ヴェンデッダ 〜氷炎の宴〜 3
K−クリスタル / 2013-09-28 19:57:00 No.2308
 まさか、今の自分の攻撃がこうまで完璧に防がれるとは思ってもいなかったのだろう、溶解液を放出し終え、地面に降り立った敵はそのまま呆然と立ち尽くす。その機を逃さず、アレクが、そして、エステルもそちらへ迫る。そして、今にもかけようとした攻撃はその寸前、横合いから妨げられた。
 数十もの小さな鋭い物体がアレクとエステルめがけ飛んできたのだ。アレクにはそれが何か一瞬分からなかった。向かってきたものを反射的にすべて焼失させてしまったためだが、別の場所で地面に落ちたのを見て、短い打矢であることを知る。エステルが両手で数条のワイヤーを操り、自分を襲ったものをはじき飛ばしたのだった。
 それが飛んできた方を振り向くが、攻撃を仕掛けてきた相手を見定める間はなかった。
 続けて突っ込んできた別の人影がその勢いのままにアレク、そして、エステルに連続して手にしたサーベルで切りつけてきたからだ。
「ちっ! まさか、こうも早く?動く火の森(フレームバーナム)?を抜けてくるとは・・・!」
 切っ先は鋭い。危うく身を避けながら、しかし、アレクは理解していた。これが倒すための攻撃でなく牽制だと。その通り、残りの1人はその間に突っ立っていた仲間のところへ駆け寄っている。それを見やりながら、アレクは炎と燃える右手を敵を狙って突き出す。そのまま敵の体のどこかに当たればもちろん、サーベルで受けてきたとしてもそれもよし、最初の敵の鉤爪のようにまず武器の方を無効化するだけだ。
 ところが、相手は後ろへジャンプして下がり、アレクから離れた。アレクの右手は届かず終わる。しかし、その時エステルの手から飛んだワイヤーが数本、着地する前の脚に絡みついた。
 が、いまだ宙にいる状態で敵はサーベルを一閃。ワイヤーをすべて断ち切り、何事もなく地面に立つと、そのまま仲間たちの方へ駆け戻っていく。
(あの体勢で、しかも、ピンと張った状態ならまだしもたわんで弾力のある何本ものワイヤーを一振りでか・・・)
 敵は4人が一所にいったん固まったが、それから、地中を進んできた例の敵が一人で前へ進み出てきた。そしてまた溶解液をアレク達に向けて噴出する。再び?盾(アイギス)?を、今度は空中でなく自分たちの前に壁のように展開してそれを防ぎつつも、アレクは違和感を覚えていた。
(俺に効かないのは、さっきいやというほど分かったはずだ。それが何の芸もなく、同じことをただ繰り返すとは・・・)
 膨大な溶解液が次々と蒸発していき、大量の蒸気がもうもうと霧のように立ちこめる。敵の姿はその向こうで次第にかすんでいく・・・不意に、アレクの頭に解答が閃く。
(目くらましか!)
 同時に、エステルの声が響いた。
「お兄さん、上!!」
 アレクがはっと振り仰ぐと、けぶる霧の向こうに、半ばシルエットとなって、宙に浮く二人の敵の姿があった。
 こちらの視界を遮り、その間に二人の敵が上空へ飛び上がっていた。正確には、背中に光る翼を広げた一人がもう一人を後ろから抱きかかえて宙に浮かんでいるようだ。
 それだけではない。よく見ると抱きかかえられた方の周りの空間には先ほどアレク達を襲った打矢が数多く浮かんでいた。その数たるや数十どころではない。何百をゆうに超えようというほどのものであった。
しかしながら、数百がたとえ数千であろうとも、アレクに通じはしない。確かに金属製の打矢を防ぐのは溶解液ほど簡単ではないが、それでも自分に向かってくる攻撃を一つたりと通すものではない。そのくらいのことは敵にも予想がつきそうなものだが・・・。
(どういうことだ?)
 空の敵をさらに注視した。そして、気づく。敵の視線はこちらには向けられていない――もっと遠く、アレクの後方を見ている。
 アレクは心臓を鷲づかみされた。
(こいつら――ファデェを狙って・・・!)
 必死に振り向く。
