はじめまして
かにこ / 2011-10-05 21:10:00 No.2364
オカヤドカリ初心者の9歳の女の子です。(母代筆します)
6月ごろから2匹飼い始めました。
一匹は先日宿を替え、喜んでいたら、足が一本もげてしまい
その後砂に長いこと潜っていました。
2週間ぐらいで無事地上に出てきたのですが
脱皮していたと考えていいのでしょうか。

もう一匹が3日前まで元気にしていたのですが
急に姿が見えなくなりました。
脱皮?と思っていましたら今までつけていた貝が空になって
転がっているのを見つけました。
娘が心配して心配して…
貝を替えることと、脱皮が同時進行することはあるのでしょうか。
娘は飾り付けのために沢山の貝殻を入れてしまっており
どの貝がなくなっているか、わからないようです。
掘り返して捜したくなる衝動を抑え待っていればいいのか迷っています。
片方のヤドカリのほうが少し大きかったので、食べられたんじゃないかと心配もしています。

あまりに初心者の質問でしたら申し訳ありません。
どなたか教えていただけないでしょうか。

波風 / 2011-10-06 21:39:00 No.2366
かにこさん、はじめまして。

脚が取れてしまったオカヤドカリが、間をおかずに脱皮モードに入ることはありがちです。
2週間という期間はちょっと微妙ですが、前甲長10?未満の個体ならば、それくらいの期間で脱皮を完了させることもあり得ますね。
脱皮後の様子については書かれていませんが、2週間で脱皮を完了するサイズの個体なら、一度の脱皮で取れた脚はほぼ再生すると思いますので、その辺りをご確認ください。

新しい貝殻に着替えた個体が、すぐに脱皮モードに入るのも、これまた普通のことで、特に心配されることはないかと思います。
いずれにしても、どんな状況でも、砂に潜りこんだオカヤドカリを掘り出すことは、絶対にやってはいけません。
これはオカヤドカリ飼育の、基本中の基本です。

かにこさんのお母さんへ
オカヤドカリは世間的には「子供のおもちゃ」と認識されていることが多いですが、実際は何十年もの寿命をもつ生き物です。
ただし、冬を越させて何年も飼育するためには、それなりの設備や技術、それに伴う予算が必要になります。
これはどんな生き物でも同じことですが、小学生のお子さんには負担が大きいかと思います。
様々な生き物を飼育することは、子供たちにとってばかりではなく、大人たちにとっても、たいへん意義のあることです。
お手元のオカヤドカリが、10年20年と生き続けられるよう、お母さんがしっかりとフォローしてあげてください。
そうやって、ご自身がハマってしまったお母さん方を、私は何人も存じ上げております(笑)

かにこの母 / 2011-10-06 22:08:00 No.2368
さっそくのお返事ありがとうございます。
実は私自身、このホームページでヤドカリのことを勉強するにつれ
ヤドカリの奥深さと可愛さにちょっとハマっております^^;
娘の今年の夏休みの自由研究は、ヤドカリのスケッチや飼育方法、
このホームページで得られた知識をまとめて発表したほどです^^

少し寒くなってまいりましたのでヒーターを買ってきたところです。
波風さんのおっしゃるように子供のおもちゃとしてではなく
大切な家族として世話をしていきたいと思っています。
名前もつけて、毎日お世話をしています。
初めての冬ですので気を引き締めていきたいと思います。

体は足が取れた子は1.5センチほどです。
今は足も生えているようで、元気に動き回っています。
昨日初めてヒーターを入れたら、今日コードを伝って脱出しており
大騒ぎになりました^^;(無事、カサカサ動く音で発見されました)

もう一匹の姿が見えないので心配です。
ここで、絶対に掘り返してはいけないと書いてあったので
もちろんぐっと我慢しているのですが
何せ、1センチほどの小さい子で、今までの貝殻は空っぽですし
娘も(私も)心配で…食べられちゃったという可能性もあるのでしょうか?
どれくらいの期間、待っていたらいいのでしょうか?

何度も申し訳ありません。

波風 / 2011-10-07 22:08:00 No.2369
脱皮直後で甲殻の軟らかい個体が、他の個体に食殺されるのは、複数飼育をしていればあり得ることですが、短期間で跡形もなく食べつくすとは考え難いですね。
生きていると信じて待ちましょう。

小型の個体なら、1ヶ月もあれば脱皮を終えるには充分だと思いますが、以前、我が家では、前甲長10?程度のムラサキオカヤドカリが冬から春にかけて4か月以上潜っていたことがありますので、「どれくらいの期間」と問われたら「春まで」と、お答えするしかないですね。

万が一、死んでいれば掘り返したところで生き返るわけではありませんし、生きていれば、掘り返すことによって、取り返しのつかないダメージを与える・・つまり、殺してしまうことになりかねません。
いずれにしても、掘り返すという行為には、デメリットこそあれ、何のメリットもないということです。
子どもに、その辺りの機微を理解させるのは難しいと思いますが、そこはお母さんの腕の見せ所です(笑)

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