第110号会報より
広報部 / 2006-02-11 06:21:00 No.47
『野釣り』②

三月の横利根川は巣離れも終わり、いよいよ乗っ込みの準備期間です。
この時期の特徴としてはヘラ鮒の動きが早いという事です。
底のヘラは暖かい所を求めて動きが激しくなります。
当然深場の魚は水温の高い中層から上層へ移動となります。
水温と同時に酸素も必要となるので、なるべく酸素の多い所を選ぶのもコツです。
酸素の多い所は暖かい風が吹く所、又は水通しの良い所です。
これらの点を考えるとポイントとして狙えるのは、宙釣りでは中島屋のポプラ周辺から、イリダイ、ベロ方面、西代から仕切り網方面では底釣りが主となります。
底釣りは冬と違ってヘラの喰い気が活発になるので早めにアタリが出ますが、慌ててヘラを上ずらせないようにするのがコツです。エサや合わせに気をつけて下さい。
宙釣りの場合はタナ二本前後、上バリは練り戻しのしっかりナジミの入るジワジワバラけるエサ。
下バリは、グルテンまたはオカユなどの喰わせをつける釣りが主流です。
自分の場合、ハリスの長さは上バリ20cm、下バリ40cm位です。

底釣りの時は、上バリ30cm、下バリ35cm位、エサはペレット系のエサ。下バリはグルテンを使います。
その他日曜日の釣りなので、平日より竿は長めが良いと思います。
釣れ具合は舟宿に聞くのがわりかし正確です。
後から舟を着ける場合は、隣の人に挨拶をしてから入るようにして下さい。
釣り堀と違ってアタリの出る回数は少ないので、一枚を大切に釣る事が大事です。
十五枚くらいを目標に頑張って下さい。野釣りの一枚の面白さを経験しましょう。
また、検量の時に魚を傷めないよう気を配るのもヘラ師の条件です。

最大1000文字まで(残り1000文字)。省略不可。HTMLタグ不可。誹謗中傷や個人情報、宣伝URLは即削除されます。
最大10文字まで。省略可能。
半角英数字(8文字まで)を入れることで、書き込みの削除ができるほか、名前の後ろに任意のコードが付きなりすましを防止できます。省略可能。