「ファデェっ! 動くなっっ!!」
 口に出せた言葉はそれがやっとだった。説明など、とてもしてはいられない。今さら彼女の方に急いでも間に合わない。より彼女に近い所にいたエステルはとっさにだっと駆け出していたが、どう見ても無理だ。しかし、アレクにはファデットをこの位置から今からでも守ることは可能だった。彼女の周囲にも?盾(アイギス)?を展開すればいいのだ。
 だが、その場合、もしファデットが初めの場所から動いて見えない?盾(アイギス)?に触れてしまったら、彼女の方がジャンヌ・ダルクよろしく火刑台の聖女となる。この盾に裏表の区別はない。彼女の側だけ発火しないというわけにはいかない。かつ展開している限り、アレクの意思でそれを制御することもできない。最大の利点である完全自動なるがゆえの欠点であった。
 だから、?動くな?と言った。しかし、これは実は思うより遙かに難しいことだった。なぜなら、ファデットにしてみれば、自分に向かって迫り来る無数の打矢を目の当たりにしながら、あえてよけないということなのだから。
 それでも、アレクはファデットならと信じていた。彼女には確かに直接自らが戦う力はない。だがしかし、それでも、ファデットという女性が決して弱くはないことを誰よりよく知っていたからだ。
 見た。ファデットは返事も疑問の声も上げず、ただその場に立ったまま、胸の前で小さな拳を握り合わせ、うつむいた。おそらく、目もつぶっている。一瞬それが敬虔な宗教者が祈りを捧げる姿であるように思えた。
 同時にアレクは彼女が自分の超聴覚を切ったことを悟る。これという外観の変化はない。だが、分かる。彼女のことなのだ。当然だった。
 自分の力を封じることは、感覚系の能力者で普段からそれを頼みにしている者にとって多大な精神的負担となり、そうでない者には想像もつかないほどの不安を覚えるという。目の見える者がわざわざ目隠しして行動するようなものだ。が、彼女はそうした。あまりに鋭敏な彼女の聴覚は迫り来る矢の恐怖を何十倍かしてしまう。それによって、反射的に体が動いてしまうことを避けるためだろう。アレクの指示を守ろうと、あえて己の最大の武器を捨てたのだ。
 そこまでの覚悟を彼女は固めた。いや、と言うより――
(俺を信じて、命を、運命を……すべてを俺に委ねてくれた。ならば――)
 守る。絶対、守る! かすり傷一つ彼女にはつけさせん!! それができなくて、何のためのこの力か。
 ファデットの方に右手を伸ばし、彼女の周囲に?盾(アイギス)?を展開する。
 直後、ザアァーーッという不気味なざわめきが上空に響いた。渓流を遡行する魚の群れのように、おびただしい数の打矢が空中の一つの道筋をたどってファデットの方に殺到していく。
 その速さも飛ぶ距離もただの打矢ではあり得ない。当然何かの力が加わっている。だが、だとしても、打矢自体が物質であるからには防げないものではない。いや、必ず防ぎきってみせる!!
 身動ぎ一つせず、ファデットはその場にじっと立っている。そこへ打矢の大群がついに襲いかかる。ファデットの周囲でたくさんの光がはじけた。爆発ではない。音が違い、また小さい。無数の金属片が瞬時に溶解、蒸発していく際に放つ光と音。溶解液の時とは異なり、蒸気はそれほど立たなかったが、だが、やがて無数の小さな光が合わさり、大きな光となって彼女を包み、その姿は見えなくなった
 その光が薄まり、再びファデットの姿が見えるようになったのは、無数とも見えた打矢がことごとく消失し、エステルに続いて、アレクもまたファデットのもとへ駆け寄ったときだった。
「無事か? ファデェ」
 アレクが声をかけると、その時初めてファデットは顔を上げ、目を開いた。そして、顔色はやや悪かったものの、にっこりと微笑んで見せた。
「ええ。大丈夫。ありがとう」
 ほっと息をつくと、アレクはゆっくり振り返った。
 その時にはもう表情が変わっていた。炯々たる目の光が敵を射る。

