2014春の映画スレ
White NOVA / 2014-03-16 14:31:00 No.270
仮面ライダー大戦用に立てておきます。
ウルトラマンギンガは、そのうちテレビでやるんじゃないかな、と思って、自分はパスですが、見た人がいれば感想歓迎。

自分的には「ホビット2」関連の消化が目下の旬。

White NOVA / 2014-03-30 14:52:00 No.273
ライダー対戦感想。

まず、いきなりストロンガーがやられて愕然。
ええと、カブトのクロックアップに対しては、エレクトロファイヤーで周囲に電撃防御結界を張って、動きを封じる、と。ここまではナイスなのに、とどめのストロンガー電キックを放ったときに、カブトのカウンターキックを受けてアボン。
自分のライダー大戦は、これで終わりました(爆)
あとは消化試合ですな。

ストロンガーを倒したカブトは、油断していたところを、空からスカイライダーの攻撃を受けてアボン。
そのスカイライダーに対しては、両腕ロケットのオレンジフォーゼが空中戦で襲撃してアボン。
そのフォーゼに対しては、ジャンボなJが襲い掛かり、「巨人キター」の叫びを上げさせて撃墜。
そのJに対しては、鎧武がスイカで対抗して撃退。

序盤で、どんどんライダーが散って行く様子を見せて、物語は「1週間前」に遡ります。
で、当初は鎧武メインで物語が進行してましたが、途中から主役がディケイドの士に変わって、そこにファイズの乾巧と、Wの翔太郎が絡んで行く流れ。
あとは、探偵助手にされた戒斗さんがコメディー担当。

ライダー大戦の理由は、バダンの計画が「死者を蘇らせ、生者の世界と反転させようとする」もので、「いつまでも死者にこだわり、未練を残してる平成ライダーの甘えた心」も、バダンに力を与えてしまうから排除しなければならない、というもの。
ええと、この物語の本郷さんは、「仮面ライダーは永遠に戦い続ける宿命だ」と語り、クウガで言うところの「戦うだけの生体兵器」であることを肯定したりします。
昭和組のキャラが、人間性を欠いて、理不尽に見える次第。

まあ、結局は、平成ライダーを襲撃したのは、「バダンの計画に必要なマシンとバダン大首領を出現させるための方便」という感じで、「スーパーヒーロー大戦」1作目の焼き直しという感じで、まとまるのですけど。
倒されたライダーも、異次元で健在だった、というノリだし。

「ヒーロー大戦」との違いは、「死者への未練」というドラマを主軸にしてる点が、「さらば電王」の幽汽や、「スカル」の物語を彷彿とさせるドクロライダーとしてフィフティーンを描いているところ。

あと、おまけの戦隊ですが、キョウリュウジャーの赤と、トッキュウジャーの5人が、巨大なバダン大首領と戦うためだけに駆けつけてきた感じですね。
バダン大首領は「ドクロ+恐竜モチーフ」で、「恐竜相手なら俺の出番だな」と唐突に現れるキング。でも、呼んだガブティラがあっさり倒される映像は、先日の戦隊VS映画の使い回し。
で、そこにトッキュウジャーが駆けつける理由が、映画ではよく分からなかったですが(キョウリュウとはまだ知り合いじゃないし)、今朝のコラボ回見て納得。
そして、トッキュウジャーの電車を見て、ガブティラも電車に変形。さらに、「元祖電車は俺だ」と電王が駆けつける。
で、トッキュウオーとデンライナーが合体して、頭が電王になった巨大電王出現と思いきや、「そうじゃないでしょ」と後からガブティラが合体して、「キョウリュウトッキュウオー」になって、デンライナーは「下駄パーツ」に追いやられます。「どうして俺が脚なんだ」

何だかんだ言って、昭和平成の連携でバダンを撃退した後、「俺はまだ平成ライダーを認めたわけじゃない。お前たちは甘すぎる」と、1号ライダーが再度、宣戦布告。
最後に、1号ライダーのライダーキックが鎧武に炸裂して……その結末は劇場にて。

エンディングテーマは、ZXに合わせたドラゴンロード。
エンディング映像は、サイクロンで走る本郷さん。とSDアニメのオールライダーバイク疾走のコラボ。ただ一人、自分で走ってる「真さん」が笑えた。

