2017夏映画スレ
White NOVA / 2017-08-04 23:57:00 No.376
先に、パワーレンジャースレを立ててもらいましたが、8月に入って、例年の戦隊&ライダー映画の上映も目前に迫ったので、改めてのスレ立てです。

あと、来週には、マーベルのスパイダーマン(withアイアンマン)が、その2週後にはDCのワンダーウーマンが予定されています。
他には、トランスフォーマーなども。

個人的には、8月23日に、DCのTVドラマの昨年末クリスマスシーズンに放送された連作コラボ「インベージョン」(フラッシュ、アロー、レジェンドOFトゥモローの計三話分に、スーパーガールも参戦して侵略宇宙人ドミネーターと戦う話)が、DVDで各シーズンのDVDボックスより先行発売されるとのことで期待中。

まあ、夏は忙しく、ドラクエもままならない状況で、いろいろ楽しみだけが多くて、消化不良気味ですが、とりあえず、一つずつ鑑賞していければ、と。

White NOVA / 2017-08-19 11:16:00 No.377
スパイダーマンは明日、見に行く予定でして、まあ、その前に戦隊とライダーの夏映画の感想を書いておこうかな、と。

まず、キュウレンジャーの方は、普通に面白かったですな。
ガルバイクのチェイスシーンが思ったより力入っていて、短時間ながら今のテレビではなかなか見られないバイク対決映像になっていて、良かったです。
メインは、ショウ司令の旧友がジャークマターに寝返って、地球破壊作戦を敢行する内容なわけで、ショウ司令にスポットを当てつつ、司令が死んだと思われた状況で、リーダーシップを取るラッキーの活躍がドラマ的見所ですね。

このラッキー、物語開始時は「能天気でお気楽で、ポジティブシンキングだけが取り柄のバカレッド」と思われていたのですが、最近はそんなこともなく、「きちんと考えて、リーダーシップを取っていき、決して論理的ではないけど、相手の感情を引きつける前向きなコミュニケーション能力を持っている、一発逆転カリスマリーダー」になっています。
ある意味、ショウ司令よりもリーダーしていたり。まあ、ショウさんが欠点の多いバカレッド的コミカルな性格だったもので、ラッキーがあまりバカをできなくなっているのもあるのでしょうけど。

あとは、ラッキー以外のキャラがいろいろ問題児になったりするので、ラッキーがそれを解決する役回りになることが多く、自然とリーダーシップが高まっていくのでしょうね。
今回も、ショウ司令の過去の失敗を、ラッキーが前向きに解決する手助けをする内容だし、ショウ司令に逆恨みする敵役に対し、「そんな過去の恨みをいつまでも引きずっているのは、新しい希望を見つけることのできていない証拠だ」と前向きにこき下ろす。
ラッキーの前では、どんなネガティブシンキングも吹き飛ばされる確信的な大上段な発言が、見ていて心地よい。相手の感情おかまいなしに強引に(やや斜め上気味な)正論叩きつけて、それでも謎の説得力、納得力があるのは、ラッキーのキャラクター性かな、と。

結論。
ショウ司令の過去にスポットを当てつつ、ラッキーのリーダーシップを堪能できた作品でした。TVでのツルギ説得話とも噛み合っていた感じ。

White NOVA / 2017-08-19 11:35:00 No.378
エグゼイド映画については、TVの最終回を見てから、それとのリンクで改めて感想を書きたいと思っていますが、現段階での感想としては、「ライダークロニクルやゲムデウスという大事件は終わったけれど、細かいバグスター事件については何の解決も見せておらず、相変わらずの物語が続く」という内容。

誰も犠牲にならず、物語も集結せず、今のまま変わらない日常が続く(それでも少しだけ良くはなったかな)というのは、立派なハッピーエンディングなんだけど、何か物足りない気も。

物語の途中では、パラドと黎斗が強大なゲムデウスの力から永夢を庇って消失するという展開があって、「ああ、これまで散々悪役として暴れていた二人が、最後は主役の盾となって散っていく末路か。なかなか衝撃的かつ納得度の高い、最終回っぽい流れだな」と思わせたのですが、結局2人はあっさり復活。ちょっと肩透かしを食らった気分。