  / 2013-09-28 19:59:00 No.2309
 空中に二人、地上に二人。
「おまえ達は手強かった」
 歩き始める。
「一人ひとり戦い慣れしていて、自分の力を使いこなし、そして、そのうえにそれを活かす互いの連繋――敵ながら、見事だ」
 近づいていく。そのアレクに対し、敵の方はどうしたことか、反応しない。
「だが、お前達はしてはならないことをした・・・」
 その時、地上の敵の中の一人にアレクの姿がなぜかゆらりと動いて見えた。
「ファデットを狙ったことだ――」
「え? あの、あたしは? 一応、あたしもいるんですけど・・・」
 やや離れた後ろで、エステルが小声で呟いた。
「それも、俺の目の前で・・・!」
「・・・無視ですか」
 鼻を鳴らすと、傍らのファデットを振り返る。
「うぅ〜、ジェラしい。いいなぁ・・・愛されてますね、お姉さん」
「そんな・・・」
 困惑したように、ファデットは頬を染めて俯く。
 敵達には、その位置によってそれぞれ異なるタイミングで、アレクが歪んだり揺らめいて見えていた。それが次第にその回数が多く、時間が長くなり、ついには全員のいる位置から常に彼の像はぼやけ、ゆらゆら揺れ動いて見えるようになった。
 いや、アレクだけではない。彼の周囲の光景も含め、濡れたカメラレンズを通しでもしたかのように歪んでぼやけた――さらに、不意に熱風とも言うべきものが辺りを吹き渡るのを感じたとき、ようやく全員が事態を認識する。
 肉眼で視認しうるものではなかった。しかし、膨大な熱量がいつかアレクの周りに広範囲にわたって湧き上がり、それが巨大な渦を巻いて今まさに中心の一カ所――アレクの近くに向け収斂していく・・・その過程の副次的効果として、周辺の空気に急激に加熱された箇所がいくつもでき、そのため、あちこちで次々と陽炎が起こり、また、あり得ないほど高温の風が急に吹いたりしているのだ。
 だが、それが分かったとして、それらが具体的にどういったことを意味するのか、そこまではまだ知りようがない。それでも、今までにない異様な雰囲気に圧倒され、踏み出すアレクに対して何か明確な対応をするでもなく、ただじりじりと後ずさる。 
「ファデェ。見るな」
 振り向きもせず前を見たまま、その言葉は後ろのファデットに向けられた。
 つかの間、ファデットの表情に明らかな動揺が走った。が、きっと顔を上げ、アレクの背中にまっすぐ視線を送る。
「いいえ。たとえ、戦えなくても、戦場に立った以上、目を背けたりしません。・・・まして、あなたがわたし達を守るためにすることなら」
「そうか・・・」
「いかん! 散れっ!!」
 その時、敵の内の一人――サーベルを持った男が仲間に叫んだ。
 仲間たちも言われるまでもなく、それぞれにここは退くべきと感じていた。動かなかったのは迫力に呑まれていたからだが、彼らの内ではずっと警鐘が鳴り響いていたのだ。そのため、その声をきっかけとして呪縛が解けたように、動きは素早かった。いまだ危険の正体が明らかになっていないにもかかわらず、迷いなくそうした行動に移ったのは彼らの戦闘経験の長さ深さを物語っていた。
 空中にいた二人は、仲間を支えていた方が二人してさらに空中高く飛び上がらんと大きく光の翼を羽ばたかせた。地上にいた二人の内、溶解液の男はまた大きく跳び退るべくジャンプしかけ、すでにその身体は半ば空中にあった。そして、もう一人のサーベルの男は地を蹴り、横向きにダッシュを掛けていた。
 一刹那の後には、三方向にお互い十数メートルも離れていたことだろう。
 しかし、遅かった。時間にして、おそらく、ほんの0.1秒にも満たないほど・・・しかし、そのわずかな差が決定的であった。
 何かが敵の間を奔った。
 空中高く浮かんでいた二人の敵の体の一部が一瞬にして喪われた。前の一人は右肩から左脇にかけての胴体がそっくり、そして、後ろで飛んでいた方は腹から腰の部分が丸ごと――瞬時に消滅し、結果として、二人の肉体は空中でばらばらになり、どれがどちらのどの身体の部分とも分からない状態で、地面に落ちた。