他にも、いろいろネタはありますが、他の人の書き込みを待ってのレス用に残しておきます。

多砂 / 2014-04-07 19:11:00 No.274
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊(タイトルに書き込むと確実にはみでますわな)

 事前にテレビでコラボスペシャルをやってくれていたことで戦隊側の参戦理由に納得がいった感じ。モグラがひたすら地面を裂いてクラックを生じさせては失敗だぁと言っていたのは本来は今回黄泉の国って役どころのバダン帝国とをつなぐのが目的って感じかな、クロスオーバとしては気持ちがよいパターン、スペシャルだと陽性のヒーローとして鎧武は働きがいっきに良くなる感じ。

・映画本編
 冒頭戦のストロンガー・カブト戦いや、クロップアップに対して昭和ライダーが攻略するパターンは自分もあれこれシミュレートしてたりはしてて、エレクトロファイヤーは全方位に放つってのはその中にあったりで(他は野生の感覚を研ぎ澄ましたアマゾンのカウンター大切断だとか)ものすごく歓迎だっただけに逆に再クロックアップからのカウンターキックには残念(電キックも放電しながらとかの解釈でならダメなんかなぁと思ったりも)その後の隙をついてのスカイライダーの攻撃は考え方として、攻撃にベルト操作のギミックが必要なライダーが多く攻撃前攻撃後に隙が生じやすい平成ライダーの攻略としては間違ってないとしても燃えないものがひとしお感。
 その後Jまで交互に倒し倒されるまでが一連の流れに感じたので、最初のカブト・ストロンガー戦がやりとりを考えるにそこで終わってしまった感は確かにあるかも。

 で、地下世界で出会ったものをめくってひっくり返す能力のあるシュウという少年とシュウを引き渡すように言って現れた本郷猛、ここで見せた変身はやたらノリノリというかやたら気合が入りまくりだったけど、今の映像技術を使って旧テレビ本編をリスペクトした変身シークエンスはなかなかに観ものでした、他に今回はXライダーとゼロクスだけだったので他の昭和ライダーも見たかったところ。

 シュウをつれて沢芽市に戻ったところでフィフティーンが現れて鎧武達と一戦交えた後で士が登場そこになぜかちっこい鳴滝も現れて(実際小さくなったのかその後普通に現れたとこ見るとなにかトリックのようなものを使ったのかなにか?まぁギャグ表現含めて相変わらずの謎要員ぷりを見せてくれましたが)
 で、紘汰がショウの面倒見るため戒斗が士とそのまま行動を共にする展開と(テレビ本編だと実を伴わない面倒ごとにはやる気のなさが印象深い戒斗も映画とかテレビスペシャルとかだと強さに繋がりそうと感じると積極的に関わってくれるのでそのへんは便利なキャラかな)

 風都で翔太郎と合流して士だけ巧のもとへ、しかしあまり乗り気でない巧。で、襲ってきたバダンからそのまま逃げ出して移動した旅先のラーメン屋に入った巧が猫舌が健在なのを見せつけてくれたのは懐かしいなぁと思ってたら、手負いの犯人が逃げこんできて一悶着の末、町医者になってた神敬介との絡み。
 ここのドラマパートは結構気にいったのでディレクターズカットの際にはもう少し長めでみたいところ。
 今回の巧だけど感じとしては鎧武前半までの悩みモード紘汰的な立ち位置を引き継いでしまったかのような感じで、終盤のバトルでも平成ライダーの弱さとさせる部分を代弁するような感じだったかなぁ、何故巧がとか考えたけど、昭和を代表する脚本家の伊上勝氏に対して555を担当した井上氏という対比とかでも考察してみるのも面白いかなとも思ったりも。
 死んでいった者への未練がキーワードになっていた今回の物語だと昭和だとオリジナルの役者使用は無理だけどストロンガーとタックルの関係とか、ブラックやRXとシャドームーン
(何気に今回登場が確認できなかったけどテレビ本編とパラレル的な表現であっても草加がそうであるように、信彦もRXで最後に子どもを助けて死者としての存在になっていたからか?)のようにせめて変身後の会話だけでもそれとなく平成側に絡めそうだなぁと思っただけにあまり重点に置かれてなかったのはもったいなかったかも。

