大変、勉強になりました。
コンサ札幌 / 2012-07-27 10:52:00 No.2464
初めまして、とあるショップの者です。オカヤドカリのHPを拝見してオカヤドカリの奥深さを知りました。簡単に飼育出来る動物だと思っていましたので、仕入て販売を安易に考えておりましたが、想像以上に飼育は難しく、また天然記念物のオカヤドカリを粗末に扱っていいものか考えさせられました。仕入はしますがきちんとした販売事前説明をさせて頂き、納得した上で購入して頂こうと思っております。当店は大量に消費する量販店とは違いますので価格も量販店の5倍近くになるかと思いますが、オカヤドカリの種類や細かな説明で量販店には無い説明をさせて頂き、少しでも多くのヤドカリが自家繁殖し天然産を捕獲しなくても良い環境に役立てばと思いました。参考までにと言うことでHPをご購入されるお客様に、ご紹介させて頂いても宜しいでしょうか?

波風 / 2012-07-27 21:25:00 No.2465
コンサ札幌さま、はじめまして。

一読していただければお分かりになるかと思いますが、拙サイトのオカヤドカリ関連コンテンツは、2004年にハーミーズクラブと云う生体玩具の販売を開始した(株)トミーと、それに便乗し消耗品扱いでオカヤドカリの大量販売をはじめたアホ業者、およびその取り巻きブロガー達に、喧嘩を売るために立ち上げたという経緯がありますので、業者サイドからの嫌がらせは散々受けましたが、このような肯定的なコメントを頂いた記憶は全くなく・・・、少々感慨に耽っております。
長生きはするもんですね(笑)

さて上記のような経緯がありますので、業者さんには営業的に不利になるような記事、コメントも多々あるかと思いますが、差し障りがございませんでしたら、ぜひご紹介ください。

>少しでも多くのヤドカリが自家繁殖し天然産を捕獲しなくても良い環境に役立てば
これはオカヤドカリ愛好家としての見果てぬ夢でした。
ショップサイドが旗振り役になって、繁殖を指導しブリーダーのコミューンを形成し、繁殖管理が行えれば、近親交配などのリスクも減少し、多様な遺伝子を持つ養殖個体の生産が現実化するのではないかと思います。
札幌の「とあるショップ」のオーナーが先頭に立って、全国に流通するオカヤドカリが「沖縄」ではなく「北海道」から供給される日が来ることを、期待しております。

それはさておき、多数の生体を取り扱うショップならではの、見解やノウハウも多々あるでしょうし、視界が狭まりがちな、アマチュア愛好家とは違う視点での御意見もあるかと思います。
拙サイトはイエスマンを求めておりませんので、記事に対するご意見、指摘などありましたら、遠慮なくお寄せください。

桂枝芽路(かつらしめじ) / 2012-08-09 22:02:00 No.2467
約1年前に大阪府から北海道に引っ越してまいりました桂枝芽路です。札幌市に今は住んでおります。

生き物が無益に殺されるのは自分も悲しい思いです。
狭い水槽のセットの中の、更に狭いプラスチック監獄の中で生き地獄を味わうオカヤドカリは凄く可哀そうです。

生き物を飼うということは、凄く大変なことです。その覚悟無くして安易な考えで飼育するのは駄目ですね、本当に。
愛情を持って育てれば、その生き物はきっと長生きするでしょう。実際、自分も大阪在住時代にコメット3匹を買っていて、愛情を持って育てていたら長生きしましたから。
ここでいう愛情とは、生き物の健康の為にはお金を惜しまない(ただ、高価な品物は買えませんが・・・)ということと、可愛がってやるということです。何か忘れてないかな・・・

桂枝芽路(かつらしめじ) / 2012-08-09 22:03:00 No.2468
あ、そうだそうだ。労力です。

コンサ札幌 / 2012-08-10 01:10:00 No.2469
>波風さん

レスが遅くなりました。申し訳御座いません。
HP紹介の承諾、有難う御座います。

私も他店の販売方法を店名で(その時は自分も名前を出します)批判するタイプなので、波風さんの気持ちは良く解かります。圧力が掛かろうが間違っていない事に対して、事実を言われて逆ギレする方がおかしいんです。

