年末年始の映画スレ
Shiny NOVA / 2021-12-07 00:31:32 No.575
 冬になりましたので、年末ライダー映画のためのスレです。

 あと、自分は年明けにスパイダーマンも見に行きたいので、そちらの感想も書くつもり。

 どうも夏から秋にかけて、この場では「見苦しい書き込み」が散見して、肝心の夏映画の話ができなかったのが残念ですが、冬映画は楽しく趣味の話として書き込んでいきたいと思います。

 ホビー館付属の掲示板なので、趣味とは関係ない書き込みとか、場を顧みない度を越えた個人の自己主張なんかはお呼びでないことを改めて明言しておいて。
 「管理人に個人的に付きまとうことを、友誼と称する輩」に対しては、迷惑行為を繰り返す人間を友人にしたくはない、と、この場でも主張します。さらに明言すると、「この場で一度下した処分は、よくよく考えた上での結論なので一生撤回しない」ので、どんなに泣き言を言っても、NOVAの裁定は覆りません。

 業務報告を兼ねての新スレ立ち上げでした。

 では、年末年明けにも楽しいエンタメ映画を鑑賞できるよう期待しつつ。

Shiny NOVA / 2021-12-29 23:38:11 No.576
 ライダー感想です。

 1971年と2021年と2071年の時代を越えた「仮面ライダーセンチュリーのドラマ」に、リバイスとセイバーのライダーたちを絡めて、ギフ様の親族の悪魔ディアボロと戦う話ですね。
 ディアボロは1971年のショッカーが復活させて、制御できないので再度封印していたのを、2021年のアギレラ様率いるデッドマンズが復活させて、2071年の未来で悪魔が支配する時代になっていたという。

 一方、2071年で対悪魔の研究を続けている老狩崎さんが、センチュリーのベルトを製作して、1971年からタイムスリップしてきた元ショッカーの技術者にして、ディアボロのバイスタンプの被験者とされた百瀬さんにベルトを託して、2021年に精神体だけ送り出したとか、百瀬さんがセンチュリーに変身するには、その時代にいる息子の肉体が必要なんだけど(2人で1人のライダーさ)、息子は家族を捨てた親父が嫌いで、自分を巻き込むな、と言い張るので、時代を越えた父子の対立を解消するために五十嵐一輝が頑張る流れ。

 正直に言って、設定が非常に面倒くさいですね(苦笑)。
 感想を書くのが、非常にややこしいと思っておりますが、リバイス組もセイバー組も、ドラマは特になく、百瀬父子とディアボロの謎を追うための調査および戦闘要員でしかありません。
 過去のライダー映画で言えば、「オーズ&フォーゼのオーズ編・仮面ライダーアクアの物語をさらに膨らませた」一本というか。

 もちろん、センチュリー中心のドラマは気にせず、たくさんのライダーがいっぱい戦うお祭り映画と思えば、絵面は非常に派手で、つまらなくはないのですが。
 未来における、デビルライダーVSクローンライダー(中身は2021年組ライダーの思念体)の対決とか、面白い構図なんですが、それこそクローンライダーいっぱい作った狩崎さんが喜ぶ夢の対決シーンなんですが、要するにバトルそのものが魂のない空虚な映像なんですな。

 現役ライダーのドラマがないという意味では、昨年の不死鳥の剣士の豪華版なので、センチュリーのドラマを味わえるかどうかで、感動の是非が決まってくる作品だった、と。

Shiny NOVA / 2021-12-29 23:58:49 No.577
 自分の感想としては、対立していた父子の和解や、時空を越えるという因縁が好きということもあって、ギミック的に面白かったと思います。
 ただ、50周年祭りの締めくくり、という意味では、夏映画の盛り上がりには及ばなかったという感想。

 何よりも、藤岡ジュニアの本郷猛が、ただの回想シーンでの顔見せ出演でしかなく、2021年にも登場して、センチュリーやリバイス、セイバーの応援に駆けつける展開にはならなかったのが、残念すぎて。
 昭和ライダーが応援に駆けつけたぞ、とか、平成20年のライダーたちが駆けつけたぞ、って展開にはならず、回想とクローンでしかないのを「絵面は豪華だけど、みんなで力を合わせて巨悪を倒すクライマックスにはならない」点で、肩透かしだったと思わざるを得ません。

