紅さんとほぼ同じ意見ですね。
「CAN YOU CELEBRATE?」を除けばシングルセールスのピーク期に出された作品です。
待ちに待ったアルバムという事で、内容など関係なく飛びついて売れただけだと思います。
(当時個人的には、足ジャケットが大量に売れ残っていたのは気になったが…)
1996年末は既にアーティストとしてのピークは過ぎていたように思います。
アルバム後の初シングルとなる「a walk in the park」は曲の良さでロングヒットして何とかミリオンヒットに持っていった記憶があります。(シングルカットの「SWEET 19 BLUES」は除く)
ドラマタイアップで、「CAN YOU CELEBRATE?」はダブルミリオンに載せましたが、
次シングル「How to be a Girl」でセールスレベルは元に戻りミリオン止まりでした。
アルバム『Concentration 20』はダブルミリオンですが、当時のアーテイストパワー相応のセールスだと思います。
この次のシングル「Dreaming I was dreaming」で、安室ブームは終わり、明らかにアーティストパワーが急落してくる兆候が見えてきますしね。
Concentration 20
こちらで改めて考察されていますが、いくら「アムラー」ブームが社会現象であり、CDを出せばミリオンほぼ確実みたいな時代であっても、アルバムはかなりマニアックだったと想う。
「SWEET19 BLUES」は洋楽を意識してか19トラックもあるが、「声のみ」とか「Interude」とか当時の一般としては意外なモノばかりだったり、シングル曲も大幅にRemixされている。(「Body Feels EXIT」に至っては前奏が約4分以上)
「Concentration 20」は約200万弱と落ち着いて、インストも少ない感じでもあり、シングル曲もそこまでのRemixはない。「CAN YOU~」が200万超えなのだから、これぐらいの売上は何となく分かる。
初週は192万であるが、最終的には335万(96年年間だと318万)ロングヒットしたという点でも、当時は受け入れられたと言う感じでもある。
後に、ここまで流行るオリジナルは発売されていない。「STYLE」は約22万。
「SWEET19 BLUES」の方が実は凄く難解なアルバムという感じがするが、物凄く売れている。