2017春映画
たさくらたすな / 2017-03-30 21:58:00 No.365
まずはキングコング〜髑髏島の巨神〜から
 超スーパーヒーロー大戦との同日鑑賞の兼ね合いで吹き替え版を選択。
 バトルシーンはコング登場時の戦闘ヘリを撃破する場面のほうがコングの活躍感がある感じで、中盤の巨大蜘蛛もパニック演出面が強くて落ち着いて部位破壊、頭部を銃で破壊すれば倒せたりで、それ以降の残った武器でトラップ仕掛けつつの終盤の流れはやや地味かなといった印象、最後は二本足蛇(トカゲ?)のスカルクローラーとのタイマンバトルだけど基本スカルサイドが序盤のタコ同様絡みついてきてなんとか噛み付こうとする動作だけでコングの動きに制限がかかり気味なのもあって、フラストレーションを解消するかのように体に絡まったチェーンぶん回しとスクリューカッターで溜飲を下げた面はあるけどバトルは前半部分が自分は一番楽しめたといったところかな。
 あとはハリウッドにあるあるな日本刀最強推しだけど、かっこ良ければ問題ないなノリでそこも印象に残ったところ、さすがにプロローグのとこでゼロ戦乗りがなんで日本刀持って搭乗してんのじゃ突っ込み入れたくなったけど(笑)。
 時代背景的には1970年代のベトナム戦争期にすることでコングと対峙する戦場帰りの泥臭い兵士の演出になってる感じだけど最後のシーンの帰還兵演出などと合わせて、ちょっとくどかったかなといった印象。

 最後に長いスタッフロールの後に、ようやくゴジラとの絡みが示唆されるけどキングギドラやモスラも影絵で提示されてそこはおっと思いましたね、でも途中で退席してる人たちもいて二度目の鑑賞の人はともかく、そうでない人はちょっともったいないなぁって感あるので、ロール中テロップとかで最後にまだ本編の続きのシーンあるよって字幕入れててもいいんじゃないかなと思った次第。

たさくらたすな / 2017-03-30 22:03:00 No.366
超スーパーヒーロー大戦
 内容的には現行組のエグゼイド・キュウレンジャーとジュウオウジャー(メインはアムだけ)で他はショッカー含めゲーム内キャラということで、スーパーヒーロー大戦のナンバリングとしては旧2作に比べるとやや大戦と呼ぶにはスケールダウンしてるかなといった設定の印象。
 ストーリー的には飛彩とナーガの補完になっていてそこもお祭り映画というよりは外伝色の強い趣かな、本編ナーガの設定に比べると本編が少し砕けてきた飛彩が、少し冬あたりの正確に戻ってる感があって違和感あるけど過去の自分への顛末に精算するという部分は悪くはないかなと。

 さて、ゼビウスが実体化してキュウレンオーの対峙から始まるも復活してキリがなく、あわせてジューランドを壊滅状態に追い込まれ怪我をおったアムが病室に運ばれてきた序盤の展開、突っ込みどころとしてはアムのレントゲン写真に耳の部分がしっかり角の如く写ってたところかな、いやジューマンがそういう種族なのかもしれないけど。それとやっぱりクロスオーバーの際はジューランドは人間界とは融合してない設定かな、その辺はキュウレンジャー自体も未来を舞台にした設定も無しのようだし。基本的にはエグゼイドの世界に来訪した感じかな。

 で、ゲーム世界の現実化の首謀者として疑いをかけられたピポパポの引き渡しを要求するキュウレンジャー側とエグゼイド・ジュウオウアム組との初顔合わせからのVS的戦闘が始まるけど、テレビ本編コラボでの永夢とラッキーの顔合わせは映画ではパラレル扱いでなかった事に、そこに今度はギャラクシアンが乱入してきて、さらに現実化したゲーム世界の貴利矢さんが乱入合わせてこれまたゲームの黒飛彩が登場。ゲームキャラにはゲームキャラということで黒飛彩に協力を要請したらゲームのルールには従ってもらうということで1チーム5人のヒーロチームによるトーナメント戦開催までの流れの序盤。残念ながら貴利矢さんの登場はここまでで続きはゴライダーでといったとこかな。
 ここで改めてタイトルの超スーパーヒーロー大戦のゲームが提示され、それを聞いたあまり前向きでない飛彩の図。

