ローラ,2010年のF-1復帰を検討
F-1 / 2009-04-24 08:05:00 No.26
英レーシングカー・メーカー,ローラは来年F-1復帰を検討しており,
同プロジェクトについて技術的,経営的,経済的評価を行っていることを発表.

先月FIAがチームは年間予算3,000万ポンド(日本円約42億6,484万円)で
F-1に参戦できることを発表したことを受け,
ローラのマーティン・ビレーン会長は,今が復帰すべきタイミングであると考えている.
「チームは2010年から賢明で支払い可能な『コスト制限』方式を選ぶことが
できるという発表を聞いて,FIA F-1 World championshipに参戦するマシンを
開発するチャンスを全面的に評価することにした」
「過去10年間,世界一流のエンジニアリングを提供し,厳しく制限される
財務状況によって管理された高品質のソリューションを提案することは
ローラのDNAの一部だった」
「経済が不安定なのでF-1は責任あるアプローチを採用しなければならない為,
我が社がchampionship用のマシン開発を検討する理想的な状況になっている」

ローラは,最近では1997年シーズン開幕時にワークスチームを参戦させたが短命に終わった.
その後,ローラを買収したビレーンは,同社を国際レーシングのトップレベルに
復活させたいと明言した.

同社は過去10年間シングルシーターの製造に深く関わっており,
チャンプカー,F3,A1GP,F3000,フォーミュラ・ニッポンなど広範囲のカテゴリー向けに
シャシーを製造してきた.
また一流スポーツカー・レーシング用にカスタマーのLMP1およびLMP2を開発しており,
プロドライブが参戦させたローラ・アストンマーチン・プロジェクトは
今月開催されたバルセロナ・ル・マン・シリーズのレースで初優勝を果たしている.

「ローラはF-1を含め国際的モータースポーツの最高レベルにおいて
戦うことができるマシンを開発する技術的リソース,能力,
ノウハウがある」
「従って我が社はWMSCのタイムリーな発表を受け入れ,数週間以内に
F-1参戦を申請することを視野に入れた関連プログラムを評価している」

ローラはエンジンの提供を受けるべくコスワースと交渉していると見られている.
そして、USF1を含めた他参戦候補チームとの参戦枠獲得争いに加わる可能性がある.

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