 再びのバダン襲撃に敬介との関わりで555に変身する巧、アクセルフォームによる多段クリムゾンスマッシュがやはり熱い!カブトのクロックアップとは違う555特有の特徴的な演出なので見れると嬉しいですね。
 ここで神敬介がXライダーに変身、強化後の大変身じゃなくてセタップとは渋いところをついてきましたね、多分CGでブラッシュアップした場合大変身よりもセタップのほうがギミック的に活かせるというのもあるのかなと、Xの変身は2回機会があったので、ここでは555に手心を加える意味でマーキュリー回路を使用しないセタップで後の対バダン相手に大変身てパターンもありかなと思ったりもしたけど、あくまでそれは村枝氏設定か。
 
 途中フィフティーンとの交戦に士にバイクを貸して母親の元にシュウを向かわせる紘汰、ここはバイクを貸すってのがライダー同士助け合いの精神ぽくて印象的だったりも、そして平成と昭和の戦いはブラックとRXにジョーカーで黒いライダーって翔太郎のセリフがツボだったり(フィリップはまた何か興味を引くものを調べてたんだろうとここは脳内補完)

 シュウがフィフティーンに連れ去られて、そのままライダー大戦のながれに実際に倒されたライダーはヘルヘイムの森に待機してたわけだけどシュバルツのクライナーで倒された(ふり?)の電王はどうやってたのか気になる。まさか1号の真意を電王がしてちたとは考えにくい気も(笑)
 スーパー1とアギト、エレキハンドとトリニティフォームってことで両腕部分だけフォームチェンジに限定したライダー同士による組み合わせってことかな微妙な取り合わせな気もしたけど、ここは引き分けで双方消滅。
(続く)

多砂 / 2014-04-07 19:12:00 No.275
 残りのライダーが双方集結したとこで1号から表向きの真意が語られるけど、昭和ライダー側が融通のきかない頑固親父のような感じで共感性を悪くしてるところがなぁといったおもむきで、平成サイドの士の言い分のほうが説得性が高く感じられたのがさらに印象悪くしてるような気も。
 ここでの戦いはライダーマンがロープアームでタトバキックをフックして振り回したところ、もしかしてもしかして標準的なライダーキック系には対ライダーマン最強説が自分の中で!
 ライダーの数が減ったところで暗闇大使としてバダンに潜入していたZX村雨良、最初は単純に一人二役なのかなと思っていたけどこちらはレッツゴー仮面ライダーにおける1・2号の立ち位置的といったとこですな、正義とヒーローと悪のヒーロー双方の経験のある菅田さんというとこでこの役どころのチョイスかなと?最後にネタばらしって感じだけだったのでもう少し他のライダーに絡むセリフとかが欲しかったかなぁ。

 バダン首領も姿をあらわしての最終決戦。今回はディケイドならず通りすがりのスーパー戦隊ですかね、テレビ特番の流れからトッキュウジャーの面子は通りすがっても説得力はあるけどキョウリュウレッドダイゴは唐突かも、まぁバダン首領を構成する改造パーツに恐竜の化石が使われるなりしててそれを悪用されてると感じ取ったガブティラの導きで乱入してきたとか考えらるかな?巨大戦はデンライナーが足部にガブティラの変形したレッシャ形態がメインに据えてのトッキュウオーキョウリュウジンだけどその前にギャグ的にはいった巨大電王もそのまま見てみたいところ、メインはライダーだからそれもありかなと。

 フィフテーンとは鎧武が1号アームズで相手をする展開だけど、装着の際にクラッシャー部分で噛み付く表現が少年誌設定だけの再現て感じでここも小ネタが効いた感じ。
 残りのライダーはバダン基地でライダーキックで突入だけど、その前に巧が草加の亡霊に惑わされてなんだけどここは敬介よりは同じ平成勢のウィザードこと直近のライダー映画でコヨミの想いを昇華した晴人がここでは活きた感じ。

 最後は1号アームズでフェフテーンを圧倒した鎧武のもとに戦いを終わらせたライダー達が駆けつけてフィフテーンもシュウヘの想いを昇華できたところで、昭和ライダーがスクラムを組んでエネルギーを発生させる技の応用でシュウを母親の元に送って物語としては一区切りだけど、この技が昭和ライダーにしか出来ないっていうのもスクラム組むとエネルギーが集まって発生するっていう大味な面もある昭和らしいところかなぁと納得してしまったりも。

