2016-17冬映画スレ
White NOVA / 2016-12-08 22:31:00 No.344
ライダー映画に備えてのスレッドです。

自分は、ライダーの他、スターウォーズと、年明けの戦隊VS映画まで見るつもり。

White NOVA / 2017-01-01 00:09:00 No.347
結局、年内には書き込めませんでしたな。

スターウォーズと仮面ライダーについて書き込もうと思ったのですが、役者の訃報とか、キャラクターの死とか重なっちゃって、年末は少々、気が滅入っておりました。

スターウォーズの新作「ローグワン」は、作品としての完成度は高くて面白かったと評します。最初の作品「エピソード4」の前日譚的外伝作品になり、この作品を見てから即座に「エピソード4」を見たくなるほど物語に入り込むことができました。
良かった点は、惑星破壊兵器デススターのもたらす地上の天災模様が映像化されたこと。リアクター一基での試し射ちで都市一つとその周辺の大地が崩壊し、災害映画のような演出が恐怖感を煽ります。さすがはハリウッド版ゴジラの監督。
辛いのは、主人公たちが最終的に全滅してしまうこと。まあ、彼らの犠牲があって、エピソード4のルーク達によるデススター破壊が結実するのですが、自分としては、誰か一人ぐらい生き残って、後世に死んだ者の物語を語り継ぐぐらいに思っておりました(メインメンバーが全滅した必殺からくり人でも、殺しのサポート役は生き残ったし、7人の侍でも全滅はしていない)。でも、きれいに全滅。それぞれの散り際は格好良かったり、美しかったり、一見の価値はあると思います。
そして、本作のラストは、「ローグワンのメンバーを始め、多くの犠牲を経て、デススターの弱点を示した設計図データは、反乱軍のレイア姫に『未来への希望』として託された」というもの。

タイミングが悪いのは、この『希望』を受け取ったレイア姫役のキャリー・フィッシャーさんが最近、亡くなってしまったこと。全世界のスターウォーズファンにとって、年末はお通夜状態になってしまったわけですな。
自分もシリーズファンとして、この場でお悔やみ申し上げるとともに、彼女の遺作となる次作「エピソード8」を期待しながら、改めて作品鑑賞を通じてお別れを述べたい、と考えております。この訃報は、自分にとっては、必殺シリーズの中村主水役の藤田まことさんと同じくらい大きく感じております。青春期に楽しんだ作品で、近年シリーズが復活して久々に活躍するのを見たら、まもなく亡くなられたわけで。

さて、キャリー・フィッシャーさんの場合とは異なりますが、年末を鬱屈気分にさせたのが、エグゼイドにおける九条貴利矢の退場劇ですね。
年末の劇場版は楽しんで見たのですが(アクションの充実や、各ライダーそれぞれがただの顔見せではなく活躍していたドラマ構成とか、当たりだったと思う)、映画内ではエグゼイドの4人ライダーがテレビ版ほどいがみ合っておらず、協力して巨悪に挑んでいた。
テレビでも早く4人が協力しあって欲しいなあ、と思っていたら、何とか無理矢理協力プレイでかりそめの共闘劇を展開した後、次のクリスマス回で貴利矢退場に至る、と。何だか、劇場版見て抱いた希望を踏みにじられた気分になりましたよ。

そういう諸般の事情で、年末の特撮感想は、自分にとってなかなか鬱屈させるものがあった、と。

でも、まあ、年が変わったので、そういう気分を切り替える方向に書き込めたらいいなあ、と考えています。

1月は、「戦隊VS映画」と、マーベルの「ドクターストレンジ」を鑑賞予定。

たさくらたすな / 2017-01-16 19:43:00 No.360
ジュウオウVSニンニン 鳥男は見た!

