春の特撮映画スレ
White NOVA / 2012-03-23 14:34:00 No.144
 「ウルトラマンサーガ」と「スーパーヒーロー大戦」用に立てておきます。
 他には、「スターウォーズ3D」なんてのも、いいかも。

かか / 2012-03-25 14:47:00 No.145
こんにちは、かかです。
今日、「ウルトラマンサーガ」を観に行って来ました。

個人的には非常に大満足なデキでしたね。見に行って損は無いです。
A○Bが出演するからと色々言われたりもしましたが、演技にも問題ないし、ウルトラでの久しぶりな都市ミニチュアで戦うウルトラ戦士や怪獣にも満足です。
というか、今作はゼロがギャグキャラに・・・。

タイガが何故ウルトラマンを拒む理由については、メビウス&ウルトラ兄弟のゲストの男の子がウルトラマンを嫌いになった理由に似ていました。
タイガの方が理由が重いですが、メビウス&兄弟のハヤタの「あのセリフ」を聞いた後だと何とも言えない感じです。

目玉ヒーローサーガと目玉怪獣ハイパーゼットンの戦闘も手に汗握る一進一退攻防で迫力ありました。
基本的にヒーロー映画ではヒーローがパワーアップすると敵役は一方的にボッコされることが多いですが(ウルトラに問わず)、今回はサーガになって「互角」という構図だったので決まり手が「チームUの援護」だったのは非常に上手い演出でした。そりゃバット星人が人間を見下していたから・・・。

それと、エンドロール必見です。
ウルトラマン列伝でダイナの最終回放送直後なだけに。彼らの会話がたったアレだけでも良かったと思えました

後は今度のウルトラマン列伝の「超決戦!ウルトラヒーロー」で本作の補完があるのでそれを見て全部見たことになるのかな?

ちなみに、コスモスの世界の惑星ジュランには怪獣だけでなく「あいつ」もいました。

White NOVA / 2012-03-27 01:06:00 No.146
かかさんへ

 自分も日曜に、ウルトラ映画に行った口ですね。

 AKBで、中身の薄いお祭り映画になるのかな? と危惧してはいましたが、実際は、きちんと濃いドラマが描かれてましたね。
 ドラマ性と、怪獣大暴れと、アクションの3つがきちんと高水準でまとまっていた、ということですね。

 さらに言うなら、「ダイナ」と「コスモス」の後日譚としても納得。それらのTVシリーズのファンなら、非常に嬉しくなります。単に助っ人的な顔見せ登場ではなく、作品世界のドラマを踏まえた扱いですから。
 具体的には、「アスカがいなくなってからの、スーパーGUTSの未来」と、「彼らに送られたアスカのメッセージ」。
 コスモスの方は、惑星ジュランで怪獣たちや、奥さん、子供といっしょに幸せな生活を送るムサシ。でも、コスモスとムサシは分かれたはずなんだけど、まあ、また、合体したんでしょうな。

 で、物語の舞台は、並行宇宙の中の地球。
 そこでは、バット星人の実験により、地球人は一部を除いて消失。残されたわずかな地球人から恐怖とか絶望とか、負のエネルギーを集めるため、怪獣を操って暴れされる現状。
 それに立ち向かうはAKB演じるチームUと、彼女たちの保護する子供たち。チームUの結成には秘めたるドラマがあって、まあ、テーマ的には「無力な女子供でも想いさえあれば、地球を守れる」ということ。
 そこに、異世界から3人のウルトラマンが来たわけですが、ダイナ、ゼロ、コスモスの3人はそれぞれ出自の異なるわけで、並行宇宙という設定のおかげで共演した、と。
 まあ、役者的には、ダイナとコスモスは「ウルトラ銀河伝説」にも出ていたのですが、その時はゼロよりも、メビウスと大怪獣バトルのレイが主役でしたからね。

 チームUについては、ウルトラ初の防衛チームが扱う「変形ロボット」が斬新でした。変形合体するマシンはあったけど、ロボは凄いぜ。
 もっとも、サイズ的にはスコープドッグぐらいの小型なので、怪獣と渡り合えるわけではなく、小回りで翻弄しながら、トラップを駆使したりする、ある意味、怪獣映画としては新鮮な映像。

