久しぶりにサバブラSS(ギャグ)前編
エマ / 2016-04-05 00:59:00 No.2401
とある町のとある家。
の、とある自室……。

ひたすらウンウンとうなり続けている男がいた。

エマ「うう〜〜〜〜んorz」

リン「作者殿。一体何をそんなに悩んでいるのですか?」

エマ「う、うわっ! リンタソ! お、俺の妄想の中からキャラが具現化した! これは夢!? 夢なら覚めるなキタコレ!」

リン「まぁ、貴方一人ではSSとして間が持ちそうにないですからね。特別に来てあげました。エイプリルフールですし(←執筆時点)。っていうかタソとかつけるな」

エマ「いや、実はね。最近iPad Pro買ったんよ」

リン「へぇ、あんなに高額なものをよく。まぁ、作者殿はパソコンや技術書以外無駄使いしませんものね。そこだけは認めます」

エマ「でね。なんでアレ買ったのかというと、iPad Proって、Appleペンシルっていう専用ペンがついてるのよ。それで漫画描こうと思ってさ!」

リン「はぁ…漫画ですか。でも作者殿、たしかイラストもビミョーな技量だったのでは…」

エマ「チッチッチ、甘いなー。リンちゃん。上手くないから練習するんだよ? そうやって人類は進歩を遂げてきたんだよ。わかんないかなー♪」

リン「(自分を棚に上げての上から目線ムカツク…)はぁ、で。その漫画の進み具合はどうなんですか?」

エマ「ん? 進捗について聞いてる?」

リン「はい」

エマ「ないよ」

リン「は?」

エマ「いや、ネタがないんよ〜w だから描けないんよ〜ww」

(プルプル…)リン「それは言い訳だ! お前に根性がないだけだ! だからASの執筆もサバブラの執筆も 一向に進んでないし、エマステ自体の更新も滞りまくりで皆様に迷惑ばっかりかけてて、だからバレンタインのお祝いだって基本ゼロで、不憫に思ったみさき様からの温情お祝いカード(←リン的にノーカウント)で辛うじて首が繋がってるだけなんだ! この甲斐性なしめ!!」

エマ「ひどい! あ、あと、最後関係な…!」

リン「その根性の無さ叩き直してやるー!!」

エマ「うわ、リンちゃんやめてーーーーー!! ヒデグガ阿部氏!orz」

(そこへ、通りかかった二人の男)

アヴァロン「ヤフー、リンちゃんじゃん!」

カムド「うっせぇと思ったらお前ら何やってんだ?」

エマ「あ、二人ともいいところへ! 実はね(しかじか…)」

エマ / 2016-04-05 01:00:00 No.2402
リン「もう、お二人からも何か言ってやってください」

アヴァロン「マンガ? あんなの楽勝じゃん」

カムド「相変わらずくだらねぇレベルでくすぶってんなオイ」

エマ「そ、そういうお前らは、描けるのかよマンガ! けっこー難しいんだぞ!」

リン(ネタすら思い浮かばない人が、何を…)

アヴァロン「難しくねーよww まぁー、俺の才能にかかれば? ヨユー? ラクショー? 美女惚れる? 俺に?」

カムド「フン。マンガなんぞ俺の敵ではないわ。葉巻3本吸い終わる前に倒せるっつーのwww」

リン「ほう、そこまでおっしゃるからには、相当な実力をお持ちということでよろしいですか」

アヴァロン&カムド「ロンモチ!」(モチロン、の意味らしい)

エマ「くっ……そこまで言うなら、二人に描いてもらおうじゃないのぉ!!」

リン「(まぁ、SSとしては盛り上がってはきましたね…)さて、どちらのマンガがより面白いか…勝負と行きましょうか」

カムド「フン。アヴァロン、貴様なんぞマンガでも瞬殺だぞ」

アヴァロン「ケッ、テメーこそ。アズマちゃんの婿としてふさわしい男が俺だと今度こそ認めざるをえないだろうよケケケケケ(゚∀゚)」


(続く)

エマ / 2016-04-05 01:02:00 No.2403
先手:カムド

カムド「フッ。まぁ俺の手にかかればだな…」

リン「そもそも、カムド様。漫画なんて描かれたことあるのですか?」

カムド「ないけど?」

リン「『ないけど?』じゃないだろッ!!」

カムド「ンなもん、なんとかなんだろ。大事なのは気合だよ気合」

リン「……頭痛くなってきました。そんなことだと、手先だけは器用なアヴァロン様に負けますよ?」

カムド「リンよ。勝敗を左右するのは技量だけではない。最後に状況を動かすもの、それは己の心であるということを忘れるな」(←背中を見せてキメている)