その分、テレビでは安易なハッピーエンドにならずに、犠牲を経た上でのほろ苦い決着を迎えて欲しいと思っております。
ゲーム的にも、「真のエンディング」以外は、バッドエンディングとまでは行かずとも、何かを失った形の不完全エンドで、再プレイ意欲を高めてくれることが多いし。

ちょうど、この時期にプレイしているドラクエ11が、やはりそんな感じで、「魔王は倒したけれど、仲間や世界に取り返しのつかない犠牲を出してしまった」のが表エンディング。
そして、表ボス撃破後に、「過去に戻って悲劇を食い止める方法を知った主人公が、世界をリセットさせて悲劇の前にやり直す」という展開になるわけで、そういう感じで生まれた物語が劇場版エグゼイドなのかなあ、とも現段階で想像する次第。

TVでは、ラスボスのゲムデウスクロノスを倒したけれど、少なからぬ犠牲を出してしまった。だから永夢がやり直して、「一度世界にリセットをかけて、暴走を尽くしたクロノス正宗を止めることのできた世界」を構築した、とか。

まあ、全てはTVの最終回を見てから、改めて劇場版エグゼイドを振り返ってみようか、と考えております。

あず / 2017-09-22 22:25:00 No.384
『インベージョン』、先日DVDを視聴。3作品とも順調にシーズンを重ねてる感じ。
ヒーローVSヒーロー(洗脳)・ヒーローVSエイリアン(古典的デザイン)・そして超スピードで文字通り世界を駆ける(ある意味無茶振り)フラッシュ&スーパーガールと盛りだくさん

『侵略宇宙人VSヒーロー連合軍』の王道展開に『過去改変の是非』をからめるようで(フラッシュ・レジェンドからの流れっぽい)
良かれと思ってしたことがかえって事態を悪化させてしまうと
先週のスーパーヒーロータイムを連想する要素が色々とありました。
アロー編が『ありえたかもしれない生活の幻&再生怪人(少し違う)とのバトル』と少し毛色が違うかな

White NOVA / 2017-09-24 18:29:00 No.385
夏映画感想、若干放置気味でした。
理由は、「エグゼイド」劇場版の総括を、TVの最終話見てから、と思っていたのが、まあ、普通に「TVの最終回」の後が「夏の劇場版」と分かった時点で、取り立てて語るネタもなく、しかも終わってない。真の最後は来年春のVシネトリロジーに持ち越しになったことで、総括はそれからでいいな、と考えたのが一点。

それと期待していた「インベージョン」ですが、そちらは先週に視聴したこと。何か書こうか、と思った矢先に、おお、あずさんが先に書いてくれた。だったら、乗っかろうと思った次第。

さて、まずフラッシュとしては、初の地球外生命体との対決になりますね。メタヒューマンとか一般の犯罪者、それと古代から復活した魔術師なんかと戦ったり、死神に追われたりしたことはあっても、宇宙人との対面はこの世界では初めて。
で、旧知のアローや、別世界で知り合った対異星人の専門家であるスーパーガール、そして時間移動戦隊とも言うべきレジェンドの面々(その中核は、アローやフラッシュに登場したサブヒーローや敵役の混成チーム)を召集して対宇宙人ヒーローチームを結成するわけですが、メインの流れは、ヒーロー集結編のフラッシュと、解決編のレジェンドに集約されますね。

アローの方は、シリーズ累計100話という記念回でもあるので、過去に亡くなった身内やら、仇敵やらを再登場させるために「宇宙人の洗脳装置でIFワールドに囚われた」というお膳立てを持ってきた、と。
その前のフラッシュ回で、オリバーがバリーに「俺だって、死んでしまった人たちを生き返らせることができると知ったら、君と同じ選択をしただろう。君は神様じゃないんだ。誤った選択をしたとしても、それを正そうとしているのだったら、過剰に気に病む必要はない」という感じに激励しているわけで、
それがいざ、「自分の過去の悲劇がなかった世界」を見せられて、それを受け入れたい自分と、ヒーローとしての本義を貫こうとする自分の中での葛藤がアロー編では描かれていたなあ、と。

一方、レジェンドの方では、大きな事件の解決編と、シスコとバリーの絆の修復が描かれるとともに、ファイヤーストームの片割れのシュタイン教授がちょっとした干渉で変えてしまった過去の結果について悩む個人エピソードが挿入されたり。
自分が過去の自分に「もっと妻を大切にしろ」と忠告したために、自分の知らない娘が生まれていて、その娘とどう向き合えばいいのか悩む老教授。過去を変えてはいけないという大筋テーマとは別に、変えてしまった過去の産物に対しては、拒絶するのではなく、向き合って受け入れるべきという話でもあって、一つの事象に対して複数の物の見方を提示して、なかなか深いなあ、とも思ったり。

