元英国首相のマーガレット・サッチャーが亡くなったことに
F-1ギャンブラー等にとってある都市伝説が注目されている．
中国GPにおけるLotusの優勝の可能性である．
過去4人の元英国首相が死亡した直後，
F-1ではすべてエンストンのチームが優勝している．

2005年3月26日ジェイムズ・キャラハンが亡くなったあと
4月3日のバーレーンGPではRenaultのアロンソが優勝．
Renaultはその後，現在のLotusに改名されているが，
エンストンで操業を続けている．
2005年7月17日エドワード・ヒースが亡くなったときは，
やはりRenaultのアロンソが7月24日のドイツGPで優勝．
1995年10月，アレック・ダグラス-ヒュームが亡くなると
その後，Renaultになるベネトンのシューマッハが優勝．
その年の5月，ハロルド・ウィルソンが亡くなって4日後，
またもやベネトンのシューマッハがモナコで優勝．

さらにさかのぼると，クレメント・アトリーが1967年10月に
亡くなったあと，最初に開催されたF-1GPでは，
Lotusのジム・クラークが優勝．

ちなみにサッチャー氏の息子マークは，
かつて北米lotusの会長だったことがある．
フランシスコ教皇選出前の5回のコンクラーベのうち3回では，その後Lotusあるいはエンストンのチームが優勝している．
実際，今年3月アルゼンチン出身のホルヘ・マリオ・ベルゴリオが教皇に選出されて数日後，
オーストラリアGPでLotusのライコネンが優勝した．
英国のブックメーカー，ウィリアム・ヒルは，
中国GPにおけるライコネンの優勝に7/1（7倍）のオッズを，
グロージャン優勝に33/1（33倍）のオッズをつけた．
だがセバスチャン・ベッテルのオッズは15/8（1.875倍）で，
依然最有力候補である．