功坂さんとのチャットで生まれた話
ノエルザブレイヴ / 2016-03-06 00:46:00 No.2399
2005年5月に功坂さんがチャットで書いて下さった話をこの度10年の時を経てリメイクしていただきましたので、私の方から公開させていただきます。

むか〜し昔ある所に ひとみ というそれは美しい少女がおりました。

しかし少女はいつも義姉や継母たちに虐められ、家事を無理やり押し付けられ、綺麗な服も着せてもらえず虐げられた生活を送っている可哀想な少女だったのです。

まゆり(継母)「ひとみちゃん、あとは私やっておきますから、休んでいて下さい」

あすか(義姉)「うん・・今日は・・ひとみがんばったもんね・・」

みゆう(義姉)「うん!そうだよ!!あとはあたしたちに任せて」

ひとみ「いえ、もう少しなので最後までさせて下さい」

・・・とても可哀想な少女です。


そんなある日、お城が開く舞踏会があるとの情報を聞いた継母まゆりは娘たちを呼んでこの事を話しました。

まゆり「ねえ、これみんなで参加しませんか?」

あすか「・・・いい、ですね」

みゆう「うん!さんせー!!」

ひとみ「あ、でも・・お庭のお掃除と、洗濯物があるんであたしはいいですよ」

まゆり「そんなぁ、一緒に出ましょうよ」

ひとみ「いえ、洗濯物がたまってしまってはいけませんし、当番は私の番ですんで」

まゆり「でも・・・」

ひとみだけは意地悪な継母に家事をおしつけられ、連れて行ってもらえませんでした。

おお〜なんてかわいそうなひとみ、毎日毎日継母たちにこき使われ辛い日々を送っていました。

ひとみ「よし、お掃除完了♪つぎはおせんたくぅ〜♪」

そんなかわいそうなひとみの前に一人の謎の魔法使いが現れました。

ハエの人(魔法使い)「ひっとみちゃ〜ん♪ねぇねぇ、これきなよぉ〜きっと似合うよ?げへへ〜」(ジュルリ)

その魔法使いは(舌なめずりをしながら)ひとみの前に現れ綺麗なドレス(スク水)を差し出しました。

ひとみ「え、え??で、でも・・お洗濯が・・」

ハエの人「そんなのあとでいいじゃ〜ん・・ほらぁほらぁ〜」(ずずいっ!)

そして魔法使いの魔法(超能力)によってドレス(スク水)姿に早変わりし(無理やり着替えさせられ)ました。

そして、そのドレス姿(スク水)にひとみは喜び(驚愕し)ました。

そして謎の魔法使いは優しくこう言いました。

ハエの人「それは12時になるまで絶対に脱げないんだよぉ〜でも、12時になったら勝手に脱げちゃって真っ裸・・げへへへへへ〜俺のダチに頼んで作ってもらった特注品さ〜w」

そんな優しい魔法使いにひとみは喜びに震えこう叫びました。

ひとみ「そんな・・・ひどい!!いやぁあああああ〜」

そしてひとみは一目散にお城に向かって走って(逃げて)いきました。

ハエの人「あ、ひとみちゃ〜ん待ってぇ〜〜!!』

ひとみの足は意外に速く、あっと言う間にお城に到着したので、それはもうナレーションの挟む隙もないほどでした。


お城ではすでに舞踏会が始まっており、会場はとても賑やかでした。

そんな所に綺麗なドレス(スク水)を身に纏った少女が現れました。

みゆう「あ、ひとみちゃんだ〜」

あすか「・・・そう、ですね」

まゆり「あんな格好でどうしたんでしょう」

しかし、その綺麗なドレスを身に纏ったひとみを誰一人として、ひとみだと分かる者はおりませんでした。

そして、上から眺めているだけだった王子様がそれを見た瞬間、重い腰をあげました。

光彦(王子)「わ、すくみずの女性じゃないか!どうしたんだ!?」

それを見た瞬間王子は胸を打たれ(正義感に駆り立てられ)その女性の前に向かいました。

光彦「どうしたんだい?その・・・それはいったい・・・」

王子様はその女性をダンスに誘いました。

ひとみ「実は悪い魔法使いに・・」

そのハンサムな王子様に胸を射抜かれたひとみはその申し出を受けました。

光彦「それはひどい・・すぐに別のドレスを用意させよう」

って!こら!!ナレーションと会話がかみ合ってないだろ!!ちゃんとやれ!!

ひとみ「そんなこと言ったって、こんな格好じゃ踊れません!」

ではナレーション権限!中略!!!

ボーンボーン

11時55分の鐘がなりました。

ひとみ「あの、王子様・・なんでこんな中途半端な時間に鐘が鳴るんですか?」

光彦「5分ごとに鐘が鳴るのさ」

ひとみ「そ、それは随分うるさいですね・・・」

約束の時間までに戻らなければ魔法が解けて(真っ裸になって)しまいます。

ひとみ「あの・・あたし、そろそろ帰ります」

光彦「え?そんな、どうして・・・」

ひとみ「じ、実は・・11時58分に待ち合わせをしてるんです!1分でも遅れてはいけないんです」

光彦「ず、随分中途半端な時間に待ち合わせしてるんだね・・・」

少女はついとっさに嘘をついてしまいました。

ひとみ「で、ですから・・さようなら!!」

そして少女は駆け出しました。

慌てて王子はその後を追いました。

が、少女はやはりに足が速く、到底王子様は追いつけません。

ふと王子は足元を見ると、何かが落ちています。

おそらく少女が慌てて落としていったものでしょう。


少女は真っ裸で家に向かって走りました。

帰る途中に酔っ払いのおっさんに絡まれましたが持ち前の腕力でなぎ倒し、なんとか家までたどり着きました。


そして次の日・・・

光彦「このスクール水着を着れる者はいないか!?」

すっかりそのドレスはみんなの注目の的になり(変態扱いされ)ました

そしてそんな中、ダッシュで現れた少女は・・・

ひとみ「は、はずかしいから私の来たスクール水着なんてみんなの前で見せないで下さい!!」

王子は喜びました、あの日の女性が現れたのです。

まゆり、あすか、みゆう「あ!ひとみ(ちゃん)!」

おっさん「あ!昨日の全裸女!」

その顔にも見覚えがありました。

光彦「俺と・・・結婚してくれ!」

ひとみ「え!?あ、はい!!・・・・え??」

こうして二人は幸せに暮らしましたとさ・・・

おしまい

エマ / 2016-03-24 09:03:00 No.2400
ひとみちゃん、どこがいじめられてるんだwww
というのはお約束のツッコミですな。

亮たんのSS作品は勢いとか笑いのツボがですな。センスが良いのですよとにかく。

酔っ払いのおっさんとか、どうでもいいキャラも良い味出してるしw

光彦「このスクール水着を着れる者はいないか!?」

という原作台無しのセリフもおもろいw

まぁ、ひとみちゃんと光彦王子、仲良くスクール水着プレイでもしながら末長くお幸せに(←殴

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