 もっとも、リバイスとセイバーのライダーたちのアクションが見れたら満足だ、とか、昨年は見られなかった「現役ライダー組と前作ライダー組の絡み」が見られるだけで十分、という人にはお勧めですね。
 ヒロミさん(デモンズ)と神代兄妹の共闘に、ソフィアが変身したカリバーが助っ人に駆けつけて、大勢の敵とやり合うシーンや、
 さくら(ジャンヌ)と剣斬のタッグとか、大二(ライブ)と賢人くんのタッグとか、いろいろと組み合わせが楽しかったり。

 ただし、ラブコフが出て来なかったり、アギレラ様の出番が非常に少なかったり、年末のTVのデッドマンズ絡みの急展開をほぼ追っかけてなくて、今から見ると情勢が古かったり、何よりも現段階でTVとの関連付けが薄く、年明けの新ライダーが出るかもというサプライズがなかったり、期待外れの要素も大きく、TVの今後につながりそうなリンクが現状見えないなどの不満要素も。

 もちろん、春過ぎにTVの方で、何かリンクさせて来る可能性は十分にありますけどね。
 ディアボロが復活して、デビルライダーを召喚して大変なことになったとか、そこで狩崎さんの秘蔵のクローンライダー出動とか、センチュリーも駆けつけて来たぞ、とか、まあ、できなくはないでしょうし、その段階で再評価の機会が得られるかも、と申し上げて、劇場版感想でした。

W"MONSTER◆5793e3 / 2022-01-02 00:43:10 No.583
 センチュリーは未来から来たライダーで(電王かな)現代人に取りついて(電王っぽいな)決戦には電車で駆け付けます(電王だこれ!)。

 なんで新幹線をキーにしたのかなと考えましたが、V3の頃にはジシャクイノシシに狙われたりしてたので1号当時のランドマークとしてとして選んだのかな。
 時を超えて俺、父上。夏映画はライダーを生み出した原作者、冬映画はライダーを生み出した科学者という趣向。話の軸がセンチュリー父子中心なので見やすくはありますね。ビヨンド50と共闘するならビフォー50の1号も参戦させてよ、折角若返らせたのに。まあそこは夏で原点の原典の話はしたし。
 一輝が司会進行ではあるものの、リバイス組が絡む必然性は怪人がスタンプ系列という程度。セイバー組はもっと薄くて助っ人参戦レベル。尾上父子家族風呂とか、エッセンスは大人数にしては保ててた方かなあ。芽依ちゃんが大人しかったのと、神代兄妹が目立たなかったのは不満。味方だけでいつもの運動会大戦になりそうなところですが、各地分散は良策。舞台を大きく見せられたのと、個々が埋没しにくいので大人数には有効かも。
 TVの方が後出しですが、ギフの儀式もディアボロの計画と同じく逆五芒星の術式描写。いずれ出てくるギフ本体が親戚ソックリとかはありそうです。

Shiny NOVA / 2022-01-02 21:14:33 No.585
W"MONSTERさん、どうも。

 確かに、センチュリーは電王オマージュなところが多かったですが、1971→2071→2021と、電車抜きで時間を飛びまくりなところが独自色ですかね。
 最後は、自分で変えたはずの未来に帰る別れの場面が、その後のドラマを見たいと思わせます。悪魔の支配がなかったら、今度は平和な未来に辿り着けるのか、それとも違う戦いが待っているのか。

 ともあれ、ディアボロ支配下の未来で、何気にオーマジオウのデビルライダーがいたということは、あの世界はオーマジオウの3年後の世界に当たって、あの強力な魔王も悪魔の集団の前に倒されてしまったってことかな? とか、未来の顛末をいろいろ妄想できるなあ、と。

 新幹線については、シンカリオン映画がまた父親の幼少期との交流という似たようなドラマを描いていたので、時空を越える象徴と父子をつなぐギミックとして定番になっているな、とも。

 映画としては、藤岡ジュニアの宣伝プッシュぶりが凄かったので、最終決戦には参加しないのが重ね重ね残念でならない。せめて、戦闘中に応援の声だけでも聞こえて来て、奮起する程度でも絡みが欲しかった。
 細かいツッコミを言えば、初期の本郷のコスチュームなのに、変身ポーズで変身する新1号スタイルとかですが、まあ、映画1本で言えば、まとまりが良すぎて、TVとのリンクが本当に見えない点が、映画見て得したって気分を減らした感じがあります。

 同じ父子の映画でも、ゼロワンだと、TVの謎の一つが解けて、「おお、或人の過去はこうだったのか」という納得があったのが、リバイスは夏映画ほどのサプライズは当然発生せず、全ては壮大な予定調和の中に収まったな、と。
 ライダー映画の楽しみって、映画でサプライズ情報を知って、TVでどうつながるかな、と期待する余韻なのに、そういうのがなかったのは、考察ネタをもらえなかったので物足りないってところかな。