 ゲーム世界に舞台を移して別行動のアムとポッピー、最初のバトルはアムvsストロンガー。なんだか歴代大戦物映画の中でも1、2をあらそうくらいに見せ場なく退場したストロンガーにスタッフの悪意を感じるくらい(汗。続く初代アマゾン戦は野生キャラ同士の組み合わせではあるけど正直アマゾンとヒロインキャラは戦わせたら駄目かなぁという感想、アムを組み敷かせた体制からの噛み付き攻撃はアマゾンが変質者にしかみえない感でアカンといったところ。ここでゲーム内キャラながらオリジナル感の強いウッチーが助太刀参戦でアマゾン撃破、個人的にはここは先にアマゾンとアムで野生キャラ戦、ストロンガーとウッチーで電気雷鳴戦のほうが組み合わせ的には面白かったのではという感想。

 永夢のほうはチームセレクトで先ずはモモタロスを名前のこじつけで「桃」で選択、色的はエグゼイドが桃でモモタロスが赤だけど。青はアオニン八雲、黄は八雲推薦で師匠のマジイエロー翼をと思ったらそっくりさんのビートバスターの陣さん、緑はゾルダの北岡契約書を提示しての決定。但しお供のマグナギガはおらず、なので先に言ってしまうとファイナルベントが見れずちょっと不満かな。
 ここのセレクトシーンは小ネタ含めた遊びが多くて変身前のやり取りが楽しかったですが変身後以降は助っ人ゲームキャラに徹する流れで役者さんも顔出しはここまでといった感じで貴利矢同様そこが残念なところかな。でもゾルダの変身にちゃんと鏡に映る姿を再現してたのはポイント高し。

 ここからチームバトル。対ダイレンジャーに始まっては後は適当にトーナメント表の勝ち上がりの流れだけで割愛。作品の趣旨的には超スーパーヒーロー大戦のメイン部分になるだけにもう少しこだわって欲しかったかなぁと思うところ。決勝はチームゲンム以下、スペクター、イエローオウル、龍玄、そしてモモレンジャー。ゲームキャラという立ち位置とはいえやたらとブリブリしてたモモレンジャーが無駄に笑撃。ゲームルールに基づき戦闘思考な行動をとる設定のなかウッチーが割りとオリジナルリスペクトな性格なのに比べると何故こうなった感がすさまじいですね、でも「いいわねいくわよ」がないのは微妙に不満。
 えっと内訳はゾルダvs龍玄の射撃戦はゾルダの勝利、ビートバスターvsイエローオウルは飛翔しながら突っ込んでくるのをカウンター撃破でビートバスター勝利、アオニンジャーvsスペクターは物量押し負けな感じでアオニンジャー負け、モモタロスはモモレンジャーの演技に騙されて情けなく負け。これで2:2のイーブン。
大将戦的な感じでエグゼイドLv3で普通にゲンムに撃破すると、優勝フォームとしてここで仮面戦隊ゴライダーになって巨大メカでゼビウス群と空中戦。最後は大ボスのアンドアジェネシスのコアをゴライダーハリケーン打ち込んで撃破。
 個人的にはライダーと戦隊の力を併せ持つって設定だから打ち出したゴライダーハリケーンを後追いする感じでライダーキック5連弾を決めるビジュアルも欲しかったかな、ゴライダーはもうちょっと引っ張るかと思ったけどここで終了。どうも仮面ライダー4号の時と違ってストーリー的な繋がりがないようでゴライダーは宣伝込みのフォーム程度なのかなといった次第。

 そして、ボーナスステージのショッカー大戦の開幕、というよりショッカー首領三世無双といった感じか。

 飛彩の方は、過去との決別的にかって自分が治る意思がないということで治療しなかった少年エイトが生み出したという黒飛彩と対決。魔王ブレイブと聖騎士ブレイブの戦いといった様相。最後は剣を放り捨ててキックで決着。魔王ブレイブは艦これスナイプとニコイチ装備になってるから白ブレイブはテレビ本編でも引き継いで使用してほしい感じ。勝利報酬としてキャラカード他とギャラクシアンガシャット