 クバルがまだご存命かつ離反する前なので時系列的には本編11月あたりの話なのかな?
 最初は雇われヒーロー始末人ルンルンの策略で実際に戦うはめになった2大戦隊なるも、未来からきた天晴の子供とその説明を聞いて細かいところを気にせずあっさり納得する天晴の性格に便利な役どころだなと、でも自分が将来ハゲるかは気にはするようで、あぁ気にするとこそこなのみたいな。
 どちらかというと大和のほうが気苦労おってハゲそうな気もな感じでツッコミ入れそうにも、しかしタイムワープまでしてしまうとは手裏剣忍法おそるべし。

 そのわきでみっちゃん・キンジとそれぞれが人質になっていざガチな感じの戦いが始まりいくら騙されてるとはいえ大和・天晴が止めてるのに暴走ぎみに戦ってるもんだから、なにか敵に妨害電波物質には闘争本能を開放させる作用でもあるのかなと思ってたら、実は正しい言葉を封じられたみっちゃんが妄想劇場を元にしり文字の機転を効かすことに成功していて一芝居うっていたという流れ。映画でもこういう形で妄想劇場を活かしてくれるのには感心しました。

 しかしこの始末人いろんな星のヒーローを内部分裂で倒してきたっていうらしいけど作戦内容をみるかぎりはよっぽど短気な人たちじゃないと上手くいきそうにないから最後は実力でゴリ押ししてたんだろうなってイメージ、再生怪人を生み出す能力も持ってバングレイのような記憶利用型ってよりは、闇の使いって言い回し的に同じ記憶を利用していてもウルトラ10勇士のエタルガーのエタルダミーに近いタイプかなという感想。

 再生怪人戦ではニンニンサイドの親子三代アカレンジャー以外にもがモモ・シロの着ぐるみというか野性開放変身前も観たかったなぁ、後キンジとの2ショットに一気にポジティブになったみっちゃんの嬉しそうな野性大開放は笑いが出そうになりました。

 新戦隊のお披露目は横槍を入れようとした3幹部にこれまた邪魔をさせまいとバドさんが変身しようとしたところに登場、結果として様子見状態に移行したバドの変身が観れなかったけど変身には負担がかかるようだからしないですむなら
しないのだと納得させつつキュウレンの各戦士の個性踏まえた戦い方の紹介って感じかな羽つきのピンクとガリアンソード型の剣のオレンジが印象に残ったかな。

 歴代レッドのシーンは通常のVS作品の時間ではきつきつに尺をとったという感じでもう少し時間が欲しかったところとゴーカイ映画のときにつかったスーパー戦隊バズーカーの再利用が観たかったかな。巨大戦ではロボに玩具のつくりの制約の為かニンシュリケンをワイルドトウサイキングを貼り付けただけの形だったのでもうちょいコラボ感欲しかったかなとも思ったけどパイルバンカータイプの攻撃はツボにはまるのでロボの利用自体はドデカキングよりはベストチョイスだったかなと。

 最後に戦隊が全滅してたら天晴の子供生まれてないって疑問にあっさりと結婚していて実は奥さんも妊娠中と説明する天晴、いやライダーの方でも進ノ介の方で妊娠報告ありましたけどこっちはサプライズすぎ、奥さん誰やって思いながらも天晴の性格あらためて便利キャラすぎるなというところで〆。EDの風花ちゃんダンスは相変わらずキレキレだったのと、3幹部まで観れるとはいった感じでした。ジニスさまはシン形態でもさすがにキャラにあわず無理だったかな。

 終了後には春映画のスーパーヒーロー大戦の新作の告知と6月のスペース・スクワッドのCMも流れてました。それと8月予定のパワーレンジャーも変身後を見せないチラ見せというか焦らし見せCM流れてたけどこっちは子供たちには戦隊関連の作品って分かりにくい感じの作りでした。

 ともあれ短いながらも堪能できた作品でした。

White NOVA / 2017-01-17 01:48:00 No.361
たささん、どうも。
特撮掲示板の方に、今週分の感想書いてから、映画の感想書くために、こっちを覗いたら、「あ、すでに、あらすじ書いてもらっている。ラッキー」とシシレッド気分になったNOVAです。

クバルさんが健在で、バングレイが散った後の話ですね。よって、ジュウオウの面々は、宇宙海賊とすでに対面済み。よって、ニンニンジャーを見て、すぐにスーパー戦隊と理解するのは納得。
まあ、ニンジャの方がジュウオウを悪の妖怪と思い込んで、聞く耳持たずに襲いかかってきたので応戦せざるを得なかった形ですが。

