第118号会報より
広報部 / 2006-02-11 06:11:00 No.39
『新ベラ』

毎年、年末になると各釣場に新ベラが放流されます。
新ベラの性質はもう皆さんご存知だと思いますので、違った角度から見てみましょう。
新ベラと云っても皆同じではありません。
卵から孵化させて育てたものから、野池で稚魚から捕り餌付けをしたもの、野池から捕り放しのものなどピンからキリまであります。
この中で一番喰いの良いのは、卵から育てたものです。
これは見れば一発で判ります。
先ず色が銀白色で、肩が張っていて、見るからに初な顔をしています。
これは主に釣り堀が買います。値も一番高いでしょう。
これを釣るエサは、グルテンが一番でしょう。
次に色の一寸黒い、顔つきの悪いヘラは先ず野池から捕って来たものに間違いありません。
この魚は気難しいので、釣れたり釣れなかったりとムラがあります。
ダンゴの方が喰う場合もあります。
良くヘラの顔を見て釣り方を考えましょう。
いずれにしても、新ベラは初めて釣り人のエサを喰う訳ですから、ソフトに釣り上げ大事に痛めないように放流してあげましょう。

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