2022春の映画スレ
Shiny NOVA / 2022-03-15 07:13:23 No.594
 今週からトリガー&Zの映画が公開されるので立てておきます。

 一応、5月までは当スレでまかなうつもり。

Shiny NOVA / 2022-03-24 07:30:18 No.595
 連休の間にトリガー映画を見に行こうと思ったら、上映劇場が少なく、上映時間もごくごく限られていたので、満員御礼をくらってしまい、果たせず仕舞い。

 代わりに見たのが、オーズ10周年の『復活のコアメダル』なんですが、うん、東映さん、『大怪獣のあとしまつ』に次ぐ、やらかし映画だな、と感じました。

 鑑賞後の劇場の雰囲気が、お葬式とか、お通夜みたいなもので、ヒーロー映画を見終わった後のものでは決してない。
 オーズと言えば、平成2期の陽性ライダーの代表作とも言える作品で、「明日のパンツ」という言葉に代表される、過去にはいろいろあったかもしれないけど、未来には明るい希望が待っている作品という印象があるので、そうした主人公や世界観を全てドクター真木の望むような終焉に落とし込んで、作品世界を終結させて、ここまで追っかけて来たファンの涙と怒りや諦念、きれいな思い出の数々をネガティブな奈落に突き落としたバッドエンディングとなります。

 戦隊の10周年記念祭りではなく、平成1期ライダーの過酷な劇場版に通じる空気とか、パラレルワールド的な明るさのないTV版龍騎とか(子どもを庇って主人公死亡)とか、劇場版ファイズとか(世界が怪人に襲われ、人類の大半が死滅した未来)、そういう重い過去の要素を混ぜこぜして、
 10周年の同窓会ムードを、久しぶりのクラスメートに会えて楽しかったねえ、という雰囲気ではなくて、会場でクラスの人気者だった彼が突然死して、いたたまれなくなった映画。

 作品としては、粗も多いけど面白い部類で、おふざけ要素は少なく、シリアスに盛り上がるし、感情を揺さぶられる作品なのは間違いなく、駄作では決してない。
 だけど楽しいという感想は決して許さない、夢が悪夢に切り替わった作品。
 オーズ10年の大団円がこれに結実すると思うと、虚無感すら漂って来るので、ファンとしてはなかったことにしたいというか、違う形の正史を描くなり、ディレクターズカット版でのアナザー希望エンディングを追加したり、時の魔王辺りに時空改変してもらうなり、夢の欠片とともに埋葬して別れを告げるなり、やるせない想いを2次創作の素材にするなり、あとしまつをいろいろ考えないといけない映画でした。

 希望が絶望に変わっても、欲望ハッピーと言える心の強いファンにお勧めの映画です。

Shiny NOVA / 2022-05-04 18:56:08 No.596
 結局、トリガー映画を見ずに、ゴールデンウィークになったので、ゼンカイVSキラメイ映画を見て参りました。

 内容は、キラメイのカナエマストーン争奪戦を柱に、焼き肉空間に引き摺り込まれたキラメイ5人とゼンカイ5人がひたすら焼き肉を食べている間に、
 敵に捕まったマブシーナと、ステイシーを助けるために、宝路兄さんがシャイニーワンダーで活躍して、そこにマーベラスとゴールドツイカー一家、そしてルパンレッドが争ったり共闘したりして、事件解決に動き回り、
 センパイジャーの協力もあって焼き肉空間から何とか脱出した5人と5人がようやく復帰してのクライマックスバトルで盛り上がる展開。

 焼き肉空間のカルビワルドの無限焼き肉を打破するために、大食い先輩戦士を召喚したりもするわけですが、当然、キレンジャーが出てきて、さらに2代目キレンジャーも応援に駆けつける展開が笑った(2代目と書いた名札を付けてる)。
 大食い戦隊戦士大集合は、前宣伝にないサプライズだったので、一番笑って楽しめた部分。

 とにかく、レギュラー陣は焼き肉ネタで、ひたすらギャグ展開だったので、シリアスなのはステイシー周りだけという。
 あ、それってゼンカイジャーのTVシリーズと同じだ。

 実質、ステイシーを中心とした映画だったと思います。ここまで追加戦士推しだったVSシリーズも過去になかったんじゃないかな。まあ、昨年の2月には、ナダにスポットを当てたリュウソウ短編映画もあったけど。

 そんなわけで、ゲスト出演のゴーカイレッドもルパンレッドも大活躍したし、キラメイトピアとかゴーカイトピアとか、そういう用語が公式に描かれたり、ゼンカイジャー後日譚として非常に充実した映画だったと思います。

 全力全開VS限界は越えないためにあるの議論とか、宇宙海賊VS世界海賊の夢の対決とか、エンディングの「キラメイダンスとゼンカイOPダンスを混ぜて訳の分からないリズムで苦労して踊るメンバーの映像」とか、ネタも豊富だし。

Shiny NOVA / 2022-05-27 23:07:29 No.597
 ドクター・ストレンジ2と、シン・ウルトラマンのミニ感想。

 ドクター・ストレンジは、至高の魔術師VS真紅の魔女の多元宇宙を巡る、闇魔術対決ホラー映画でした。
 ヒーロー活躍映画ではなくて、異世界ヒーローが虐殺されて、滅びゆく世界が描かれる映画で、まあ、往年のサム・ライミのノリが炸裂した映画ですな。
 学生時代に好きだった80年代スプラッター映画の雰囲気に懐かしさを感じたものの、万人にお勧めの映画とは言い難いかも。

 一方の、シン・ウルトラマンは、違う意味で懐かしい。
 Z様とは違う意味で日本語が不自由なコミュ症ウルトラマンが過剰な地球人愛で、命をかけて地球を守ってくれる映画。
 ただし、見ている自分には過剰な地球人愛がないので、感情移入対象は「交渉達者なメフィラス」になりますな。メフィラスはメフィラスで、地球文化を立派に研究していて、WinWinの取り引きを持ちかける。
 ウルトラマンの方が、自らのWinを投げうってでも、地球人の可能性を信じ続けた無償の愛を示した(ある意味、重すぎる博愛精神の主)のに対し(マネできるものではない)、メフィラスさんとは酒を酌み交わして趣味談義を楽しめそう(もちろん、勘定は割り勘で)。

 私の好きな○○です。
 もう、趣味人としては、このフレーズの汎用性は素敵すぎる。

 メフィラス星人。
 私の好きな外星人です。

 ゾーフィ。
 私の苦手な監視員です。

 もう、「利害の分かる外星人のメフィラスさんとは親友ポジションになって、いろいろ教えていただきたい」と思いました。

 あとは、続編で外星人がいっぱいのシン・ウルトラセブンが見たいなあ。
 いや、シン・新マンでもいいけれど。庵野版・ウルトラ5つの誓いとか。

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