僕の手元には一枚の下着がある。かつてワクワクメールアプリを通じて関係を持った女の子から貰ったものだ。貰ったとは言え、さすがに女物のパンツだ。僕が履くわけにはいかない。 もしかしたら、今頃僕はこのパンツの中身といい仲になっていたのかもしれない。しかし、それは儚いまほろばだ。 ワクワクメールアプリで僕はセフレを探していた。とにかく誰かとセックスをしたかった。体と体の割り切ったお付き合いができる相手を僕は探していた。カノジョを見つける気は到底なかったし、出会い系アプリでそのような関係は望んでいない。やるかやられるかだ。 彼女はエミリと言った。ちょっとメンヘラが入っていた子だった。 「もうじき私は死ぬから」と常に言っていた。ゲスだった僕にとってエミリが生きようが死ぬまいが関係なかった。じゃあ死ぬ前に一発やらせて、と僕はストレートにエミリを口説いたところ、「一回だけね」と承諾をもらった。 PCMAXのアプリ

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エミリは小柄で茶色がかった髪をした少年っぽい女の子だった。今から思えば、エミリはなぜ死のうと考えているのか誰かに聞いてほしかったのだと思う。しかし、当時の僕にはそんなことはどうでもよかった。いかにホテルへ連れ込んで一発やるかしか考えてなかった。 エミリはあっさりとホテルに着いてきてくれた。ちょっとマグロではあったが、特に抵抗もせず僕に抱かれてくれた。 「お疲れさま、記念にこれあげるよ」 と、エミリは僕に履いていたパンツをくれた。 「私はこれでいなくなっちゃうけどさ、たまにはこれを見て私を思い出してコイてくれたらうれしいよ」などと言っていた。 僕とエミリは彼女の言葉通り、その1回だけの関係だった。エミリは本当に死んでしまったのだろうか?エミリの下着を見るたびにそんなことを思い出して、何だかセフレ探しも空しくなって出会い系から遠ざかってしまったのである。 そんなことを思うなんて、そろそろ出会い系遊びも潮時なのだろう。僕はワクワクメールアプリをアンインストールしようと思い、最後に久々にログインをしてみた。 そしてそこにはエミリが「そろそろ死のうと思う」とセフレ募集していた。 どうやら、単なるかまってちゃんだったようだ。 JKのパパ活女子 JKのパパ活女子