 対する永夢の方はアマゾンズ組。こちらもただ出てきただけといった使われ方だけどアマゾン達の階段壁登りのシーンは目を引きました。体力レベルアップ制限等厳しい設定の中での戦いだったけど永夢のゲーマー設定を活かして隠しアイテムを発見からの体力入れ替えの大逆転でやられる時はあっさり風味。アマゾンシグマも使って初代アマゾンもいれたら5人チーム出来るのに、なんとなく全体的に宣伝的な使われ方しかしないヒーロー達ということでこの辺りは少し雑な作りかなといった感想。

 永夢と飛彩、アムらも合流してショッカー復活怪人戦。やはり設定的な問題かここも終わってみたらこぶりな印象かな、それだけにやられ役として体を張ったウッチーの演技もあってかショッカー首領三世は強さが目立つ。
そこに生じた時空の乱れからジャークマターの戦艦も乱入してきて三世が乗り込んだ後に人型超巨大メカに変形。普通だと戦えないよってことでフタゴキュータマの分身能力を使ってシシボイジャーごと分身、メカごと分身できるのかってここは驚きどころでした。胴体部分が2体確保出来たことで残りのメカと全合体からのキュウレンオー2体と、Lv99エグゼイドも巨大化、ここはパンフレット読み返さなかったらなんで巨大化したか見過ごしてたけど巨大化アイテムを飛彩さんがブレイブ同士の戦いのときに入手してくれてたわけね。で、CGフル活用の戦いぶりで三世撃破と。

 最後に超スーパーヒーロー大戦を制作した少年エイトとナーガとの絡み今回の一番の主題といったとこでナーガが涙を流すくだりなどはいい意味で無感情キャラが感情を学んでいく流れの補完になってたかなと。
エイトを戻す戻らないでまごついてたら、最終的に飛彩がゲーム世界と現実世界を繋ぐゲートを破壊、非常な面を永夢が咎めらるもちゃんとエイトが戻ってこられるための最低限の破壊だけだったようで万事解決。
 飛彩は過去のわだかまりを解決、ナーガは自分同様に感情が希薄なエイトとの関わりで涙を流すまでになったということで本編にちゃんとフィードバックされたら観た側からすれば文句なしって感じだけど全般的にパラレル展開な部分もあったのでどうなるかなといった感じですね。

 気になったのがショッカー首領三世の使い方、復讐の機会を伺ってゲーム内に潜伏してた設定とのことだけど、エイトを何らかの形でそそのかして、その際感情が無くなったなりの設定があってその辺を上手く描いていたらラスボス感がもうちょっと出たのかなと、ゲームを作ったゲストキャラという設定だけだと冬映画と被るけどあちらは別にちゃんと黒幕がいてそれを利用する形だったのでもっと序盤からショッカー三世を動かしても面白かったんじゃないかなぁとまぁそれだと序盤の展開がかなり変えないとだろうから別映画になっちゃいそうですけど。

 ロール後のネタバレは夏映画とパラドクスとポッピー情報解禁。戦隊側もこぐま・おおぐま座とりゅう座のネタもばらしてもと思ったけどこちらは無しでした。

 仮面戦隊ゴライダーはスマホ、タブレットだとau意外のキャリアでもアプリインストールで第1話が無料で視聴できることでこちらはまた後日でも。(この手のサイトは初期30日間は無料なのでうまくそこを利用すれば2話3話も見られはするようですね)

White NOVA / 2017-04-09 21:55:00 No.367
たささん、どうも。
遅ればせながらのレスです。

キングコングは、オーブと一緒に2週前に鑑賞しましたが、超ヒーロー大戦の方は、ようやく今日見て来ました。

コングの方は、怪獣バトルというよりも、巨大生物だらけの島でのサバイバルホラーといった感じでしたね。
スターウォーズのメイス・ウィンドウ役や、アベンジャーズのニック・ヒューリー役で有名なサミュエル・ジャクソンさんが、ベトナム帰りの軍指揮官で、島上陸時にコングに部下を殺されたために、復讐を目指す役どころ。
一方で、コングが「人を守る島の守り主」だと理解した民間の面々と意見が対立する中で、怪物撃退やら、島からの脱出を試みる物語。