良くある「死着保証いたします」ですが、爬虫類が死着で届くほど状態の悪いものを送らない限り死着なんて有り得ないんです。爬虫類は状態を崩していても1〜2日では死にません。
死着じゃないから保証しないって言うのは、お互いに販売前に生体について詳しく説明したか。説明したなら購入者が本当にその通りの方法を行なったかなど話し合いをして、何処に問題が有ったのかを解明するのがお互いの今後のためなんです。

私は今まで購入して頂いたお客様に最長三ヶ月の保証を無償にて行なったことがあります。それは私の説明不足が原因だと解かったからです。安い、高いの問題ではなく命を預かったんだと言う意識が不足していて、金儲けばかりに目がくらんでいるショップは残念ながら多いです。
そして、そう言うショップがネ−ムバリュ−だけで信用されて何店舗ものチェ−ン店展開をしているのも事実です。

小さな店舗ですが私は正統派でやって行きたいと思っています。
波風さんも負けないで下さい!!



>桂枝芽路さん

仰るとおり通りです。

ショップをやっていますが500円のミドリガメが快適かつどんどん成長するには、初期設備投資に1万円前後は掛かります。

これを聞くと対外の人は買いません。買って頂かなくて結構なんです。「買う」と「飼う」では全く意味合いが違いますし、生き物を育てると言うことはそれだけ大変だと言う事と、人工の環境をいかに自然に近い状態にするには自然の凄さを実感出来る時でもあります。

これを理解して貰えるだけでも僕はいいと思っていますので、500円の生体に万金なんて掛けてられないって思う人には自然の凄さや、自然の大切さが解からない人だと思いますから買って頂かなくて結構なんです。

そんな人ほど飽きて川や山に捨ててくるんですから…

エムリィ / 2012-08-10 20:24:00 No.2470
みなさんこんにちは。

なんかいろいろ考えちゃいますね。
そもそもペット(オカヤドでもミドリガメでもなんでも)を、初心者の人がはじめから
それなりに良い飼育環境で飼ったらペット屋さんでは生体が売れなくなりますよね。

オカヤドなんて小さいショップでも一夏で何十匹も仕入れてますから
あの子たちがみんな2−3匹、せいぜい5匹ずつくらいの単位で各家庭で飼われて
ちゃんと飼育されていったら、潜在的に飼う人がすぐに飽和状態になっちゃいますよね・・・・

オカヤドカリ。
なんでこんな憂き目に遭うんでしょう。
ショップにいる状態になるまでに一体どれだけの脱皮を繰り返してきたか
自然界でどれだけ強運だったかを考えると本当に悲しくなりますT-T

波風 / 2012-08-10 22:11:00 No.2472
おお!
なんか、ものすごく久しぶりにもりあがってますね(^^;
自分の店はほったらかしにして、よそでくだ巻いてる不良管理人です(自爆)

桂枝芽路さん、お久しぶりです。
海水水槽計画は順調でしょうか?
クリオネが舞う流氷水槽レポートを楽しみにしてるんですけど(笑)
>あ、そうだそうだ。労力です。
他に、気合と根性、それに折れない心も必要かと。
最初はキャピキャピしていても、ちょっと生体が弱ったり死んだりしたら、一気に興味が失せてブログ放置・・・というパターンが多いですからね。
持続力などというのは、すでに死語かも。

コンサ札幌さん、こんにちは。
こんな危ない裏通りへたびたび足を向けていただいて恐縮です。
>事実を言われて逆ギレする方がおかしいんです
ははは、私の場合、相手が逆ギレするような言い方をして、反応を面白がってたりして(^^; 性格悪いんです(笑)
>小さな店舗ですが私は正統派でやって行きたいと思っています
はい、頑張ってください。西の空から応援させて頂きます。

エムリィさん、こんにちは
ブログ、順調ですね。見てますよ。
>それなりに良い飼育環境で飼ったらペット屋さんでは生体が売れなくなりますよね
コンサ札幌さんみたいな、ショップは本当に稀有な存在だと思いますよ。
綺麗事だけでは商売になりませんからね。
>なんでこんな憂き目に遭うんでしょう。
「自称」専門店はさておき、単価的にみてもオカヤドカリは客引きの「ワゴン商品」でしょうから、それなりにしか扱われないんでしょう。