DCヒーローは、本国では10月から新シーズンが始まり、11月には劇場版のジャスティスリーグ公開ともあって、これからますます盛り上がることが予定されていて、いろいろ楽しみです。
TVドラマ版とは異なるキャストの劇場版フラッシュも、来春上映予定ですし、そちらも楽しみにしつつ。

White NOVA / 2017-09-24 19:09:00 No.386
スパイダーマンも、今更ながら感想書き込み。

新スパイダーマンデビュー作のシビルウォーの続編でもあり、また敵の背景にはアベンジャーズやらアベンジャーズ2の敵メカの技術が使われているなど、シリーズ最新作としての面白さがたっぷり。
予習に必要なのは、アイアンマンシリーズ3作と、アベンジャーズ2作と、シビルウォーになりますな。

アイアンマンに関しては、スパイダーマンのピーターが憧れる大企業社長であり、ヒーローチームのリーダーであり、自分をスカウトしてくれた理想像という認識ですが、今回の敵ヴィラン視点では「世間を騒がせるだけ騒がせて、その上復興にかこつけて政府や大企業の利権を振りかざし、中小企業の労働者の仕事を奪ういけ好かない奴」となりますね。
これまでのアベンジャーズの敵が「世界の平和を脅かす巨悪」といった感じなのに、今回のスパイダーマンの敵は「自分の家族の生活を守るために、先端テクノロジーの廃物利用で武器を量産し、裏で売りさばく」のが目的。しかも、その正体がピーターの想い人の父親ということで、ピーターに正義とは何か、を突きつける役どころだったりも。

ピーターがヒーローに憧れるオタクな若者で、スーパーパワーを手に入れて舞い上がっているところを、汚れた大人たちの生き様という現実を突きつけられて葛藤するのがテーマ、とも。
ピーターの純粋なティーンエイジャー気質に対して、トニーだけでなく、各種ヴィランたちも「子供に説教する大人」の顔を見せているところが、ほのぼのしていいなあ。
悪人に「もっと相手の脅し方を勉強した方がいいぞ」と忠告されるヒーローとか。

それと過去のスパイダーマンとの違いは、アイアンマンのトニーが作ったスーツであるため、メカギミックがいろいろ仕込まれており、隠しモードで「サポート用のAIが搭載されていた」こと。
しかも、凝り性のトニーが、さらなる強化バージョンのスーツを開発していて、ピーターに嬉しそうに披露している姿とか、「不慣れながらも、子供を導く大人の役割を果たそうとしているアイアンマン」って方向性がやはり微笑ましかったり。

一方のピーターは、便利なスーツの機能に酔いしれた挙句、トニーからスーツを没収されて落ち込むところから、自立したヒーローとしての覚醒が始まります。中盤の高性能なスパイダースーツの格好良さを、観客も満喫した後で、クライマックスの戦闘に際しては、「ピーター手製のダサい布製スーツ」で戦うことを余儀なくされます。
しかし、便利な道具に頼らずに、自分自身の力で試練を切り抜けるピーターの姿こそが、本作のクライマックス。憧れのヒーローにスカウトされて舞い上がった新人ヒーローが、もう一度、自分自身を見つめ直して、地に足つけたヒーローとして再生する話が「ホームカミング」という副題と相まって、これまで大掛かりな勧善懲悪ヒーローの戦いを描いてきたアベンジャーズ一連のシリーズの中では新鮮に映ったな、と。

でも、最後に、スパイダースーツを身に付けているところをメイおばさんに目撃されたピーターのその後が気になります。正体バレ確定なのか、それとも口八丁でごまかせるのか。
一方のトニーは、シビルウォー時点で別居生活していた恋人のペッパーとの関係が、今作のラストで修復され、どうやら婚約にまで漕ぎつけたようで、アイアンマン3以降のもやもや気分が解消したかな、と。

PS.次は11月の『マイティソー3 ラグナロク』を期待。ええと、邦題のバトルロイヤルというタイトルは受け入れない派だったり。

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