リン「はぁ、なんかそれっぽくカッコつけている感じですが、私としましてはそちらも心配です…

カムド「で、お題は」

リン「ええとですね。近年、人間界では経済情勢が大きく動いているようですから、その流れを捉えた『ビジネスマン』物でお願いします。カムド様、アヴァロン様、ともにそのお題です」

カムド「任せろ!!!!!!!!!」


(カムド、執筆中)

カムド「ウォォォォォオォォォォオオォォ!!!」
カムド「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」
カムド「俺が時を止めた!!!」

リン「(どこが執筆中の音なんだよ…)あ〜、音響さん。ここどうでもいいですから飛ばして次行ってください」


(で…)


カムド「できたぞ」

リン「ほんとかよ…」

カムド「嘘言ってどうすんだよ。まぁ、見てみいや。俺の力作を」

リン「あー、その前に。今回の評定のアシスタントとして、アズマ様にもご支援いただきます」

アズマ「こんにちは。皆様…」

カムド「おう、アズマよ。見ておけ。俺の力作を」

アヴァロン「アズマチャーン! 会いたかったよ! 見ててね!待っててね! 俺の神作が勝つのを!」

カムド「ケッ、何が神作だ。まだ出来てもねぇだろ、てめーのは神作じゃなくて珍作に決まってる」

アヴァロン「うっせ! てめーこそ公開した瞬間にTwitterとFacebook炎上してニュース出るに決まってる!」

リン「あ゛ー五月蝿い! とにかくカムド作、お披露目行くぞ!」


(続く)

エマ / 2016-04-05 01:02:00 No.2404
カムド作「〜〜〜〜(タイトル現時点まだ未定)〜〜〜〜」

ここはとある東京の県境。山の中にある、人里離れた宿泊施設。
人材派遣業において、近年、低価格と柔軟なサービスを売りに急速に業績を伸ばしている
ある企業があった。
その企業の名は「ザ・ムカドコンサルティング」。同社は、あまりにも早すぎるその成長スピードから、「あの企業は何かがある」という、様々な憶測と噂がまことしやかに囁かれていた。

その企業が、この数週間。この宿泊施設を丸ごと貸し切って、新人研修をしていたのだ。

ムカド社長「オラオラオラァァァァァァア!!!!気合が足りんぞォォォッォォォオ!」

新人達「ヒィィィィ!」

新人A「しゃ、社長。もう無理っす…」

その新人社員Aの首根っこを掴むムカド社長

ムカド社長「何イィッィイッィ!? 貴様そんな体たらくで数字取れると思ってんのかぁぁぁぁ!!」

新人B「しゃ…社長…入社面接の時と話が違います! 『基本的に軽作業だけの手軽なお仕事です』って書いてあった、アレは…」

ムカド社長「どれもこれも軽作業だろうがよぉぉぉぉぉ! 俺から見たらな☆(てへぺろ」

新人達(あんたが基準かよぉぉぉぉ!!!!)


そうして新人研修の合宿が、2週目、3週目と続くうちに、最初に500人居た新人達はみるみる脱落していき、残ったのはわずか10名。

新人ZZY「ハァ・・・ヒィ・・・ヒィ・・・『お客様、それは…仕様…です…』」

新人ZZZ「ゲホ・・・ゲホ・・・ゼイゼイ・・・『おばあちゃん…年金口座……こっちの投資商品に……変えておいたからね…』」


ムカド社長「ウム、まぁいいだろう。合格だ!」

残った新人10人「ハァァァァァァアアア・・・・・」(脱力して倒れ込む)

ムカド社長「お前ら、立て」

そうして、ムカド社長は残った10人を一人一人立たせると、なんと! 急に涙を見せて、一人一人抱きしめ始めた!

ムカド社長「お前たち・・・この一ヶ月間、辛い思いをさせてすまなかった! だがな…俺は…俺は…! お前たちを早く一人前の社員にしてやりたくて…その一心だったんだよ!」

新人10人「しゃ、社長…」

ついには男泣きするムカド社長。

ムカド社長「よく、よくぞ…この訓練に耐えてくれた。正直、苦しんでいるお前たちを見て、俺も辛かった。だが・・・これで・・・これで俺たち、本当の仲間(戦友)になれたな!!!!!