 そして、数メートルの高低差があったが、上に飛び上がりつつあった溶解液の男の頭部から腹に至るまで身体の真ん中部分が縦に消失し、腰で繋がってはいるものの、腕のついた上半身はそれぞれ左右反対方向へ分かれて頽れていった。
 即死と言うも愚かしい。
 初めから生きていた者と思えないほど、そこにはただ死骸――と言うより、肉塊・肉片が散乱しているだけだった。
 ただ一人、サーベルの男だけは生きて立っていたが、この男とて、そのサーベルを持っていない方の腕はいつの間にか付け根から無くなっている。
 まるで目に見えない巨大な獣が辺りを暴れ回り、敵を一噛みずつ食い散らかしていったかのようであった。
 もちろん、現代にあって、それはただの空想でしかない。それほどに巨大な顎・口を持つ肉食の陸棲生物など存在しないのだから。
 ただし、かつては存在していた。数千万年前までなら、巨大な肉食獣は現実の存在であった。中生代ジュラ紀から白亜紀にかけて――あまりに有名な肉食の恐竜たち――アロサウルス。ケラトサウルス。ゴルゴサウルス・・・そして、史上最大の陸棲肉食生物、?暴君竜(タイラントキング)?ティラノサウルス。 
「うう・・・」
 ただ一人残った男が肩の傷口を押さえながら、必死に声を絞り出す。
「妙な噂は、耳にしていた――?火帝?アレクは肉食竜の亡霊を操る、なんていう・・・。だが、特Aクラスの炎熱能力者という評判と、そんな話は繋がらん。恐怖による幻かただの誤認だと思っていたが・・・それが、まさか・・・こういうことだったとはな・・・」
 この男はアレクの今の技を悟った様子だった。仲間のような絶命こそ免れたとは言え、じかにその身に受けたからこそのことだろう。さもなくば、すぐ目の前で見ていたとしても、一度でその正体を見抜くのは困難であったに違いない。
 溜めに溜めた熱エネルギーを集約して、一気に対象に叩きつける。?盾(アイギス)?ほど広範囲に渡るわけでなく、持続性もない。狭い限られた箇所での全く瞬間的な発現にしか過ぎないが、その代わりその一瞬の熱量は数千度をゆうに超える。
 だが、この技の最も特異な点は熱量のすさまじさではなく、その効果の並外れた集中にあった。?力?の範囲内の物質は、あまりの高温に何であれ瞬時に焼失、蒸発、気化、その後には何も残らないが、その範囲を外れたところには――わずか2、3センチ離れるともう、ほとんど何の影響も及ぼさない。そのため、攻撃を受けたその部分だけが瞬間に空間ごと消失したかのように・・・あるいは、見えない肉食竜に囓り取られでもしたかのように見えるのだ。
 むろん、自然では起こり得ない現象である。熱というものが物体から物体へ伝達される性質を持つ以上、たとえほんの刹那のことであったにしても、数千度もの熱源の周囲の、まして、直接つながっている肉体の他の部分の温度がほとんど変わらないなどということはあり得ない。最も近いところから熱せられ、離れていくにつれて段階的に温度が下がっていくのが当然である。
 しかし、アレクのこの技ではそれが起こらない。高熱になる部分とそれ以外の部分とが線でも引いたようにくっきり切り分けられる。従って、跡形もなく瞬時に焼失した敵の肉体に繋がる部分から延焼・発火することもなかった。ただよくよく見れば、肉体のその断面は刃物などで切られたものとはやはり異なり、高熱に晒された跡がわずかながら見て取れた。血液の凝固作用により傷口の大きさの割に出血が少ないことなどがそうである。しかし、それ以上のことはなく、蒸気一すじ上がってはいない。 
 アレクは何も初めからこうなるように意図したわけではなかった。超高熱を発現させるべく周囲の熱エネルギーを狙ったところに収斂させることを念じて、集中を高めていっただけなのである。だが、そうしてこの技が完成したとき、結果的に敵を畏怖させずにはおかないこうした形が生まれていたのだった。
 この力を目の当たりにした者が――そういった状況でなお生き延びた者は少ないのだが、数少ないそれらの者達が恐怖と共に語ったことから、ひとつの噂が囁かれるようになっていた。先ほど、男が口にしたのがそれである。
 ――?火帝?アレクは巨大な肉食竜の亡霊を従えている。
 いつか、誰からともなく、それはこう呼ばれるようになっていた。?亡霊暴君(ファントム・タイラント)?。