同一世界のゴジラよりは、分かりやすい構造の物語になっていて、感情移入しやすかったですね。そちらでは、敵対怪獣ムートーの放つ電磁波のために、近代の電子戦兵器が使用不能になってしまったため、軍事活動が困難になったという設定でしたが、今作は時代が40年前に遡っていたため、当時の兵器では怪獣に大打撃を与えられないという感じで上手くパワーバランスを確保。
最初に、コングにヘリが撃墜されていったシーンが、確かに装備規模からも一番の見せ場だったのでしょうね。その後は、機動戦力が失われ、地上の歩兵が怪獣に銃や火炎放射器で応戦するしかなかったわけで。

まあ逆に、今回の怪獣は歩兵が何とかやり合える程度のサイズだったということで、このコングがまだ成長途上の若い個体だった、と。ゴジラと戦う頃には、100メートル級に成長しているのでしょうが、モンスターバースの今後の展開にも期待できる最後のシーンがあってこそ、の作品だったということで。
アベンジャーズにおける「キャプテンアメリカ」みたいな位置づけかなあ、と。時代を遡って、最初の怪獣の物語を描いたということで。

White NOVA / 2017-04-09 22:50:00 No.368
改めて、ヒーロー大戦。

バトルはいっぱいだったけど、あまり組み合わせが面白くて印象的なカードがなかったな、と。
最も不満なのは、やはりモモレンジャーのキャラが全く違うところ。いっそのこと、霞姉さん(モモニンジャー)辺りが実は変装してました、というぐらいの方が納得できるというもの。

一番面白いと思ったのは、永夢が自分のチームを選抜する際の、イマジンたちを交えたコントシーンぐらい。

金田監督は、あまりヒーローの特徴的な技ギミックを使ってくれず、普通に剣と銃と肉弾戦だけで延々とバトル。まあ、それはそれでアクションとしては悪くないんだけど、これだけバトル回数の多い映画だと、見せ方に変化がないと飽きてしまうというか。
やはり、ライダーだったら、次から次へとフォームチェンジを見せてくれるとか、戦隊だったら個々の技を見せるとかしてくれないとねえ。
ダイレンジャーと戦っているのに、稲妻炎上破も、霧隠れも、重力逆転破も、時間返しも、一文字竜巻もないというのでは、ガッカリというもの。まあ、今朝、リュウボイジャーを見ているので、ダイレンジャーというだけで旬には感じたのですが。

少なくとも、エグゼイド関連の戦闘演出では、尺の長い映画よりも、今朝のテレビのバトル演出の方が密度が濃くて、おおっと感じ入るわけで。

いろいろ懐かしいキャラに会って、おおっと思える映画ではあったけれど、「このアクション演出が良かった」とか、「この物語のアイデアが良かった」というのがなかったわけだしね。
アイデアとしては、ゲーム「超スーパーヒーロー大戦」を作った天才少年とドクターたち、そしてナーガの関わり合いが大筋なんだけど、「ゲームの世界に捕らわれた少年の気持ちを黒飛彩さんが忖度して、現実世界を滅ぼしてしまい、ゲーム世界を現実に昇格させよう」計画。

これ単独だと、なかなか面白いんだけど、エグゼイドという作品がTVも、年末映画も、同工異曲のことをやって来て「現実世界をゲーム世界が侵食する物語」が完全に定番化していますので、もはや新しさが感じられないのも事実。
そうなると、「現実世界に出現した懐かしゲームキャラ」を使って、どんな演出を見せてくれるか、というのが作品の色になるわけですが、「パックマンとゴーストの関係」を提示した年末映画とか、「MMOゲームや、ポケモンGOのようなVRゲームの雰囲気を取り込んだテレビの仮面ライダークロニクル」に比べて、今作のゼビウスにせよ、ギャラクシアンにせよ、超スーパーヒーロー大戦にせよ、登場キャラ以外のゲーム要素はなかった、と。

