第98号会報より
広報部 / 2006-02-11 06:29:00 No.59
『底のバラケ』

前号で述べましたが、底のバラケの材料としては重いエサが主体となる事は理解して頂けたと思います。
問題は適当な時にハリから外すという事です。
これには色々な方法がありますが、一つの方法の誘いでハリから外す場合、この時のエサのタッチは当然軟らかで底まで持たせる為にややネバリを付けます。
これは自在に、好きな時にハリから外す事が出来るので便利な方法です。
注意する事は、誘いで喰わせエサが落ちないようにウドンとかオカユ、またグルテンなら繊維の強いものなど、エサ持ちの良い喰わせを付ける事です。
自力でバラけるエサの場合、早くハリから外したい場合はボソタッチを残す事が必要となります。
しかしボソのエサというのは、落下途中でもかなりバラケますので、これを抑えるために廻りをコーティングするように指で丸めてから甘くエサ付けします。
ヘラの寄りの悪い時などは、上バリのエサがしっかり残っていないとアタリを出さない事がありますが、この時のエサは簡単ですね。
硬ネバリか硬ボソのエサを、しっかりハリに付けてやれば良いのです。
重いエサの代表としては、ペレット系、スイミー系、さなぎ粉等です。

ボソタッチのエサを作る時に、一番気を付けなければならない事は、ペレット系、スイミー系である程度ネバリを出しておいてから硬めの麩などで締めますが、その時にガラガラと手を熊手のようにしてエアーを入れるように掻き混ぜた後は、全体にエサを押さえない事です。
それを元エサにして、ネバリを付けたい時は手水を付けながら押さえて付ければ良いのです。
三月は緑ケ池。
多分底釣りが上位を占めると思われますが、マブナも多いのでバラケの作り方で釣果に差が出るかも知れません。
ボソタッチを残したバラケが有効だと思いますが、研究してみて下さい。

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