無償でお金くれる人 無償でお金くれる人って感覚でしたよねー。 昔、地下アイドルやってたんです。だけど、仲間内で色々もめごとあって、それで新しい、もっと若いメンバーが入ったことで、余計に亀裂が入ってしまって・・・ もとからやってたメンバーがごっそり首になって、その中の一人が私。 その時に、色々面倒見てくれてたのが、推してくれてた人。 サイトから連絡してきて、それでサポートするからって言ってくれて・・・ 別にこっちは、どうせ別の道探らなきゃいけないし、地下アイドルも続けて行くだけの気力もないし。 普通の仕事探そうとしてたんだ。 だけど、そういう話をしても通じなくて。 自分がサポートするから、もっと頑張ろう、上を目指そう、みたいなことを言って、無償でお金くれる人として応援してくれてたわけです。 私にとっては、負担でした。 地下アイドル返り咲きを狙う限りは、その無償でお金くれる人はサポートしてくれる。 だけど、「普通の女の子の戻ります」って就活した時点で、そのサポートはしてもらえなくなる。 私、なんなんだろって自分でも思いますよね。 無償でお金くれる人から、お金もらう為に地下アイドルとして復活しようとしてるんだろうか?って。 無償でお金くれる人を満足させるために、こんなことしてるんだろうかって。 自分の人生なんだから、なんとか対策打たなきゃってちょっと焦ってた時もあるなー。 どう客観的に分析しても、当時22歳の私にとって、地下アイドルを続行するという選択肢は、破滅方向の道だったよね。 無償でお金くれる人に釣られて、人生ダメにするところだった。