まあ、要素がいろいろてんこ盛りなのは間違いなく、貴利矢の顔見せ登場とか公開前のwktk場面はいろいろあったわけですが、「いかにも豪勢な見かけの割に、それほど味は美味しくなく、単調な味わいが続いて、食べているうちに胃もたれがするような食感のフルコース料理」となるのかな。
量的に食べて損した、とは思わないですが、「ここが美味しかった」というお勧め料理にはならない、と。「スープはもっと塩味を効かせて欲しかった」とか「デザートが甘すぎる。本場の桃の素材の味を活かせず、砂糖まみれにしやがって」とか、ヒーロー好きであればあるほど、違和感や不満感を持つようになる映画ということですな。

もっとも、映画を見た後で、周囲の子供たちから「よっしゃラッキー」と楽しそうな声が何度か聞こえてきたのには、ニッコリできました。
今作では、ラッキーの登場シーンはそれほど多くないのに、この定番口癖がいかに子供たちの心を引きつけているかが分かって、自分的には和みました。

それと、去年の1号で、本郷さんに「体をいとえよ」と励まされた地獄大使が、本作でもショッカー幹部として暴れているのを見て、ちょっと嬉しくなったり。
できれば、地獄大使を倒すのは、マッチョ1号であって欲しかったですが、今作では昭和ライダーは扱いが悪いでござるなあ。

最初にストロンガーが、ジュウオウタイガーにあっさりやられた時点で、まあ、自分にとっては大きく減点対象だったわけで。

PS.ゴライダーハリケーンも、それを再現するなら、「敵の弱点に変形」するなど小ネタを効かせて欲しかったりも。要塞を攻撃するソルバルウとかになれば、ゼビウスファンは拍手するだろうに。いろいろ痒いところに手が届かないネタ出しだったわけで。

たさくらたすな / 2017-04-11 21:22:00 No.369
仮面戦隊ゴライダー

 1話をみた感想はギミック的には仮面ライダー4号と同タイプの作り、ただループ表現は最低限にして謎解きに時間をさいてる感じで脚本の作りがすっきりしてる感じかな、あと映画との繋がりはばっさり切ってこの作品単体としての外伝作品に仕上げてて、続きはwebではなくしてるところは素直に好感。

 アナザーアギト、ブレイド、バロン、マリカ、レーザーとメンバー選択としては全体としては近距離タイプが多めでバトルシーンもよい感じです。とくに武装ギミックをもたないアナザーアギトが最新のエフェクトで重たい感じのパンチなど一撃を放つ感じは観ていてちょっとした爽快感です。
 剣崎の滑舌が相変わらずというか気になったので調べてみると、どうもわざとオンドォルっぽくなるようにあえて滑舌を悪くしてるとか、ディケイドの客演の際はパラレルの別人の気持ちで演じられてたとかだから今回はオリジナルを意識してという感じなのかなと。
 人数的にもストーリーとのバランスもちょうどいいかなという感じ。キャスト一覧から黒幕はバレてるので2話3話のネット感想を読んでみるかぎり自分的には各キャラの死後を想いを補完的外伝としては当たりな展開かなと思っています。

 テレビ本編以降、貴利矢をこうやって活用するなら本編にもどうにか再登場させてほしいなというのが正直な感想ですね。

 ウルトラマンオーブの方はようやく月遅れで上映が最寄り映画館で始まったので週末観に行く予定です。

たさくらたすな / 2017-04-18 00:39:00 No.370
ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!