 サイズと言えば、ゼロが「合体した人間のやる気」に比例して、サイズが変わるという芸(?)を披露。おかげで、グビラ戦では、ミニサイズ・ゼロのまま、面白い戦いを披露。
 どちらかと言えば、ウルトラよりも、ゼロはモモタロスを想起させるキャラとなってました。
 ああ、だから、最後のサーガは、てんこ盛りだったのか(3人だけど)。

 あと、ゼットンは、最初は虫でしたけど、成長すると、「瞬間移動」「バリア」「光線のカウンター」と初代ゼットンを髣髴とさせる技を披露。
 まあ、サーガも瞬間移動を披露しますが、これはゼロの声優的には、「量子テレポーション」と呼んだ方がいいですね。

 最後に、今回の映画は、「東北がんばれ」のメッセージも込められていますね。
 ラストに、復興して町の光が灯っていく日本地図が描かれるんですが、東北地方が強調されることで、言葉には出されないけど見せるメッセージが明示された、と。
 登場人物のドラマも、総じて「挫折と絶望、無力感の中から立ち上がって、夢や希望を取り戻す」というテーマがきちんと描かれていたわけで。

 そういう真面目な映画で、思いの他に感動できた、と。
 ここ数年、映像を凄いなと感じたり、キャラを楽しめたウルトラはあったけど、ドラマとしてノスタルジー抜きで泣けるウルトラは久々だった、と(テレビ版メビウス以来ですか)。

W"MONSTER / 2012-03-31 00:45:00 No.147
 借用書だらけの無人レジ買出しを見ると、ビューティフル・ドリーマーを思い出す年代です。

 銀河伝説にベリアル帝国、物量対決が続いたウルトラ映画ですが、今回は敵味方とも絞った人数でのお話。ゼロとタイガが話の核になっているので、前作同様一本道で見やすい印象。メビウス&兄弟からのラスボス巨大化の流れも、逆に同サイズに絞ることで1VS1の対決に集中と、総じて「濃縮」と言うべき内容でしたね。

 チームUの実体が町工場と明かされ、フルータ星人を思い出したり。パワーローダー常備してる段階で現実の町工場よりすげーなですが、怪獣に立ち向かうには大きさが程々なので一生懸命頑張ってる感が出てます。
 「ゼットン」への勝因が人間の知恵と勇気というのは、初代へのドラマ的オマージュだなと感じました。あの鼻っ柱の強いゼロがタイガに振り回されるのも含めて、今回は人間賛歌が強く出ていたようです。
 東北と言えば、震災後のマン兄さんの子どもたちおやすみメッセージを思い出します。今回の映画にも子どもたち立ち上がれという応援歌が込められていたのでしょう。

 AKBは出来る子も出来ない子もいるでしょうし、自分は理由無くアンチはしませんけど、今回リーダー役の秋元さんは他に『環境超人エコガインダー』(協力円谷)で特撮に出演アリ。そちらも好演しておりましたので、グループ内ではつぶしが利きそうと見ています

 さて、悪ウルトラマン、ウルトラマン怪獣、進化ゼットンと敵ネタはついに切り札を切ってしまった感があります。この先、東宝キングギドラみたく出しすぎたりして、「ゼットン」の強敵感がなくなっちゃわないといーですけどね〜。

White NOVA / 2012-04-07 13:42:00 No.148
W"MONSTERさん、どうも。

 銀河伝説は、ウルトラマン視点で、守るべき人間のいない物語(まあ、ペンドラゴンのクルーがいますが、彼らは防衛チーム相当)。
 ベリアル帝国は、エメラナとナオたちが一応、守られる役柄ですが、一般市民とは遠い(どちらかと言えばスターウォーズ的な)立場。

 つまり、都市破壊と相まって、人間視点のウルトラが描かれたのは、実に久しぶりだな、と。

>パワーローダー常備してる段階で現実の町工場よりすげーな

 これは、おそらく、町工場に「ロボマニアなおやっさん」がいて、女の子はあくまでお手伝いだったけど、おやっさんがバット星人の計画で行方不明になったために、彼女達が留守番を担当していた、と脳内解釈してます(笑)。
 で、おやっさんが作ったのは、変形システムだけで、武装化はされていなかったけど、「自衛官の女の子」の協力で、兵器を拝借したとか、まあ、いろいろ。
 で、そのおやっさんが、防衛チームの元技師だった過去があって……。

