上陸地⇒生息地!?
Shore / 2013-08-08 22:49:00 No.2533
ご無沙汰しております。

夏の素潜りシーズンも本番に突入し、再びちびヤド上陸地を確認して参りました。
潮回りのせいか、今年のちびヤド上陸には遭遇できませんでしたが、もっと驚いたことに4〜5歳と思われる個体に遭遇しました(他に3歳?1歳?の各サイズ)。
3歳くらいかな?というサイズの個体は昨年も遭遇しましたが、小さめとは言えサザエ殻に入る大きさの個体には本当に驚きました。
詳しくは拙サイトの駄文をお読みいただければ幸いですが、一度波風さんをご案内したいくらいです。
もし東京方面にいらっしゃる機会がございましたら、是非お声掛け下さい。

それでは今夏もグラウコトエ上陸に立ち会えるよう、海通いを続けて参りますので、逐次ご報告させていただきたいと思います。

【追記】
そういえば、ブログにクラゲネタがありましたね。
今年の房総の海はクラゲが多いです。8月初旬で早くアンドン・カツオノエボシと困ったクラゲに遭遇しますし、普段はタイドプールにまでは流されてこないアカクラゲも磯に一杯です。滅多に刺されないShoreが、今年はすでに2回もクラゲ被害に遭ってしまいました。
見てるだけなら綺麗で摩訶不思議な生き物なんですけどねぇ…。

波風 / 2013-08-09 22:12:00 No.2534
こんにちは。

シーズンですね!
私はハードな素潜りは引退状態で、楽なタンク潜りに走っていますが(^^;
以前、ポイントの詳細な状況をお聞きして、越冬個体が居ても不思議ではないと思っていたのですが、やっぱりいましたか。
夜間にトラップを仕掛けて生息状況を調べたい所ですが、一応、天然記念物ですから、一般人がやれば犯罪ですし(笑)
予算の獲得は難しいでしょうが、どこかの大学か研究機関による合法的且つ大規模な調査が望まれます。

そういえば・・、
うろ覚えで出典が定かではないのですが、土壌生物関連の書籍で、福島県に毎年オカヤドカリが見つかるポイントがあるという話を読んだことがあります。
常識的に考えて、業者が毎年売れ残りを同じ場所に捨てているのだろうと推察されていましたが、千葉にまで棲息しているとなると、この情報も洗い直してみたくなりますね。
紀伊半島でもそうでしたが、釣り人やダイバーや採集人の見識が、研究者に先んじることが多々ありますので、今後の報告に期待しています。

>クラゲネタ
今のところは、ミズクラゲやクシクラゲなので害はないですが、もう少しするとエチゼンクラゲがやってきます。
今年の発生状況が気になるところです。
あれも触るとけっこう痛いもんで(^^;

Shore / 2013-08-10 21:26:00 No.2535
本当ですね。真面目にどこかの大学に話を持ちかけてみても良いかも知れません。そうなったら、文化財保護法違反者から協力者に格上げです(笑)。
せめて意欲溢れる若者の卒論ネタくらいに取り上げてもらえるんだったら、一緒に文部科学省まで許可申請に行っても良いくらいです。蚊の大群にメゲない若者を募集します。

福島県ですか。銚子より北に黒潮系は北上しないというのが通説らしく、千葉県も九十九里より北になると無効分散魚もガクンと減ります。ただ、茨城の大洗あたりまでハタタテダイやトゲチョウを目撃したこともありますから、通説がなんだ!の私的方針で考えると、地形的にもあり得そうな話に思えます。

しかし、おおよそ目星のつくエリアは、原発事故で立ち入り規制ゾーンなんですよね。勝手な土地勘で想像するだけなので、もっと南北のいずれかなら別ですが。
ただ、あの辺りは河川を中心に何度も生物調査に訪れたことがあり、植生や海水温、地形などから「たぶんあの辺り…」という気がするんですね。なんとも無念…。
波風さんのお住まい辺りも、原発の心配と無縁でいられない地域だと思いますが、惨事が繰り返されることのないよう切にお祈りしております。

> エチゼンクラゲ。刺すんですか?あれも!
房総では数年前の大発生の時以外に沿岸で遭遇してませんが、素潜りで少し沖に出て等身大の個体に遭遇した時は、溺れるほど驚きました。机上の知識で知ってるのと、突然目の当りにするのは全く違うんですね(ちなみに中国山地でサワガニ調査中にオオサンショウウオが出てきた時も腰を抜かすほど驚きました…全く意識になかったもので…)。
あれがおまけに痛いだなんて…。

波風 / 2013-08-10 22:59:00 No.2536
私もよく知らないのですが。昭和60年頃に当時の文化庁から予算が出たようで、沖縄県、鹿児島県、東京都で、そこそこ大掛かりなオカヤドカリの生息実態調査が行われています。
オカヤドカリ愛好家のバイブルになっている「あまん」も、このキャンペーンの調査報告を沖縄県教育委員会が編纂したものですね。
ま、現政権による経済の立て直しが功を奏して、人心に余裕ができれば、政府主催の文化的キャンペーンが実施されるかもしれませんが、どうなる事やら。
一個人の卒論だと、刹那的なデータ収集に終わりそうですから、なかなかねぇ・・。

>エチゼンクラゲ
ダイバー連中は誰も信じてくれないのですが、エチゼンクラゲは傘も痛いです。
以前、目の前にいたエチゼンクラゲを避けるために裏拳で殴ったら「ビリっ」と。
発疹や水疱は残らなかったので毒針を撃ち込まれたわけではないにしても、全身を包む粘液にも毒が含まれているのではないかと思います。
今シーズンはどうなるか分かりませんが、もし津軽海峡を越えて親潮に乗るようなことがあったら、ご注意ください。
まあ、わざわざ触りに行くのは私くらいだと思いますが(笑)

>サワガニ調査中にオオサンショウウオが出てきた時も腰を抜かすほど驚きました
クマじゃなくて良かったですね(爆)

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