 最後にアギレラ様が、ディアボロ様は倒されたけど、おかげでギフ様復活のピースが一つ埋まったわ、と言うだけでもTVとつながるのに、とか。
 要は、アベンジャーズのエンドロール後のワンシーンみたいなものを期待していたってことか。

 まあ、TVのリバイスが毎週サプライズを見せてくれるので、来週の放送を期待しつつ。

たさくらたすな◆0b828e / 2022-01-10 21:43:56 No.588
こちらでも感想をば。
いろいろと食材はもり立ててあったけど、一つの料理としてみたら食べ合わせがうまく噛み合ってなかった一作かなという印象です。
藤岡ジュニアという魅力的な素材をもっと活躍させてほしかったなぁと、現代に現れて元ショッカー科学者に贖罪を与えて締めだったので
過去シーンでそういう流れに繋がる1号と科学者との絡みがもう少しあって、それがきっかけに終盤の戦いで1号も時を超えて駆けつけたとか見たかったですね。
ライダー50周年というところでは、最終決戦を富士山の麓に選んでくれたり特撮全般の歴史をとりこんでくれたのかなと思えたりするところはよかったです。
あとヒロミさんへの扱いの悪さがちょっとだけ泣けてきました、まぁTV本編での扱いが美味しくなってきたので冬映画は不遇のピーク時だったということで。

Shiny NOVA / 2022-01-13 23:06:50 No.590
たささん、どうも。

 スパイダーマン映画は見たけど、こちらで感想書くのは、後にしようと思いつつ、ライダー映画へのレスです。

>藤岡ジュニアという魅力的な素材をもっと活躍させてほしかったなぁ

 まあ、そこに尽きますなあ。
 実質、センチュリー親父の回想シーンでしか登場していなかったので、リバイスやセイバーらとの絡みも欲しかった。

 まあ、セイバーの執筆能力とか、センチュリーのサイクロンドライバーの特殊能力で、一時的に召喚ぐらいしてくれても、と思うわけですが、後にリバイスのTV放送で藤岡ジュニアの1号を登場させる可能性でもあれば、それを待ちたいですね。
 春ぐらい(本作のソフト販促の頃)に関連ネタを混ぜてくれる可能性はゼロじゃない。

 ディアボロ復活、それを倒すためにセンチュリー再び、さらに今回は1号も来たぞ、とTVで展開したら、一気に祭りで湧いて、映画ネタが大事に拾われて、サクッと映像ソフトも欲しくなる仕掛け。
 今はまだ妄想ですが、当たれば予言と言い張る所存。

>ヒロミさん

 格好良く活躍しても、不幸なめにあっても、盛り上がれる役どころですな。悪堕ちして倒されることだけはないよう願いつつ、今が旬なクモ男と同じモチーフというだけで、いろいろと話題が楽しめそうです。

Shiny NOVA / 2022-01-26 11:08:59 No.591
 2月前にスパイダーマン感想。

 MCUスパイダーマン・トリロジーの完結作であるのに加え、21世紀スパイダーマン映画の集大成的な位置付けになって、非常に濃い内容の映画でした。
 この映画を観た後で、もう一度、トビー・マグワイア版3部作や、アンドリュー・ガーフィールド版のアメイジング2部作を再鑑賞したくなるぐらいに、色々と感じ入れて、シリーズ総括したくなるぐらい、感想を書くのが難しいなあ、とも。

 感動ポイントだけを抽出すると、やはりスパイダーマンのテーマである「大いなる力には大いなる責任を伴う」がメイ伯母さん(MCU版は若いから叔母さん?)の言葉を通じて、再確認されたこと。
 トムホ版は、アイアンマンやアベンジャーズとの関わりが主題で、第一作では「アイアンマンの後継者」「アベンジャーズの次世代の中心キャラ」としてプッシュされていたんだけど、第二作で「アイアンマンの遺産」を巡るヒーローとしての責任や自分の高校生としての人生のどちらを選ぶかという青春選択肢を突きつけられ、今回の3作めのラストで全てを失ってもヒーローであり続けることを選択しないといけなくなる。
 これまでの3作でつながれた絆を全て喪失して、新たなメンターとしてのスパイダー先輩との共闘から、本格的なスパイダーマン道に踏み込んだ、真の孤高のヒーロー誕生の物語。