 まあ、防衛チームのキャップがバイクの手入れしていたり、元悪の首領がバイクのメンテしていたりするわけですから、役者次第では、納得の設定になるかなあ。

 とにかく、人間ウルトラマンであるダイナとか、地球人の人格をメインにした物語に拍手。

>悪ウルトラマン、ウルトラマン怪獣、進化ゼットンと敵ネタはついに切り札

 宇宙人連合とか、エンペラ星人とか、ヤプールとかも使いましたからね。
 今回は、擬似ゴジラも二頭出たし(ゴメスとアーストロン)。

 他に考えられるとしたら「円盤生物の再襲来」とか、「未来世界(2020年)からケムール人の来襲」とか、かな。

 ともあれ、虫みたいなゼットンの新解釈も面白かったなあ。上映中は、頭部ばかりが気になってましたが、体全体だと、レギオンみたいなシルエットだったんだなあ、と思ったり。

M NOM / 2012-04-10 19:03:00 No.149
NOVA様、こんばんは。
特撮映画から外れますが「宇宙戦艦ヤマト2199第一章」を鑑賞しました。

パート1第一話〜第三話を二話分に圧縮、約50分の上映時間。
荒削りだった原作アニメが、洗練された形でリメークされており、初放映より熱中してきた世代としては、感慨深いものがありました。
以下、鑑賞して気づいた、旧作との変更点です。

・冒頭の冥王星会戦、実はサーシャ宇宙船の地球圏入りをフォローする為の陽動作戦が秘められていた(アマテラス、アメノウズメ等の作戦コードネームが、劇中飛び交う)

・地球防衛軍遊動艦隊司令官に土方 竜。旗艦キリシマ艦長に山南 修と、歴代ヤマト艦長が顔を揃える。
 他に後任機関長・山崎 奨氏や主計科・平田 一氏の姿も。

・今回イスカンダル三姉妹の設定が練り直され、本編開始一年前に末妹ユリーシャが、地球に波動エンジン設計図を届けた。
(ユリーシャが入っていたと思われるカプセルが映る。その存在は……。疑惑の主要キャラ)

・死亡したサーシャがもたらしたのは、地球の科学力で政策不可能な、波動エンジンコアシステムである。

・古代と島は訓練生でなく、作戦要員として火星に待機。

・キリシマを無事に帰すべく、殿を務めるユキカゼ。クルーが歌う「銀河水平」で始まる軍歌が、妖星ゴラス挿入歌の「俺ら宇宙のパイロット」を彷彿とさせました。

・チャラ男になった砲術長・南部。森 雪をナンパ?

・ブラックタイガー山本は、既に戦死。妹・玲(あきら)は、飛行科でヤマト乗艦を志願するも、主計科に配属となる。

・ガミラス語で遣り取りされる、冥王星前線基地司令部。

全26話を、七章に分割して随時上映。第二章は6月末に上映。
重要エピソードは押さえつつも、新キャラ群がドラマにどう絡んで行くかが、今後の見所かと思われます。
描くべき内容は、パート1に収斂して欲しいので、自分の勝手な妄想としては……、

・沖田艦長、病に倒れた時に生じる、深刻な対立劇。
(ガミラスによる謀略の有る無しに関わらず)

・小マゼラン銀河進行と帰還時エピソードの追加(原案の復活)

・生存していた古代 守とユキカゼクルー。然し、重篤の体の治癒は……。

・多数乗艦した女性クルー達の生存率は如何に?(被弾戦死の場面は男女平等かと)

White NOVA / 2012-04-11 02:23:00 No.150
 ヤマトかあ。
 実写版も、復活篇も未鑑賞で、意外とハマリきれてないですね。

 改めて、声優さんから(スパロボ的に)チェックすると、

・沖田艦長=グレンラガンのシモン(20年後)

・古代進=鋼鉄神ジーグの剣児、ガンダムAGEの故ウルフさん、意外と声ありスパロボ未登場な小野さん、特撮的にはNEW電王の相方のテディ

・森雪=ナデシコのユリカ、ガンダム種のフレイ&ナタル、グラヴィオンのリィル、種Dのステラ、ダンクーガノヴァのくらら、マクロスFのカナリアさん、ラーゼフォンの久遠……って、桑島さん、いっぱいあるなあ。

・島大介=グラヴィオンのエイジ、種Dのシン、で、特撮では電王のリュウタロス。

・真田さん=エルガイムのキャオ、Zガンダムのヤザン、ドラグナーのタップ、Gガンダムのチボデー、ターンAのギャバン、ビッグオーのベック、カーレンジャーのシグナルマン、電王のデネブ。
 それはともかく、旧真田さんの青野武さんが亡くなられたそうで、謹んで冥福を祈りつつ。