 最後の昭和側の説教かねたラストバトル。事前のネット動画で白倉PはいままでのVS物と違ってきっちり決着をつけますと煽ってたのでそれからするとものすごく蛇足感のするオチだったかなぁと。
 結果は一輪の花をかばってライダーキックをかわさずに受け止めた鎧武の心意気を1号がみとめた形だけどちょっとのセリフの変化で勝ち負けどちらでも入れ替えられる展開かなぁといった感じにも。
 そして、最後の最後で鳴滝さんが何を言うかと思えば「ライダーとはなんて素晴らしいんだ」と言い放って美味しいところを締めた感じ。今回鳴滝さんは物語を乱す役割ではなかったけど一番話しを混乱させなかったのは海東が乱入してこなかったところかな、昭和ライダー的に平成ライダーの一番厄介どころとも言えなくもないだけに今回ディエンドが出てこなかったことが一番の正解かなと。

 対戦という説教形式をとって昭和勢から平成勢へのメッセージを伝えると言う部分に関しては上手くいったのかというとそこはいまいち見る側には伝わったとは言い難いところかなと、戦いに関して犠牲を強いるという部分と人間味をバランスよく1号側が結局は上手く提示できずに小憎たらしい頑固親父のような立ち位置のままで終わってしまったかなぁといった感じでした。

 補足的な感想だとオリジナルキャスト意外のライダーの声の吹き替えが電王組以降の若々しいイメージの声優だけで構成されていた為か特に1号がオリジナルの藤岡さんなだけに2号ライダーを担当していた神谷浩史さんあたりにちょっと違和感かなぁと思ったり。

 今の技術で変身が見れたライダーはディケイドの時とあわせて1号・X・アマゾン・ZX・ブラック・RX。特に今回はXの背景のキラキラの当時のテイストをカメラを引いた視点で再現していたのが一番ネタ的に見どころかなぁ、平成テイストからの逆輸入として大変身の掛け声を神敬介が言った際に電子ボイスでセタップが響くのもありかなと思ったりも、いやそのまま水木兄貴ボイスでもいいかな、変身時に声が響くのはアマゾンで既に例があるから(笑)
 で、2号とV3の変身テイストは1号とそう変わる感じではないとして、もうオリジナルの荒木さんが亡くなられてはいるけど、手袋を外してからのコイルスパークによるストロンガーの変身を今の技術でみたいところ。

 終了後の予告映像は夏のライダー・戦隊の劇場版と1カットだけどキカイダーREBOOT。でもキカイダーはそこの映画館では上映予定に入ってなさげ。う〜ん3DCG版の星矢は予定に入ってるのに扱いがやや不遇かなぁ。

White NOVA / 2014-04-10 01:09:00 No.276
多砂さん、まいど。

>スペシャルだと陽性のヒーローとして鎧武は働きがいっきに良くなる感じ。

 そうですな。
 敵が明確だと、動きやすいというか。
 TV本編だと、「何と戦うか定まらず、試行錯誤を繰り返してるだけ」に見えますし。

>Xライダーとゼロクス

 とりあえず、神さんと巧の絡みが、昭和と平成のバトル以外の絡みで良かったのですが、
 全体的には消化不良な感じもありました。

 たとえば、カイザが復活して、Xと戦うのかな、とも思いましたが(X字対決)。
 あるいは、巧の方が、神さんの変身したXを見て、カイザを思い出してしまい、戦意喪失するとか、そういうネタも欲しかった。

 他には、個人的に、神さんが町医者してる理由が良く分かりませんね。
 本来、町医者に縁があるのは、XではなくZXなわけで(海堂博士。いや、もしかすると、コミックのSPIRITSのみの設定かもしれませんが)、
 もしかすると、神さんのあの役は、元々村雨良がやるはずだったのを、諸事情で差し替えられたのかも、とうがってみたり。

 ファイズとカイザの関係は、村雨良とタイガーロイド三杉の関係と対比させる方が、うまくつながったのでは、とか。

 ともあれ全体的に、昭和ライダーの扱いが悪かったですな。
 せめて、本郷、神、村雨の3人が会話してるシーンとか、そろっての変身があれば、おおっ、となってたのですが。