ルンルンという名前で、「私は花の子です」の主題歌を思い出したりも。懐かしの東映ヒーロー復活は一時期流行ったけど、まさかアニメの東映ヒロインがこんな形で復活するとは(違う)。
そのうち、ララベルとかサンディベルも復活して、魔法少女祭りがあるかも(注・サンディベルは魔法少女じゃありません)。でも、キャンディ・キャンディの復活はないだろうなあ、版権的にややこしいので。

と、関係ない話はこれぐらいにして、未来の息子から事情を聞いて大和に謝罪して土下座までする天晴。友情の明石に、ジュウオウイーグルに対して「赤王者」の称号まで与えたり(微妙に違う)。
まあ、「アカニンジャー」というネーミングに合わせるなら、「アカオウジャー」だよなあ。戦隊一般なら、「ジュウオウレッド」だろうけど。

それにしても、ドライブ夏とかゴースト最終話とか、「未来から来た息子が父親と絡むエピソード」は近年よく見るパターンだけど、今回の話が一番、父子のコミュニケーションが濃厚だったと思いますね。それだけ、天晴が物分りが良くて、コミュニケーション能力が高いという性格面もそうですが、実際に子供が生まれるのが近いということもあるのでしょうな。さすがに、結婚すらしていないのに、息子だと言われても素直に受け入れにくいだろうし。

ミッちゃんの機転もさることながら、それに気付いた霞姉さんの察しの良さも相変わらずなようで。さらに、アムの持ちかけた「ダマされたままなのはしゃくなので、ダマし返してスッキリしよう」に同意するのが笑えました。戦隊ダブル腹黒ヒロインの面目躍如ということで。

八雲の魔法でパオン丸に変身させられるタスクとか、「イージー」という口癖が理解できずに首をひねるタスクとか、最後に感覚で「イージー」の意味を理解して多用するタスクとか、最近、テレビではすっかり影の薄くなった緑象さんが目立った感じ。

イエローコンビの凪が、レオの脳筋体質を見て「タカちゃんみたいだ」とコメント入れるのも笑えた。

最後の戦隊終結は、とって付けたようなおまけ程度ですが、他の要素が盛り沢山だったので、食後のデザートみたいな感覚で受け止めました。どちらかと言うと、牙鬼に対して親子孫3代アカニンジャーの活躍が一番の山場みたいに感じましたし。
その分、現役レッドの大和が苦労人体質ばかりが強調されて、勢いで他のメンツに負けてしまった感じですが、まあ、何でもありのニンジャ相手なら仕方ないかなあ、と。
こう見ると、ジュウオウの面々って、割と常識人というか、ジューマンの面々も単に異邦人なだけ。一番フリーダムっぽいレオでさえ、理はわきまえているというのが、ニンニンジャー見て分かったという。

さて、キュウレンですが、デスガリアンの足止め役としての登場。「戦隊の歴史が終わる」という危機的な状態を脱しての、華々しい新戦隊デビューという大一番。
まずは、シシレッドが「やっと地球に着いたぜ」と言いつつ登場して、デスガリアンに「赤はワシじゃないのか」とツッコミ入れられる。で、「ワシはピンクでした」と応じながら、5人登場。
さらに、「5人組か。大したことないな。軽くひねりつぶしてくれる」的な反応を示したデスガリアンに対して、「誰が5人だと言った?」と9人勢ぞろい。
「9人だと?」と驚くデスガリアン3幹部。いやあ、こりゃひどい。ここから9人で3人をいじめる数の暴力に発展。その朝、アザルド・レガシー相手にジュウオウジャーが大敗を喫する映像を見ていたので、映画内でアザルドたちが翻弄される様はいっそう痛快でした。
毎週、9人のアクションが見られると思うと、なかなか豪華なニチアサになるなあ、とも。いや、まあ、普段は母船に待機しているメンバーとか、ロボ操縦組と等身大組に分かれての戦闘演出とか、変化は付けてくるとも思うけど。

