こんばんは。土斑猫（まだらねこ）です。
　「死の先に在るモノ」本編、読了しました。
　非常に読み応えのある、そして聞いていた通り、ハードかつ重たい作品でした。
　この作品を読んでまず思った事は、かなり屋台骨がシッカリした作品だなという事でした。
　登場人物、組織、各物語の舞台、それぞれがとても綿密に構成されていて、物語そのものに明快な説得力と重厚さを与えていたと思います。特に第五話あたりからは、文章力の目覚しい向上も相まって、読み物として密度の高いものに仕上がっていました。
　そんな中で特に思ったのは、人間の負の面を見せるのが非常に上手いという事です。
　人の持つ狂気や悪意といったものが巧みに描かれ、それにささやかな幸福（これの描写も上手い）が侵食され、崩壊していく様、登場人物達がそれに翻弄され、悲劇の場へ手引かれて行く様は読んでいて胸に迫るものがありました。って言うか、はっきり言って呪詛悪魔よりも、人間の方がよっぽど読んでて恐ろしかったんですが・・・（汗）
　現実味があるからでしょうね・・・。
　物語はまだ進行途中という事で、続きが非常に気になる作品です。
　それはそうとしてセリーナさん、走り込み25Ｋｍ×4って・・・。“元凶”はあんたかい！！（笑）

死の先読了、ありがとうございます♪

読み応えありますよねー。やはり、背景となる設定が緻密で、こだわり抜かれているというところと、レオンさんやサキさんの背負っているものの重さとか、そんなところが読む人を魅了させるのだと思います。

５話あたりから、特に面白くなってきますよね。
個人的には、「将軍」の回がお気に入りです。

１話の男の傲慢、将軍の狂気、議員やヤクザたちの悪意……そんな人間たちの負の側面が多く描かれるというのも、たしかに死の先の特徴かもしれません。
たしかに、呪詛悪魔より酷いかも……。オラクルくらいかな、呪詛悪魔でそこまで悪辣なのは……^^;

続き、読みたいですよねーw
エマステのみんなが待ちつづけてるんですよ（笑）
きっと出ます。信じてます！（←プレッシャーかけとくw）

走り込み○○キロ……セリーナさんの仕込みだったのか。今更ながら気付かされました（爆）

ども、ダイダロスです。
「死の先」読了、お疲れ様でした。そして、感想ありがとうございます。
作者である僕が言うのも何ですが、かなり精神的にキツかったかと思います。救いの無い話ばかりで（苦笑）

＞それぞれがとても綿密に構成されていて

僕の場合、かなり設定マニアな面がありますので、それが結果としてそうなったのではないかと思います。
元々このような話を書きたいと思ったのは「転生する前に主人を失ってしまった守護天使はどうなる？」という疑問が切欠でしたからね。

＞人の持つ狂気や悪意といったものが巧みに描かれ

「サキほどの守護天使があのようになってしまったのは、余程の事があったに違いない」という考えを突き詰めていった結果、どんどん救いの無い・ダークな展開になってしまいました。（汗）
ともあれ、それらの描写を「上手い」と言って下さり、非常に光栄に思います。

＞セリーナさん、走り込み25Ｋｍ×4

はい、サキの「鬼教官」の手本はセリーナです（笑）
まあ、セリーナは「鬼教官としてのキャラ」を作っていたのに対して、サキは、ほどんどキャラを作ってませんけどね。（笑）

＞続きが非常に気になる作品です
＞続き、読みたいですよねーw

え〜と……
ソレニカンシテハ……（滝汗）
デキル限リ善処シタイト思ウ所存ニゴザイマス（官僚的答弁で逃走）