第117号会報より
広報部 / 2006-02-11 06:12:00 No.40
『セットの落ち込み釣り』

今月はセットの釣りの落ち込み釣りです。
この釣り方は特殊な例です。
普通落ち込み釣りは共エサでやる事が多いのですが、渋った魚が落ち込みしかエサを追わない場合、なおかつダンゴでは喰いアタリが出ない場合などに有効です。
逆に春先など、喰い気は充分だけどダンゴでは未だ早い時などにも有効です。
例としてオカメの釣りを取り上げてみます。
山上湖や三島湖などで良く使います。
落ち込みを狙うため、喰わせのハリスは当然長くします。場合によっては1.0m位にまでします。
上バリは短くてよい訳ですから段差は大きくなります。
上バリは甘くして、上バリの馴染みは大き目のエサで4節位が適当でしょう。
上エサが切れた時点で打ち返します。この釣りでは待っていてもアタリは出ません。
待ち釣りの場合は、上バリはいつまでも残るエサ。つまり、硬ボソをギューと付けるます。
この場合喰わせのハリスは短い方が良いでしょう。段差はせいぜい30〜40cm位です。
春先のグルテンを喰わせに付けた場合は、下バリの長さは40〜50cm位、上バリは20cm位です。
この時期はダンゴにはアタリを出さないので、ボソ気味のエサで抜けやすいエサが良いと思います。
アタリは様々ですが、小さくてもカチッとしたアタリに的を絞ることが大事です。
消し込みも当然多くなりますが勿論合わせます。
一番いけないのはアタリが無いと云って待つことです。
馴染みきってアタリが出ない時は、二、三度誘ってから打ち返すことが大事です。

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