とにかく、普通に楽しく、ワクワクしながら見ることができた作品と。

White NOVA / 2017-01-31 00:16:00 No.362
久々に、貧血になりました(苦笑)。

実は、自分、医療ドラマが苦手でして、とりわけ生々しい手術のシーンで気分が悪くなりがち。これが例えば、スプラッター映画で血みどろシーンとか、惨殺シーンなんかは見ても、それほどウゲってならないのですが(たぶん作り物だと分かっているから)、どうも病院での手術シーンなんかには、リアルな想像力を喚起されてしまうんでしょうね。
まあ、エグゼイドを見ている限りは、特に問題なく見られるので、そういう生理的嫌悪感は克服できていると思っていました。

でも、ストレンジでやられました。
この映画の序盤、主人公の天才外科医が交通事故で両手の神経を損傷して、繊細な手先の技術を要する医療活動が2度と行えなくなるという展開に。
この腕の損傷シーンから、気分が悪くなって、「うわ、久々の貧血キター」と感じながら、その際の対処手段(腹のベルトを緩めたり、呼吸を何とかコントロールしたり、楽な姿勢を模索したり)を取りながら、何とか我慢に努めたり。

劇中、ストレンジさんは、陰鬱なムードで自分の腕の回復に励んだ挙句、現代医学で治せないのを奇跡の力にすがるべく魔術の道を志す流れ。
その結果、魔術の才能に目覚めて、闇の儀式で世界を滅ぼそうとする一派と対決するようになる物語なんですが、
自分はストレンジさんが魔術を習得する辺りで、ようやく体調が回復。何だかリアルで、ストレンジさんの苦悶と復帰を味わうことができました。
おかげで普通以上に感情移入できたかな、と。

この作品、独特の魔術描写が面白く、エネルギー生成や、魔術で武器や楯を生み出したり、転送ゲートを開くなどは、まあ、よくある描写なんですが、時空間を歪ませる映像描写が凄まじいですね。
空間を歪ませることで、独特の戦場を構築するのは、言わば宇宙刑事ギャバンの魔空空間みたいなものですが、周囲の高層ビルの壁なんかが回転し、スライドしていくなど、いかにもメカニカルなギミック変形のイメージで、からくり変化を見ているようで楽しい。まあ、この映像描写をずっと見ているだけでも酔いそうですが、幸い、自分の気分には影響せず。
さらに、時間を歪ませることで、破壊された香港の街を逆再生し、元に戻しながら戦うシーンも独自の映像的面白さが。ええと、ジョジョ第4部のクレージーダイヤモンドの修復される物品描写が、大規模になったようなものと言いましょうか。

アントマンの縮小映像も凄かったですが、今作も単純にCGだから凄いのではなく、CGで描く背景描写のイメージそのものが凄い、いまだかつてない程、アイデア満載な映像描写だったと。

ストーリー的には、終盤で「世界を滅ぼす最強の魔王」と対峙するのですが、天才でも経験不足なストレンジでは到底、勝つことができないわけで。魔王の強力な力で、あっさり粉砕されます。
しかし、ストレンジは、自分が魔王と出会って殺される時間を何度も繰り返すループの枠に、自身と魔王を封じ込めることに成功。
「私は勝つことができない。しかし、永遠に負け続けることならできる。痛みを経験することにも慣れているのでね。私が我慢できる限り、この時間を繰り返すか、さもなくば交渉に応じるか」と魔王と取り引きを図ります。

最終的に、何度殺しても復活しては「交渉しよう」と持ちかけるストレンジの強靭な意志に屈して、魔王が交渉に応じ、事件は解決。地球は当面の平和を勝ち取ることができます。

ラストで、ストレンジは亡くなった師エンシェント・ワンの遺志を次いで、地球の守り手として魔術の修行を続けることを決断。
マイティー・ソーが再びロキとニューヨークに現れたのを知って、その思惑を確認するシーンがあったりして、後のアベンジャーズとの合流の伏線も張ったり。一応、劇中でも「アベンジャーズは物理的な世界を守り、魔術師は霊的な世界、時空を維持することを目的とする」といったセリフがあり、物語としての棲み分けが語られることも。

何にせよ、映画を鑑賞中に、貧血になって、その後、回復するという経験は初めてだったので、途中、どうしようかと焦ったのも、まあ、忘れられない体験と言うべきかな、と。

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