新人10人「社長!!」

新人たちも、それぞれ、涙を流していた。

新人ZZY「社長! 俺! 今まで社長を誤解していました!! 本当はここまで俺たちのことを!!」

新人ZZZ「俺、社長についていきます! ムカドさんは俺たちの人生の鏡です! 一生ついていきます!!」

ムカド社長「お前らぁぁぁぁ!!!!」

新人10人「社長ぉぉぉぉぉぉ!!!」

抱き合うムカド社長と、訓練を乗り越えた新人たち。
しかし、新人達は気がつかなかった。ムカド社長の口元が密かに歪んでいたことに。

ムカド社長「(チョロい・・・www)」


「ザ・ムカドコンサルティング」は半年後、業界としては異例の速さで、東証一部に上場を果たす。時代の寵児ともてはやされたムカド社長は、その勢いに乗って、国政に出馬。
圧倒的多数の票を獲得し、衆議院議員となる。
もはや、とどまるところを知らぬムカド・サクセスストーリー。
彼を止められるものは、もはや誰もいないのかもしれない・・・。

エマ / 2016-04-05 01:03:00 No.2405
カムド「どうよ?」

リン「…………………………」

カムド「おい、どうした。まるでアクシオンに遭遇した『西住みほ』みたいな顔しおってw」
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/...

リン「いや……なんというか……」

カムド「まぁ、なんというかホ○エモン超えたなwwww」

リン「超えてるわけないだろっ!! ○○ミもビックリのどブラックだー!!」

カムド「だってよぉ。『人間界の経済情勢の流れを捉えた作品を』って言ったのお前だろぉ〜?」

リン「目のつけどころがシャー○すぎだ、このバカー!!」

カムド「そうかなぁ……? アズマよ。どう思う?」

アズマ「うーん……。皆さんで涙を流して……良いお話なのでしょうか?」

リン「(ダメだ……本作、早くもアズマ様の判断能力の上限を超えた……)良い話なわけないじゃありませんか。こんなどっかで見たような話…って、うわ。タイトルこれ!」

アズマ「(本作のタイトルをのぞき見て)ええと、『マンガでわかる、ブラック企業のブラック企業によるブラック企業のためのレッツ奴隷社員育成マニュアル』……黒い色の会社は、皆このようなことをするものなのでしょうか? となりますと、あの黒いロゴマークで有名な〇〇株式会社さんや、XX株式会社さんも……」

カムド「アズマよ。今日も深く学んだな」

アズマ「はい」

リン「んなわけ……ないだろ……orz」









カムド「で、評定は?」

リン「評定って、あんた……」

カムド「もうよぉ。アヴァの助の作品なんて見んでも俺の勝ちで決まりだろ。な?な?」

リン「(無視)……評定、5段階でつけます。以下ご覧ください」


画力:−5点 (「なんですか。この園児級の抽象絵は…」 by リン)
キャラクター性: −256点  (「このムカドってやつ最低」 byリン)
ストーリー:ー1000兆点   (「反社会的漫画!!」 by リン)

総合点:マイナス 10の350乗点!!   (「つまり逝ってよし b」 by リン)



カムド「……おい、どこが5段階なんだよ。なんで全部マイナスなんだよ…」

リン「おかしいですか? 極めて的確に判断したつもりですが」

カムド「マイナス10のなんとか乗って、なんか底なし沼って感じだよなぁ…」

リン「何言ってるんです? 実際、底が無いんですよ

G5‐R / 2016-04-11 20:02:00 No.2409
おお、久々に来てみりゃ何かあるw
とりあえず、リンとやらをビジュアル化から始めようかw
んで、園児級の抽象絵とはいえカムドが漫画を描けるという事実に軽く驚愕w
これがゼクシアだったらもはや絵ですらない、ピ○ソもびっくりの前衛芸術となるであろうwww
まあ生前のG3‐XXもパソコンを使えたりしたから、意外なスキルってのもありだろう。
漫画の内容はよくわからんが何か元ネタでもあるのかね。
ビジネスものはよくわからん┐(・_・)┌

俺のネタってこれかw
アクシオンに遭遇した西住みほ、誰に遭遇したのやらw
クゥエル、ラグル、ゼクシア、どいつも呆れるほどのイカレポンチだからなw

エマ / 2016-04-11 21:11:00 No.2411
どもども、感想ありがとうですよ〜♪

リンちゃんはですね。そのうちイラスト書きますが、
とりあえず今の所は雰囲気的に『ああっ女神さまっ!』のスクルドをイメージしていただければOKですよb

漫画の内容は、カムドの方は特に元ネタの漫画はありません。まぁオリジナル言うたらオリジナルかな・・・。
ただ、体育会系のブラック企業では、この手の地獄の新人研修が本当にあるとかないとか…そんな話を聞いたことがあったものだから、強いて言えばそんな話をネタにはしていますかの。

>まあ生前のG3‐XXもパソコンを使えたりしたから、
な・・・んと!
何のために使ってたのか気になります。ロリ画像検索とか?(爆)


>アクシオンに遭遇した西住みほ、誰に遭遇したのやらw
おそらく、クゥエルさん、ラグルさん、ゼクシアさん、それぞれに遭遇したと思われますw

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