待ってました
のぶ / 2016-12-23 19:43:00 No.530
待ちに待った更新。
予想外の視点/時系列を錯綜しての描写にさすが、です。
今回は弾みを付けた印象で、作中の「第2部」を物語の真の山場に、いよいよ地獄が始まるのかと…。
前章の筋書き通り、一直線に暗い破滅の道を突き進むかと思っていました。ところが唐突にカーブを曲がり、その先には更に暗いトンネルが・・・。

考えてみれば本作品はその性格上、冬霧さんの他作品とは違った趣がありますね。一つの状況、場面で完結するのではなく、より長期的な
物語なので、主人公含め、人物の精神と日常が、段々と狂気に蝕まれていく様が描かれていて…。
舞台が切り替わる故に、「次」が読めないです。
まあ、いじめる側すら自制が利かず、展開が予測出来ない事態になりつつあるのだから当然ですが…冬霧さんの頭の中を覗いてみたいです。
次にどんな飛翔があるのか、楽しみに待ってます。

冬霧 / 2016-12-26 20:02:00 No.533
いつも、お世話になっております。
本当に長らく更新ができず、申し訳ございませんでした。

今回の章は、色々な意味で、重要な位置づけにありました。
前編だけだと、やや中途半端なところで終わっているので、本当は、後半も書き上げてから更新したかったのですが、すでに、前編だけでかなりの分量になったので、結果的にはこれでよかったかなとも思っています。

今回の章の前半は、時系列が前後しながら話が進むので、前々章の十七章あたりから内容を憶えていないと、理解しにくいかもしれません。その辺は、読者の方に甘えた書き方ですね。
ご指摘いただいたとおり、責められる側である南涼子が、精神的、肉体的に追い詰められていくのはもちろんですが、責める側も、戸惑いと共に狂気に蝕まれていく点、それこそ、今回の章でもっとも描写したかったところでした。
私の中では、責める側である吉永香織というキャラクターは、『ぶっ飛んだ』少女などではなく、あくまでも『普通の』女子高生という設定なので。

細かい点まで読み取ってくださり、ありがとうございますm(_ _)m

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