僭越ながら、久々に映画内容カキコします。

▼令和ロボコン
　ネットで感想まとめを見て回ったら、耐性を自負する人も含めて阿鼻叫喚でホンマうける。旧作のファンがどのくらい曇るかも心配だけど、初見が旧作を誤解しないかも心配ですね（苦笑）。旧作の主要キャラを軸に振り返ってみます（ネタバレあり）

　ロボコン：天然ドジキャラ、ロビン大好きは不変。目の表情変化はジト目など多数。舌を伸ばしてロビンを舐めようとする場面があって、ガンツを作った博士（！）かつていわく「ロボットは美しく愛されても美しく愛することはできない」らしい。爆炎から飛び出る際に既に装備済みで登場する４輪モードのフレームは、ＣＭでは展開してフライトモードも見せてますが、タイヤだけ水平にして水上モードも披露しています。
　ガンツ先生：ロボコンが広い芝生で上空に呼び掛けると、丸ワイプ窓に顔がせりあがってきます。燃えろ版玩具の流用です。汁なしタンタンメンのヒットで店に貢献として100点くれますが、事件後に汁をこぼしたかどで０点…順序逆じゃない？劇中登場生徒は二人のみです。
　ロビン：車いす生活のトルネード婆々をお世話しています（婆々、実は立てる）。先述のセクハラロボコンに鉄拳制裁を加え、解体してしまいます！（ロボワル兼任なのか…）　汁なしタンタンメンはこの暴力ヒロインに恋したため、地球征服して献上しようと目論むのですが、ロビンはそれ以上に地球を狙っていたのでロボコンとタンタンメンを追い回します。顔面巨大化して光線乱射しながら。この暴走、実は昼寝する婆々の「世界を見て回りたい」夢を盗み見たことが原因だったらしい。「美しく愛せない」ゆえの悪意あるラーニング？婆々は若い頃ガンツを作ったトルネード博士だったのです。
　中華料理：表情が描かれたフキダシ状のポップを添えて感情を表現しています。ＣＧでスライスゆで卵がハート型に変形したりします。不思議コメディ時代の坂本監督だと具材を操演したり、底に空気圧を仕込んでモゴモゴ動かしたりするところ。本作の「茎を二つ合わせて、授乳しようと伸ばす口に見立てたチンゲンサイ」は、石田監督の神がかった…もとい悪魔がかった発想力の賜物でしょう。

W"MONSTERさん、どうもです。

　スレ立て＆ロボコン感想ありがとうございます。
　ガンツ先生は、リモートで登場ですか。着ぐるみは作らず、玩具で撮影とは、昔のパワーレンジャーの究極無敵将軍および隠大将軍をイメージします。日本のカクレンジャーには登場しなかった「キングブラキオンの上に無敵将軍とか隠大将軍を乗せたパワレンオリジナル合体」だけど、出て来るのは向こうの戦隊玩具という。

　そして、アバレロビンですか。ロボペチャの系譜にもなるのかな。まあ、ロボコンに惚れているわけでもないですが。あるいは解体というキーワードでバラバラマンを連想。ともかくセクハラロボットに対するお仕置きキャラになるのかな。
　近頃の特撮界はにわかの闇堕ちブームなようで（苦笑）、タンタンメンが闇堕ちかと思えば、実はロビンちゃんが闇堕ちしてたという？　

　とにかく、石田監督はヒデ・I名義で演出していた、カブタック、ロボタック、燃えロボコンのイメージを連想しつつ、いろいろ妄想が膨らみそうな話をありがとうございました。
　見ると、ショックのパーになりそうな作品だったということで、理解しつつ。

PS.次回のキラメイで「タンタンメンの声で喋る充瑠」という次回予告ネタ感想を見て、そちらも笑う。何だか8月に入って、いろいろなネタが活性化してるのをワクワク受け止め中。