F-1チームとFIA,同意に至らず
F-1 / 2009-05-18 06:22:00 No.39
FIAと各チームの緊急会議において,FIAは2段階カテゴリーの計画に妥協することを拒否し,
結局同意には至らなかった.

M.モズレーはチームとは「友好的な」話し合いを行ったが
FIAは4,000万ポンド(日本円約57億7,330万円)の予算制限の計画と
5月29日の2010年参戦締切を撤回するつもりはないと述べた.

モズレーはヒースローでの会議のあと記者らに
「非常に友好的な会議だったが,最終的にチームがこのコスト削減案を
上回る計画を出せるかどうかを待つことになった」
「我々は,参戦期日はすでに公表されており,参戦するかもしれない新チームに
不利益を与えることはできないので,延期することはできないと説明した.
しかし彼らの意見には耳を傾けるつもりがある」
「一方で規約は公表された通りである.我々はどのチームも同じ規約の下で
参戦してもらいたいことを説明した.
つまり全チームにコスト制限を受けてもらいたいことを説明したが,
チームはそれを検討することにした」
「このコスト上限で運営したがらない理由がわからないし,
これはエンジニアが望むような技術規約の段階的緩和につながる.
最終的に知能の自由と金銭的制約,或いはこれまでと同じように
知能の制約と金銭的自由のいずれかを選ぶことになる」
「我々も指摘しエンジニアたちも言っていることだが,
現在のF-1は莫大な出費をかけて終わりのない微調整をしている.
我々はこの状態から抜け出し,発明と創造性に向かいたい.
しかしコストを制限しない限りどのチームも金銭的余裕がなくなるので,
コストを制限するしかない」
「一部チームはこのアイデアに賛成しているが,反対しているチームもある.
彼らは話し合いのために去った」

Ferrari,TOYOTA,Renault,Redbullは既にFIAが現在提案している規約では
2010年シーズンに参戦しないと宣言している.
特にFerrariは,2010年規約はチームの技術的拒否権を違反して導入されたとして,
フランスの法廷に告訴したことが明らかになった.

「チームはコンコルド協定について質問したが,
我々は1998年のコンコルド協定を脱退したときの問題すべてに同意し,
5年間延長するのであればこちらも用意すると答えた」
「しかし商業面でチームとバーニー(・エクレストン)が同意しなかった.
この件では2年半も話しているが決着がついていないので,意外ではない」

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