 一方で、平成組は、士がメインで、いろいろ絡みも多く、優遇されてたな、と。
 まあ、ファイズの巧が、草加にとらわれすぎて、もっと木場とか、オルフェノクの話題とかを回想しても良かったのでは、とも思ったり。何せ、「死んで覚醒するのがオルフェノクの属性」なので、今回のテーマだと、もう少し設定的に深めることもできただろうに、まあ、その辺はお祭り映画では蛇足かもしれないので、脳内補完しておけばいいな、と。

 さて、神さんの変身したX。
 スーツの布地とか、体型とか、年とって古びた感じに表現されてましたね。まるで、「アメリカ人体型の太ったティラノレンジャー(パワーレンジャー第2シーズン)」を思い出しました。
 Xと言えば、セタップした後、「マスクのアップが、メタリックに輝くカット」が良かったのですが、その部分は再現されなかったですね。
 ライドルで「X字」を描くところはいいのですが。

 「Xのマスク光沢アップ」は、後の「宇宙刑事のメタリック光沢」に通じる、メカニック描写の一つで、
 「ストロンガーの変身後の、火花が飛び散るカット」とか「BLACKの関節部から噴出す煙」と同質の、TV本編でしか見られない演出でして、そこまでリメイクされたなら、100点満点なんですが。

 1号の変身については、ベルトにシャッターが付いてるのが、賛否両論。シャッターが開くのは2号の演出で、1号にはなかったはずですが、好意的に考えるなら、我々が知らない間に「後から付けられた」のでしょうな。
 たぶん、「2号のシャッター」とか、「スーパー1のベルト」を見て、本郷さんが「俺のベルトにも、そういうギミックを付けようかな」と思い立った裏話があったとか。

 で、知らない間に、「V3のダブルタイフーン」にもシャッターが付けられてるとか、いろいろ妄想。

>テレビ本編だと実を伴わない面倒ごとにはやる気のなさが印象深い戒斗

 まあ、弱者を守ることに興味がないのでしょうな。
 「強い奴と戦って、自分を鍛える」ことだけが目的なので、スペシャルで強敵が出てくると、喜んで首を突っ込む、と。

 だから、TV本編でも、紘汰の話の持って行き方が下手なだけだと思いますな。

紘汰「町がインベスに攻撃されそうなんだ。手を貸してくれ」
戒斗「そんなこと、俺の知ったことか」

 ここで、紘汰が引っ込まず、こう言えばいいのかも。

紘汰「今度のインベスは、今までの奴らと違うみたいなんだ。俺の力じゃ、手に余るかもしれない。倒せれば、強さを証明できるだろうな」
戒斗「……それほど強い相手なら、戦ってみるのも面白い。どこにいる?」

 もっとも、紘汰に、そういう交渉能力を期待するものでもないのですが。

>昭和ライダー側が融通のきかない頑固親父のような感じ

 やはり、ここは、死者への想いを昇華させたことを語るシーンが欲しかったですね。

神「本郷さん、死者への未練って、若者なら誰でも通る道じゃないですかね。俺もしばらく、死んだ親父のことが忘れられなくて、海を見るたびにメソメソしてた。まあ、立花のおやっさんがいてくれたから、大分救われたんですがね」

本郷「そうだな。俺も立花のおやっさんがいたから、戦いを続けて来られた。だからだよ、今の若い連中にも、おやっさんみたいな存在が必要なんじゃないか。あの鎧武って小僧の周りを調べたが、そういう鍛えてくれる大人が見当たらなくて、自分勝手な連中ばかりだ。だったら、せいぜいこの機会に、俺たちが戦士の心構えも含めて、鍛えてやっても良かろう」

PS:映画館で近くに座ってた子供に一番受けたのは、「左翔太郎と戒斗の亀コント」。
 挙句、「仮面ライダーってカメに似てるよね」と言いだしたりも。まあ、確かに「カメ」ンライダーだし、カメモチーフのウラタロス(電王ロッドフォーム)もあるけどさ。
 その子の親は、「いや、ライダーはバッタだから。亀じゃないから」と苦笑しながら、説明してて。
 聞いてるこっちは、ちょっと和んだ。

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