違いのもとです。
よく、人のエサ若しくは釣れてる人のエサを参考に聞きますが、その人のエサ付けも参考にしないと、どのようなタッチのエサを打っているのか判りません。
しかし、エサを作る段階で皆違い、エサ付けの段階でまた皆違う。
こうなると、人と同じエサは絶対に打てないという事になります。
そうなんです。人と全く同じ釣りは絶対に無いという事です。
釣りは以外に孤独なものですね…。
自分のエサは自分でなければ作れないのです。でも、人と違うといっても少しのタッチの差です。
ボソかネバリが出ているか、重いか軽いか位は一応参考にしても良いと思います。
でも一番は、硬ボソから順々に自分でエサを合わせていく癖を付けた方が良いでしょう。
話がそれましたが、今回はエサ付けでしたね。
一番大事な事は、エサの真中にハリが納まるように付ける事。これが意外と守られていません。
エサ持ちに多いに影響するので大事です。
エサ付けは各自特徴があって良いのですが、自分が気を付けている点を二、三述べてみます。
ボソエサを付ける時はあまり揉まないで付けますが、ハリに付けた後ハリの腹の部分を親指で押してやります。
それから廻りの部分はガサつかないようよう丸めます。
ネバボソの時はエサを潰さないようにファと付けます。
エサ持ちを良くしたい時は、やはりハリの腹の部分を親指で押してやります。
軟らかいエサを付ける時は、エサのセンターにハリが納まるよう特に神経を使います。
あとは、丸く付けたり角張らしたり、大きく付けたり小さく付けたり、コーティングするように転がしてから付けたりと変化を付けます。
カッツケの場合なんかはボソを打つ事が少ないのですが、一寸したエサの付け方で魚が浮いたり騒いだりするので注意が肝心です。
これはトロロやグルテンでも同じです。
変化を付けた時にヘラがどんな状態になるか、自分で研究してみて下さい。

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