数週間寿命の「ヤドちゃんブログ」を眺めていると、やたらオカヤドカリを擬人化した表現が多いですが、本当にオカヤドカリを擬人化して考えるのなら、方向性がかなりずれているように思います。
ショップは、オカヤドカリを売れるまで生かしておけばいいわけですから、その飼育環境は死ななければいい・・・、人間でいえば最低限の居住空間と最低限の食事を与えられるだけの「牢獄」の様なものです。
自宅にお迎えしてからも、人間本位で飾り付けただけの「牢獄」に監禁していれば、生き長らえてもせいぜい数週間・・、ブログの寿命と一致しますね(笑)

生き物の飼育環境というのは、「容れ物」でも「鑑賞用の装置」でもましてや「牢獄」でもなくて、「生活空間」であるべきはずです。
ヤドちゃん、ヤドたんと、擬人化して呼ぶのなら、まず自分の生活空間に何が必要か、それがオカヤドカリにもきちんと与えられているかという辺りを、よく考えてもらいたいものです。

ベッド、食卓、浴室、トイレ、・・・、最低、これくらいはないと私は暴れます。

波風 / 2012-08-11 00:41:00 No.2473
明日のツアーが中止になりましたので、ついでに言いたいことを書いておきます。

まず、オカヤドカリを国外から持ち込むのは植物検疫法で禁止されていますので、現状海外からの輸入は不可能なのですが、それは横に置いといて(^^;

オカヤドカリの生活空間に何が必要かは生息地へ行けば一目瞭然なのですが、子供の頃から虫や魚を追っかけて野や山や川や海を駆けずり回っていた「生き物好き」なら、ヒントさえあればそれなりに想像できると思います。
問題は、業者の営業戦略によって、虫や魚を追っかけて野や山や川や海を駆けずり回ったことのない「生き物嫌い」の人までが、生き物飼育に手を出してしまうこと。各所の質問コーナーのやりとりを見ていてつくづく感じますが、こういった人たちは、活字でアドバイスを受けても映像的に理解するのは難しいでしょうね。
販売業者は、こんな生き物嫌いの素人を広く安く相手にするのではなくて、玄人相手に高く売りつけるプロ根性を見せてもらいたいものです。

ここからは管理人の暴論ですが・・、
世の中には、他人が持っていない入手困難な珍種、希少種を保有(飼育ではない)することに自己満足的な喜びを感じる「マニア」が少なからず存在します。(ネット時代になって確信しましたので言い切ります(笑))
この手の輩は、精神が暴走すれば金に糸目をつけませんので、それを逆手にとって珍種をどんどん売りつけてやればいいと思います。
例えば、国内では絶滅危惧II類のサキシマオカヤドカリも、南方へ行けばたくさん棲息しているわけですから、数量限定で輸入して、変態マニアに10万円くらいで売りつけ、その売り上げで沖縄の採集業者から国産のオカヤドカリ類を買い上げ、元の生息場所に帰してやればどうでしょうか?
オカヤドカリの元値がいくらかは知りませんが、おそらく数十円程度でしょうから、サキシマオカヤドカリ1匹の犠牲で数千匹のナキオカヤドカリやムラサキオカヤドカリが救われるわけです。

本当は、天然記念物として厳格に管理してもらうのが一番なんですけどね。
さっきも天然記念物と紹介しながら、思いっきり手でつかんでいる画像を掲載したブログを見かけました。
天然記念物の生物に許可なく触れることは違法ですので念のため。

全国の愛好家から「おまえが言うな!」というツッコミが一斉に来そうですが(爆死)

桂枝芽路(かつらしめじ) / 2012-08-11 20:18:00 No.2474
>お久しぶりです。
こちらこそお久し振りです。過去のスレを調べてみると・・・4月30日以来。月日が経つのは早い(お前が言うな)。

>海水水槽計画は順調でしょうか?
最近では海水魚の方にも興味を持ち始めており・・・
ご存知の通り、魚類と無脊椎動物の混泳は駄目ですので、選択を迫られています。
それ以前に、マンション内に水槽を置く場所ってどこにあんのよ、という問題に直面しています。せめて60cm水槽は欲しいですので。

>クリオネが舞う流氷水槽レポートを楽しみにしてるんですけど
面白そうですが、クリオネ閣下は餌とかなんとか問題がありますからねえ。あの方、一種類のチビ貝しか食いませんからね。
餌がなんとかなるのであれば、挑戦してみても良いかもしれないとボソボソ。

