2015年末映画
White NOVA / 2015-12-15 00:29:00 No.310
まあ、仮面ライダーとスターウォーズの感想を書くつもりですが。

それと、今年の夏のライダー&戦隊や、ターミネーターも書こうと思っていたけど、仕事で忙しい時期だったので、この場では書かず仕舞いになっていたことを今頃、気にしつつ。

まあ、ドライブの夏映画は、割と面白かったのですが、設定がターミネーターとかぶってる点が多く、機会生命体の暴走という点ではアベンジャーズともかぶって、何となく食傷気味だったのと、
何よりも、劇場版よりもテレビ本編のクライマックス展開の方が盛り上がっていて、「当然テレビでも劇場版を盛り上げるように紹介はしているものの、それで膨らみすぎた期待が割と裏切られる形」になってしまい、脱力という点。

例えば、テレビでは「ベルトさんこと悪のクリムの登場」を盛り上げていたのですが、劇場版では「悪のクリムとは、ロイミュードが化けていた息子の作り話」と判明して興醒め。
そして、テレビでも登場した悪のクリムは「ロイミュードが化けていた偽者」ということで、まあ、納得の仕掛けなんですが、テレビの方の整合性に比べて、劇場版の方は無理矢理感というか、強引な展開に白けてしまった感が強かったなあ、と。

うーん、ドライブの映画って、春の「3号」も合わせて、自分的には当たりが一つもない感じがします。
一番面白く感じたのは、昨年冬のムービー大戦で、あれは鎧武の方が大当たりで、最後をミッチの成長と、敵によって復活させられた戒斗さんの彼らしい反抗と、貴虎と戦極凌馬の決着とか、テレビの上手い補完になっていて、
一方のドライブの方は、ロイミュードの設定が後のテレビでのキャラ描写とは違っていたり粗はあるものの、おまけのプロトドライブDVDとか、「仮面ライダールパンの正体がロイミュードのプロトタイプ」でチェイスの正体を匂わすような伏線だったり、その後のテレビの展開を期待させるような仕掛けが為されていて、
視聴後感は十分満足できるものだった、と。

そういう感じで、ドライブ映画に自分として順位を付けるなら、「鎧武とのムービー大戦」「夏映画」「3号」そして再会が、「今回のゴーストとのムービー大戦」になります。
よって、次の感想文は批判要素が強くなるなあ、と思いつつ。

White NOVA / 2016-01-01 10:06:00 No.314
仮面ライダー映画は誤って別スレを立ててしまったので、こちらはスターウォーズ話に。

さて、年末にエピソード7を見て参りましたが、総じてサプライズの少ない無難な映画にまとまったなあ、と。
エピソード1から3を見たときのような映像の驚きとか衝撃の物語とか、そういうのはなくて、無難にエピソード4の再現に終始しながら、新主人公の物語を立ち上げた感じ。
ダースヴェーダーの後継者を目指す敵役カイロ・レンが、新メンツでは最初にキャスティングに配置され(Zガンダムにおける、カミーユより前に置かれたシャア状態)、新主人公のレイとフィンが後に配置されたのはどういう事情か気になりますが、
彼らの前に、先代のルーク、ソロ船長、レイアの3人が置かれ、旧作ファンを喜ばせる形。ただし、ハッピーエンドに終わったエピソード6から一転、悲劇の展開が待っていたり。
ハン・ソロとレイアの息子ベン・ソロが、ルークの弟子としてジェダイの訓練をしたものの暗黒面に転向し、ジェダイ後継者育成計画を破綻させ、ルークは失意のままに失踪、ハンとレイアの結婚生活も破綻することに、と、とてもめでたしめでたしとは言えない始まり方。
で、カイロ・レンとなった不肖の息子ベンが、光と闇に揺れる自分の甘さを断ち切るために、ハン・ソロ殺害という結果になるなど、旧作ファンの心を揺さぶりつつ、
新たなジェダイの騎士レイの覚醒を描いた、と。まあ、彼女の素性はおそらくルークの娘かな、と思わせつつ、ルークが最後の最後に顔見せ的に登場しただけで(2年後の次作でレイの修行が描かれそう)、今回のメインはハンとレイの父娘っぽい交流劇ですな。
まあ、実際、レイはルークの娘であるよりも、ハンとレイアの隠された娘である方が、カイロ・レンの妹ともなって因縁が深まるし(仮面の兄貴と妹の対立ってガンダムっぽい)、ハンの死後、ミレニアム・ファルコンを受け継いだ状況からも、やっぱハンの後継者の立ち位置なんですな。
そして、ヒロインでもあり、強いフォースを持っていることからも、レイは一人でルーク、ハン、レイアの3人の役割を背負わされたことにもなる、と。そんな彼女がどう成長するか次作を楽しみにしつつ。

一方でストームトルーパー脱走兵のフィン君は、ランドとハンと3POを足して3で割ったような中途半端なキャラに仕上がった感じ。ヒーローにはなりきれず、一応はムードメーカーの立ち位置なんだけど、今後はどうなるかな。

で、この時期に深夜放送でエピソード5と6も見ましたが、古い映画だけどワクワク感はこちらが上ですな。
とりわけ、5はこれまできちんと見ていなかった(ヨーダの修行辺りから見て、中途半端なのに見た気になっていた)ので、今回、初めて一本丸ごと見た形。
そして改めて気づいたこと。エピソード7の舞台が、砂漠、森、雪原の惑星に移るのは、4のタトゥイン、6のエンドア、5のホスのそれぞれのオマージュだろうって。他には、沼地の星ダゴバ(ヨーダの隠遁地)に相当する背景が今回出てないけど、それは次回のネタかな。

ともあれ、いろいろスターウォーズ尽くしなねんまつほうこくでした。

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