 全体的にはコミカルなノリだけどエピソードとしてもお祭り作品としてもそつなく纏めたといったとこかな。セブンが登場したときにBGMにあわせてセブン!セブン!セブン!とギャグを挟みつつも話の流れとしてはうまく落とし込んだなといった感想です。山寺さんが声を演じてるサデスが常にハイテンションな喋りを続けながらのバトルという戦隊怪人に近いこともあってそれも近年のウルトラ作品にないノリを作っていたかなと思います。

 ただバトルのメンツが敵側も含めて中盤〜後半まで固定されていたので、まだやられてないのかよって強めに感じてそこだけテンポが間延びしてるようにも感じました。技は多彩だったけどオーブトリニティになってから形勢逆転過渡思ったら苦戦の流れも続いたりでこの辺もリズムの悪さを少し感じました。
 他にもジャグラーがせっかくゼットンとパンドンをさん付けしてゼッパンドンにフュージョンアップしてヒッポリトとテンペラー相手に活躍して吹っ飛ばしても倒しきれていずにその後形勢逆転されるとこは下っ端の虫人間達あたりを(巨大化が難しいかな服着た宇宙人だとゼットン星人がXで巨大化の例あるけど)
一度倒しておいてガッツがナオミ達を人質にとってからヒッポリト・テンペラー乱入とかで絵面の変化をいれるとかな工夫あるとよかったなかなぁと思ったりも、何というか刀でしつこく切られても切られても倒れずにひたすら断末魔の叫びを続ける時代劇コント的なノリを感じたので。

 感心した要素としてモーションキャプチャーの逆を応用したパワードタイツ、情報バックアップとしての側面しかなかったSSPに限定的とはいえ防衛隊的な要素を付け加えるアイデアは面白いと思いました。冒頭のナオミのアクロバティックなアクションお披露目も合成技術が違和感なくこのへんもXのころからどんどん進化してるなぁと感心。
 もう少し活躍がみたかったのがジャグラーさん、光の一面を残しつつも闇属性の戦士として主人公サイドよりで戦うとこに個人的には創作ものとかでは闇は敵対する方がメインなことが多い中で、ある意味闇属性の表現の広がりの可能性を秘めた希望の戦士(笑)といった感じで観ているのでもっと活躍が観たかったかな、ギンガ・ビクトリー・Xとの共闘が今回のメインな部分でもあるから仕方ないかな。あとセブンとゼロが同じシーンで顔合わせがなかったのもちょっと残念だけど、こっちはオーブファイトのお預けかな最後のシーンもそういう流れで締めたしで、なんとかオーブファイト開始のタイミングで観れてほっとしつつといったとこです。

White NOVA / 2017-04-18 22:58:00 No.371
たささん、どうも。
最近、リアクションが悪くてすみません。どうにも、花粉症の奴に悩まされていて、気力減退モードなもので。

さて、書き込みいただいたゴライダーの方ですが、自分は未見ですね。ネットで感想読みながら、間接的にストーリーは把握したつもりですが(剣崎が偽物だったとか)。

オーブの映画の方は、無難に面白かったと思います。この辺、円谷と東映の歴代ヒーロー集結ものを比較すると、円谷さんの方は旧作ヒーローを割と大切に扱ってくれるというか、キャラに愛があると感じますね。一方で、東映さんは、年末のライダーとか正月の戦隊はまだしも、春の作品は「適当に頭数だけ揃えた大部屋役者みたいな扱い」になりがちで、当たり外れが大きいなあ、と。

まあ、今回の円谷作品は佳作ではあるけれど、傑作と言い難いのも事実。というのも、ゼロは序盤と終盤の顔見せでしかなく、物語の規模もウルトラ十勇士以降では最も小ぢんまりとしていて、TVの延長でしかない。
もっとも、これはオーブという作品が、「防衛チーム対侵略者」ではなく、「民間の調査グループが怪現象を取材する」という構図のため、必然的に世界規模、宇宙規模の大事件を描きにくく、「ご町内の謎のお屋敷でバタバタする」形になったゆえ。

まあ、ギンガの劇場版みたいに「学生たちが山歩きをしていたら、宇宙人に遭遇しててんやわんや」というのに比べたら、はるかに地球のピンチを描いていて、相応の緊迫感はあったのですけどね。

とりあえず、本作の醍醐味は、放送終了していたオーブさんと、前作のエックスさんに久々に会えて、ちょっと懐かしいなあ、みんな元気に頑張っているなあ、と感じ入る作品ということで、それならテレビの雰囲気とあまり変わらない方がいいでしょう、という。
そして、映画を見終わってから、テレビとのリンクを楽しめればいいかな、と。

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