>他に、気合と根性、それに折れない心も必要かと
自分が金魚を飼おうと決心した背景には、ペットショップで無料で手に入れた、テトラ出版の水質調整剤やカルキ抜きに関するパンフレットを熟読してからです。
正直言ってカルキ抜き以外にもあんなに必要だとは思ってもみませんでしたよ。
3匹のうちの1匹が死んだ時は、悲しかったことは悲しかったですけど、心は折れませんでしたよ。その1匹はもともとなんとなく持病を患ってる感じでしたけど、それから3年近く生かすことができたわけですからね。
その後、残った2匹を何としてでも生き残らせようという決心しましたよ。で、2匹のうちの1匹が赤斑病にかかった時は意地でも直してやろうという根性でエルバージュ治療。3日で患魚は完治しました。
しかし引越しで・・・
まだ大阪に居たら5年目の春を迎えてたんでしょうなあ。

>持続力などというのは、すでに死語かも。
個人的にはまだ生語ですね。

波風 / 2012-08-12 20:19:00 No.2475
シメジは・・・っていうか、ホンシメジじゃなくて、ブナシメジとかヒラタケの話ですけど、さっと湯通ししてポン酢で食べると独特の苦味が引き立って、酒の肴には悪くないですね。
これからも、苦味のあるコメントを期待しています(笑)

>あの方、一種類のチビ貝しか食いませんからね。
あの捕食シーンは、いつか生で見てみたいですね。
5月の沖縄の海で震えていた、根性無しダイバーには一生無理でしょうが(^^;

>>持続力などというのは、すでに死語かも。
持続力とか持久力とかいう概念を超越して「意地」だけで、公開しているのがこのサイトだったりして・・(^^;
ほとんどポーネグリフですな(自爆)




エムリィ / 2012-08-13 11:37:00 No.2477
>>オカヤドカリを国外から持ち込むのは植物検疫法で禁止されていますので


あ、そうなんですね!
個人が検疫通してもダメなんですか。

ちょっと前にブログで書いたんですが、台湾で手のひらサイズのオカヤドカリをたくさん売ってて、すごく魅力的でした^^;
うちのヤドカリ三人衆と違って食べる姿も豪快だろうなあと思うと是非飼ってみたかったのですが、残念デス。

波風 / 2012-08-14 21:20:00 No.2479
エムリィさん、こんにちは。

例の騒動の頃、密輸を疑われる個体を堂々とネット販売するアホ業者が乱立したことがありましたが、愛好家の間にこの情報が広まったことで、多方面からの指摘記事がによって、ある程度密輸の抑え込みに効果みられたという経緯があります。
ハートミットクラブのとれもろさんが、植物検疫所へ問い合わせられたことが元々のソース記事だったと思います。
やっぱり、とれもろろんは偉大なり。
彼女のおかげで、どれほどオカヤドカリの命が救われたことか!

ところで、例の台湾ヤドですが、画像を見る限りでは、 Coenobita cavipesのようですね。
少なくなったとはいえ、沖縄産でもこれくらいのサイズは見かけますので、気長に探してみてください。
個人的に、Coenobita cavipesの顔つきは好みじゃないんですけど(^^;

エムリィ / 2012-08-17 14:03:00 No.2484
波風さんこんにちは。
人様の立てたスレで間借りしていてすみません(^_^;

>>
Coenobita cavipesのようですね


まだまだ種類には全然詳しくないのですが、
つまりうちの子たちはどんなに育ててもああはならないと、
そういう認識でいいでしょうか?(´;ω;`)

波風 / 2012-08-18 00:24:00 No.2485
エムリィさん、こんにちは。

エムリィさんのところは、Coenobita rugosusが2個体と、Coenobita purpureus 1個体でしたね。
手元の資料と経験を照らし合わせても、Coenobita rugosusが、前甲長20ミリを越えることはないと思われますが、Coenobita purpureus は25ミリ越えの個体も観察されていますから、キャロちゃんが雄ならば、Coenobita cavipesに近いサイズまで成長する可能性はあると思いますよ。
ただ、大きな貝殻を与えて意図的にサイズ・アップすると脱皮事故のリスクが大きくなりますから、のんびりゆっくり育ててあげてください。

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