GW期の映画スレ
White NOVA / 2018-04-23 10:56:00 No.415
春映画スレはたささんに立てていただきましたが、ウルトラ話で存外、書き散らすことができたので、話の流れを良くするために、改めて、この時期の映画スレをば。

一応、自分は連休中にアベンジャーズと、レディ・プレイヤー1を見る予定ですが、他にもパシフィックリム2とかが気になるところ。
ちょっと、この時期、いろいろ出費が増えるので、優先順位を決めて、まあ、見られなかったものは後からチェックすればいいか、と取捨選択の必要があるわけですが、
とりあえず、自分の取捨選択から外れた作品も、誰かが見ていて、ここで感想書いていただければ、確実に自分のアンテナに引っ掛かることになるので、興が向けば、是非ともお願いします。

まあ、見ていない作品の場合、気のきいたレスができるかどうかは不明ですが、話題に沿った寄り道で適度にお茶を濁したレス付けは得意ですので、スルーはいたしません。
一応、この時期公開されている映画限定ということで。ドキュメントとか、実話系は却下で、基本陽性のエンタメ路線ですね。コナンやクレしん、ドラえもんでもOKで、ただしラブコメ系はダメかな。恋愛メインの映画は本当に楽しめないのですわ。ヒロインが人外とか、SF、ファンタジー要素があればOKなんですけど。普通の女性には興味がない、って今さらハルヒみたいなことを言ってるな。

あと、自分は何の感想も書かないのに、「NOVAさんは〜〜の映画を見ましたか」と質問調で聞いてくるのも却下。NOVAは教師なので、質問には相応の対価を要求します。授業料とか、感想文とか、初書き込みの人の場合は簡単な自己紹介とか。正体不明の怪人物に、気の利いた応待ができるほどは暇じゃないので。
もちろん、スレッドの趣旨に反しない形で、双方向のコミュニケーションを求めてくる人物は大歓迎。

ではでは。双方のはっぴぃトークを期待しつつ。

White NOVA / 2018-05-05 00:39:00 No.416
5月4日、少しズレ込んだけど「みどりの日」にこの場に書き込もうと思ったり。

前の日曜日に、「アベンジャーズ」と表題の映画の2本を友人と見たわけですが、やはり衝撃的なアベンジャーズの「サノス勝つ。アベンジャーズ半壊。サノスはまた帰ってくる」というサノス主人公だよ、こればかりがついつい話題になってしまい、まあ、こちらは後手に回っている現状。

いや、これはこれで普通に面白かったです。アベンジャーズが消化不良を起こしそうな120点だったのに比べて(ただしシリーズに関する知識が必要な前提なので、いきなりこれ見ても意味不明に感じるシーンが多しと思われ)、RP1は85点ほど。原作へのこだわりを捨てれば90点ぐらいは行くかも知れません。

とりあえず原作小説からのファンで、内容は「ゲーム中に隠されたお宝を見つければ、その世界を牛耳るゲーム内バーチャルワールドの所有権・運営権を権利譲渡され、世界を変えることも可能とされる状況で、オタクゲーマーVS大企業のバーチャル、リアル両世界でのお宝争奪戦が展開される」との内容。
圧倒的な数の暴力で押し寄せる大企業軍シクサーズに対して、主人公たち少数精鋭のチームはオタク知識と機転、そして仲間同士の絆と世界に対する真心で挑み、最終的に勝利するという内容。

これ、原作の方は作者のオタク知識が凄くて、何せアメリカ人が書いたのに、ウルトラマンやメカゴジラ、ミネルバXやライディーン、スパイダーマンのレオパルドンといったロボや巨大ヒーローが出て来て、最終決戦に至るシーンを頂点に、
最初の試練がAD&Dの伝説的な難関シナリオをテーマにしていて、NOVAのストレートなツボを突いたし、2つ目の試練がアメリカの80年代TVドラマや映画の知識を突いてくる内容。そして、最終決戦と、もう「懐かしい80年代への郷愁」に満ち溢れている。
日本にとっての80年代って、ちょうど昭和の最後の10年に当たる時期で、平成が終わる今こそ、何だかいろいろ懐古していくモードに、見事にタイムリーというか、この映画の上映に合わせて、自分の中の懐古熱が高まって来たというか、そんな感じ。

映画の方は、原作小説に比べてマイナーマニア度は減りましたが、最初のシナリオはビジュアル的に映えるレースゲーム。ただし、キングコングが邪魔してくる。
二つ目はスティーブン・キングの有名ホラー映画『シャイニング』を題材に、映画ならではのビジュアル的衝撃を前面に出す流れ。
そして、最終決戦はアイアンジャイアントとガンダムでメカゴジラに挑み、主人公たちは生身の車両で戦場を突っ切るため、巨大ロボ戦メインの展開から、メカと等身大の同時並行バトルに変わり、より緊張感が高まる改変かな、と。かたやスーパーロボット大戦であるのに対し、かたや等身大と巨大線の入り混じったスーパー特撮大戦の感覚。

そして原作との最大の違いは、主人公とヒロインの遭遇の速さと、原作では主人公が一人で解決していたのを主人公チームのメンバーに見せ場分担したことと、仲間の一人ダイトウが原作では殺されたのに映画では生き残ったこと。総じて、主人公の孤独が解放されていく過程が原作のポイントだったのに対し、映画では仲間との絆が構築されるのが早く、むしろチームで戦う感覚が増していること。
つまり、原作では初期のロンリー仮面ライダー、映画では秘密戦隊ゴレンジャーのノリですね。実際、主人公、ヒロイン、マッチョ、クールな侍、年少の子供のチーム構成はそのまま戦隊だ。
そして、映画では割愛されたTRPG要素ですが、ゲームの生みの親の部屋に貼ってあるポスターや、本棚の書籍にそういう要素が散りばめられていて、ビジュアル面から補完。これはDVDで買って、細かくチェックしたくなります。壁にあってあるドラゴンのイラストとかね。
惜しむらくは、監督のスピルバーグが、「自分の作品からは引用しない」との方針で製作したため、そういう要素が消え、80年代だけにこだわらない幅広いジャンル作品の抽出になった点。そもそも、冷静に考えるなら、ミネルバもライディーンもレオパルドンもメカゴジラも80年代ではなく70年代だろうというツッコミもあるのですが、まあ、それはアメリカ人がそれを知るまでのタイムラグの結果かな、と。翻訳などで3〜5年ぐらいのズレが生じることは80年代だと割と普通だし。
とにかく、スピルバーグの撮ったガンダムの活躍とか、ガンダムVSメカゴジラという絵面だけでも見る価値はあるな、と。

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