紀伊半島にて
/ 2011-10-24 01:24:00 No.2384
初めまして。

早速ですが、ご質問したいことがあります。
2008〜2011にかけて、毎年紀伊半島にオカヤドを観察しに通い、毎回40匹ぐらい発見していますが、
何故か見つかるほぼ全てがムラサキオカヤドカリで、ナキオカヤドカリが殆どいません。(ナキの方が北限が北なのに…)
もっとナキを拝みたいので、理由が分れば(環境の違いなど)教えてください。よろしくお願いします。

p.s. 航空写真などが必要であれば、現場の名前や住所(海岸に住所ってあったっけ?)を貼ります。

波風 / 2011-10-24 21:19:00 No.2385
@さん、はじめまして。

私が紀伊半島で採集した稚ヤドカリ7個体のうち、6個体はナキオカヤドカリに育ちましたし、確実にひと冬越したと思われるナキオカヤドカリも、現地で観察したことがありますので、紀伊半島で取り立ててムラサキオカヤドカリが優勢という感覚はありませんが、確かに三浦半島や伊豆半島などからの報告はムラサキオカヤドカリが多いですね。
ナキオカヤドカリもムラサキオカヤドカリも同様に漂着するも、若干耐寒性に勝るムラサキオカヤドカリの方が、越冬できる確率が高いということではないでしょうか?

京都大学フィ−ルド科学教育研究センタ−の久保田先生が、白浜の番所山周辺で、オカヤドカリ類の定点観察をしておられるそうですから、興味がおありでしたら、書簡などで問い合わせてみられたらいかがですか。

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