K−クリスタル  / 2013-09-28 20:01:00 No.2310
どもです クリスです

忘れたコロにやってくるw、『ヴェンデッダ 〜氷炎の宴〜』第3弾のお届けだよっ☆

どんどん長くなるのも、どんどん遅くなるのも、
まーヨソーどーりっちゃ、ヨソーどーりっなんだが(開きなおりっ)、
気がついてみたら、ホボ半年一回のペースになっていましたよ・・・

・・・コレはアレだな、姉さんのクリスマス話みたいなカンジで、いけばいーのか?

ナンて思ったけど、次はスグ載っけます いや、ホント <− シンヨーない 

だって、もーほとんどデキてんだよ 
区切り的には一つのモノとして発表するはずが、
ナガくなったんで、ブンカツを余儀なくされたダケ

つーコトで、マタ一月後ぐらいにおあいしましょー
ごかんそー、よろしくー

G5‐R / 2013-09-29 19:16:00 No.2311
ヽ(゚∀゚ )ノ おお、薬ちん生きていたか。俺は嬉しいぜ。
一体なぜ姿を見せんのだ。またチャットしようぜ。

氷炎の宴と言ってる割に炎ばっかしになってるなw
それはともかく、何かますますアレクのヒーロー化が進んどるようで何よりだ。
どうやらアレクの中ではファデエ>エクセルらしいなw
エクセル涙目wwwww
あぶれた方にはもれなく犬畜生が後ろからついてきますw

こうなったらもう、カンディードにあっさり倒されるのを黒歴史にして違う展開にした方がよくね?w

エマ / 2013-09-30 21:56:00 No.2312
おお、おお、クリスさんではないですか。
お久しぶりです。元気してましたか!^^

久しぶりに書き込みが見れて嬉しいです。

ヴェンデッタ、うむ。実に半年ぶりよのぅ……。

取り急ぎ返信まで。

あとでちゃんとながーい感想書くから、待っててね−w

エマ / 2013-10-01 14:43:00 No.2313
うむ。久々の『ヴェンデッタ』である。

溶解液というたぐいの技は、なんというか、ある意味ゲテ技ですなー。
ワイルドさんの『デスブロウ』的な……。うわ、触りたくねーでもよけられねー!みたいなw

しかしそれを、超高熱の熱波で蒸発させてしまうという、この一種の万能技……。
これだけでも、アレクをかなりの実力者にさせている要因の一つでしょうなぁ。

しかし、敵も然る者、かなり手強いですね。
間髪入れずに、さらなる攻撃を繰り出してくるとは……仲間の間の連携もうまくとれているようです。
しかも、アレクたちの弱点がフェデットであることも見抜いて、フェデットを狙うとは。

アレクくん、ビビリーw

でも、ここでフェデットとアレクの信頼関係が生きてきましたね。
下手に動くと、守ろうとした炎でダメージを負わせてしまう。
「動くな」と言われたフェデット、当然迫り来る攻撃は怖くて避けたいはずですが、
感覚もシャットダウンして完全にアレクに身を任せるとは……。

この信頼関係は、なんなんでしょうね。弟分と姉分の信頼関係なのか?