・佐渡先生=ダンガイオーのギル・バーグ、ロボットのパイロットは意外と少ないのね、千葉さん

・スターシャ=21世紀版エメラルダス、08小隊のアイナ、魔装機神のテュッティ、マクロスFのグレイス、そしてゴーカイジャーのインサーン。

 とりあえず、声優的には、雪と島さん、真田さんに特になじみがありますな。でも、デスラーの声優さんが不明……ってことは、今回はまだデスラーの出番がなかったようですな。

 誰がデスラーを演るのかは、改めて気にしつつ。

RICK / 2012-04-11 23:17:00 No.152

 ウルトラマンサーガ、感想参らせて頂きます。実はこれまでにも特撮板でちょこちょこネタにしてきた
ものの、実際に作品を見るまでは不安だったいうのが正直な心境でした。キャスティングのみならず、諸々
どうなのかと。

 で、ちゃんと作品を観た直後の感想としては「想像以上にずっと良かった」ですし、作り手の志を強く
感じた作品でした。全体のストーリー構成は、クライマックスでのゼロの台詞はもう一押し欲しかった等は
あったものの、丁寧な構成でしたし、AKB48の皆さんやDAIGOさんの配役も安易なモノではなく、ちゃんと
意図や狙いあってのモノと、劇中から伝わってきましたね。中でも多くの方が褒めていましたが、アンナ役の
秋元才加さんはなかなかの貫録。とてもカッコ良かったです。

 他にもリーサが強く関わった「歌」を用いた演出の盛り上がり方や、ハイパーゼットンのパワーアップの
仕方等、随所に凝らされた工夫や伏線が光っていましたね。特にハイパーゼットンは、ここ数年の劇場版の
敵の大きさが数百〜数千m級の敵が続いていたからこそ、あえて意図的に外したのでしょうね。だからこそ、
ラストバトルでド派手な市街地戦が繰り広げられ、激戦の決め手となるあのシーンへと繋がるワケですが。

 今後に期待する事としては「ヒーローのみならず新しい怪獣ももっと生まれて欲しい」でしょうか。
ウルトラ作品における重要な要素の一つですし、再登場&融合・進化怪獣も良いですが、新顔の登場が少ない
のは、やはり寂しいので。どういう形にせよ、少しずつでも出てきてほしいですね。

White NOVA / 2012-04-12 03:10:00 No.154
●ヤマト

 実写版がTVでやっていたので、終盤だけ見ました。

 う〜ん、何だかラストが呆気ないというか、特攻して終わり、というのは、いただけません。
 最後の「雪の子供」は、古代ジュニアなのか、実は島ジュニアだったのか、いろいろ気にしつつも、まあ、今さら深く語るネタでもないかな。

●RICKさん

>実際に作品を見るまでは不安だった

 「女性だけの防衛チーム」という設定が、どう見ても、色物にしか思えなかったのですが、

 本編を見ると、そこに深い理由があって、おお、と唸らされるわけですね。

>「ヒーローのみならず新しい怪獣ももっと生まれて欲しい」

 なつかし怪獣路線は、マックス→メビウス→大怪獣バトルを受け継ぐ流れですね。2005年から、だから、かれこれ7年になるのか。
 その前がネクサスでしたが、新怪獣を登場させるとなると、やはりテレビでのレギュラー放送が不可欠かな。

 まあ、個人的には、大怪獣バトルで、「ライバル的強敵として登場する新怪獣」ってのが出しやすかったかも、とは思います。
 新怪獣を登場させるにも、何かのコンセプトがなければ、久作の人気怪獣に埋没してしまう、と思います。

 劇場版だと、グランドキングとか、Uキラーザウルスが、まあオリジナルな強敵怪獣と言えますね。まあ、後者はエースキラーがデザインモチーフらしいですが。
 ゴジラシリーズでも、リメイクではない新怪獣と言えば、オルガですか。その後のメガギラスも、一応、メガヌロンの成虫バージョンで、デザインは新規ですけどね。ファイナルでのモンスターXは、カイザーギドラの幼態みたいなものですし。
 ライダー怪人なら基本的に動物、戦隊なら器物モチーフがありがちですが、ウルトラ怪獣の場合、デザインモチーフがまちまちなので、自由度が高すぎて逆に難しそう。

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