第106号会報より
広報部 / 2006-02-11 06:24:00 No.51
『トロダンゴ』

トロロではアタリが遠い、ダンゴではカラツンの連続でどうしょうもないという場合が結構あります。
そういう場合に、トロダンゴを試してみるのというのも一手です。
トロダンゴの作り方は、コブ多目のトロロエサとダンゴエサの合体です。
この場合のコブの繊維はしっかりしたものが良いでしょう。
それならトロロエサにフをどんどん足していっても同じではないかと言う人もいますが一寸違います。
バラケを良くして、なお且つ魚も浮かせないで芯残りも良いトロロエサの性質を残したエサは合体の他ありません。
トロロエサにフを足していくと、練るため繊維が切れてしまうのとフが水を吸うのに時間が掛かるためフが浮きやすく、その結果魚を浮かせやすくなり、またトロロの芯も残り難くなります。
その点、フにあらかじめ水を吸わせておけばフが浮くことも無く、またフが柔らかいためトロロの繊維を切る事もありません。
合体の分量はその時のヘラの量と相談して決めれば良いでしょう。

トロダンゴは魚に活性のある時、魚が浮きやすい場合などには有効です。
でも、あくまで寄せではダンゴのボソエサには適わない事も知っておいて下さい。
使い時を間違わないように気を付けましょう。

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