でも、エステルに「愛されてるぅw」って言われて、ほほ染めてるしなーw

アレクくん。まだ脈はありそーだぞ。がんがれww

しかし、かわいそうなのがエステルですなw

「無視ですか……(´・ω・`)」

という一言が可愛かったw

なまじ強いだけに、守ってもらえないっていうねー。エステルの気持ちは、どうなんでしょねー。
アレクっちは、自分のお兄さんみたいな感覚なんですかね。でもかわいがってほしいみたいな。

さてさて、それにしても・・・

アレクっちよ。敵に向かって、なんかもーカッコつけた言い回しやめようぜ。

ようするに言いたいのはこういうことだろw↓

「俺のフェデェに手だしやがっておまいら許さん。げきオコスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム!(#゚Д゚)」

で、その怒りで出た技が?暴君竜(タイラントキング)?

まるで意思を持った灼熱の炎……防御の?盾(アイギス)?と攻撃の?暴君竜(タイラントキング)?か……。
いや、当然消費MPはあろうから、何度もパンパン使えるようなものでもないんでしょうが、

これを縦横無尽に繰り出されたら、敵もたまったもんじゃありませんなー。

なんかこー、ここまで敵に畏怖され、伝説となったアレクっち。ある意味ではアンタッチャブルのサキさんレベルの知名度では?

G5さんのいうように、カンディードにやられる路線は、たしかにもったいない気がしますよw

で、サブタイトルに氷炎の宴……とありますが、もしかしたらそのうち氷雪系を操るライバル的な奴が登場して、そいつとバトるんじゃないかと
勝手に予想としてみるw

どうなりますことやら。次回も楽しみにしてますよー。


そうそう、エマステチャットにも来てくださいよーw 毎週土曜日の夜にいつもやってますんで。
お待ちしていますよ^^


あ、G5さん。エクセルじゃなくてエステルねw

G5‐R / 2013-10-02 21:17:00 No.2314
おおっと、そうだった。エクセルじゃなくてエステルだったな。

で、エマっちょん。フェデットじゃなくてファデットねw

エマ / 2013-10-03 02:20:00 No.2315
うおw 二人で間違えているという図ww

エステル / 2013-10-05 18:37:00 No.2316
こんにちわー はじめましてー
最近、人気急上昇、顔も性格もかわいいと評判のエステルちゃんです☆

そ、?エステル?だからね、G5さん ちゃんと覚えてよね
ほかの皆さんも、どうぞ、よろしくお願いしまあす
けど、前世とかまだないしょだから、正式な名乗りはまた今度

そうそう、お姉さんの名前は?フェデット?ぢゃなくて、?ファデット?なの――お兄さんだけは?ファデェ?って、呼んでるけど・・・
分かった、エマさん? お姉さん、遠慮深くて言えないかもしれないから、訂正しておいてあげて

にしても・・・二人してひとつずつ間違うとか、ほんとおちゃめなんだから、おぢさま方ったらw

さてさて、それで、次回は主役のアレクお兄さんをさしおいて、あたし、エステルの出番† みんな、期待して待っててねv

ふっふっふっ、呪詛悪魔界、ニュースーパーヒロインの勇姿をその目に焼きつけるといいわ★

そいじゃあ、またねぇ シャローム(さよなら)〜〜♪


――でも、?カンディード?って、だれ??

エマ / 2013-10-07 17:43:00 No.2317
エステルちゃんだー♪

ファデットね。うんうん。覚えた覚えた。

おぢさまか。エステルちゃんからしたらもうおいらたちそんな年代なのねヽ(;Д;)ノウワァァァン!!

次回はエステルちゃんがメイン張るのか。がんばるのじゃぞw

しかし、ホンマ呪詛悪魔とは思えんなーw

最大1000文字まで(残り1000文字)。省略不可。日本語必須。HTMLタグ不可。誹謗中傷や個人情報、宣伝URLは即削除されます。
最大10文字まで。省略可能。
半角英数字(8文字まで)を入れることで、書き込みの削除ができるほか、名前の後ろに任意のコードが付きなりすましを防止できます。省略可能。