 到底ハッピーエンドとは言えないビターエンドだけど、これまで軽薄な等身大の若者だったピーターが重い十字架を背負った大人のヒーローになるための通過点だと思えば、今後の活躍を応援したくなる作品でした。
 一方で、旧作スパイダーマンの悲劇を改編しようと頑張る若者らしい、ある種、行き当たりばったりだけど純粋な善意の選択肢が危なっかしいけど、しっぺ返しもくらうけど、それでいて清々しい展開。少なくとも、スパイダーマンの映画シリーズの贖罪改編劇になっていて、旧作ファンは大いに感じ入る。
 それだけの改編をやらかしたので、本人だけが不幸にも思える終わり方なのは腑に落ちないようにも思えるけど、後悔ではなく、自分を捨てて他人を救うヒーロー像としては成立している。

 我が人生をかけて、世界を救う格好いいヒーロー像と、まだ終わりじゃない続編の可能性を大きなる期待をもって、応援したいと思った映画です。スパイダーマン60周年、ハッピーバースデー。

RICK◆548aaf / 2022-02-06 20:25:27 No.592
 先日公開された「大怪獣のあとしまつ」観てきました。「時効警察」の三木聡監督・脚本ということで、今回は特撮よりもコメディのつもりで鑑賞。怪獣の名前が希望なのがもうギャグでしたから。しかし全体の感想としては、巷の評価に合わせるつもりは無いですが、正直期待しすぎましたかなと。
 怪獣の遺体処理という大難問。シン・ゴジラのようにスマートにはいかないし、様々な事情も私情も絡みに絡みまくります。鑑賞中これはこれである意味リアルかなとか、シュール系主軸のネタ構成はノれないと辛いだろうな等の思いを浮かべつつ、物語の進行と共にだんだん主要人物への思い入れは相応に高まり、後始末の行方も気になってゆきました。

 まさか、最後のオチでそれまでの過程が全部台無しで軽く頭を抱える羽目になろうとは。

 オチ自体は唐突ではなく、ちゃんと伏線あってのもので勘のいい人なら察せられるのですが、自分もまさかと思いつつも本当にそうなった瞬間は、それは禁じ手だろうと愕然としましたね。なお監督曰く「笑っていいところ(※)」だそうで、そんな反応も想定内だったのでしょうが。

※ 出展 三木聡監督「怪獣を倒すより、その“後始末”の方がドラマチックかもしれない」

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/...

【直接的では無いですがオチに関する内容を含む為、できれば鑑賞後の閲覧を推奨します】

 怪獣の遺体の処分をコメディで描くという発想自体は全然アリですし、随所に凝っているシーンもあり、主要キャラは皆立っていましたが、正直中途半端になってしまっていましたかな。色々と「勿体無い」 一作でした。

Shiny NOVA / 2022-02-09 23:59:19 No.593
RICKさん、どうもです。

 あとしまつ、ご覧になりましたか。
 自分は未見なので、世間界隈の噂話と予告編のみでのコメントになりますが、「ギリギリまで頑張ったり、踏ん張ったりしてたらウルトラマンが……」とか、「ウルトラQだと思っていたら、実は最後が前夜祭だった」的なオチだったようですね。

 コメディについては、「真面目にリアルにやっての、あるあるネタが面白い」という作品ではなく、「そんなバカな話があるかのドタバタおちゃらけギャグ」的な感じかな、と。

 小林靖子さんの「大災害に立ち向かう人間の叡智に往復ビンタを食らわせる映画」というコメントが、いろいろな人のネタバレ感想を見ると、納得できるわけですが、
 まあ、「シン・ゴジラ」を見ていたら、在来線爆弾ではなくて、突然、スーパーXとかメカゴジラが出て、ゴジラ退治をしたら興醒め的なものかな、とか、
 見てない立場での感想です。

 汁なしタンタンメンと、どちらがシュールなのかを気にしつつ、悪い意味での大評判を気にはしつつ、まあ、お疲れさまでした。

 ところで怪獣の名前が「希望」ということですが、「毇謗」になってしまった現状ですな。
 個人的には、この映画の公開記念でYouTubeで怪獣ネタの作品がいっぱい挙がった配信祭りをちょこちょこ楽しんだりしましたので、その点では面白かったのかな。
 たぶん、見ていたら愚痴ってるかも。

PS.でも、キャストはいろいろ凄くて、興行的にもお客さんはいっぱい入っているらしいですね。それだけに被害者もいっぱいで話題になったということかな。

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半角英数字(8文字まで)を入れることで、書き込みの削除ができるほか、名前の後ろに任意のコードが付きなりすましを防止できます。省略可能。