ZEPの定番曲"Dazed and Confused"のネタ元となった曲(曲名は同じ)の作詞・作曲を行ったJake Holmesが、同局の使用に関してジミーと映画に対して訴訟を起こしたとのことです。
2010年の最初の訴訟では和解が成立し、クレジットに"Jimmy Page, inspired by Jake Holmes"と追記されましたが、今回Holmesは映画"Becoming Led Zeppelin"での"Dazed and Confused"使用に対してまた新たな訴訟を起こしたようです。個人的には、この訴訟で日本での公開が遅れるのではないかと心配しています。
Becoming Led Zeppelinでも触れられたそうなので、気になった記事を拾ってきました。
LedZepNewsが、ZEP関連の文献でも必ず触れられる「1968年8月12日(もしくは19日)に、ZEPが最初に顔合わせ兼リハーサル(演奏曲:「Train Kept A Rollin'」)を行った―――ジミー曰く"狭苦しいスタジオ"」について調査を行ったそうです。文献では「ジェラード・ストリート39番」の地下スタジオだと推定されています。現在のスタジオ跡地の状態(写真では"Taiwanese Cuisine"とあるので、台湾料理店になっている?)や、関係者の証言を基にした当時の内装のイラスト。1968年8月10日に、メロディメーカー紙に掲載されたリハーサルスタジオの広告。そして、1967年に、ヤードバーズ脱退直後のジェフ・ベックが、ロンドンのジェラード・ストリート19番の地下スタジオ"でリハーサルを行っている写真などが掲載されていますね。
New deals have been inked for Japan (Tohokushinsha), Australia and New Zealand (Madman Entertainment), Scandinavia and the Baltics (NonStop Entertainment), Czech & Slovak Republics (Cinemart) and Former-Yugoslavia (MCF).」
アップありがとうございます!
しかし、1973年に続いて、1975年もまた、ZEPはのっけから前途多難でしたね...。この日の数日前に、プラントがインフルエンザに罹患し、そしてジミーが列車のドアに指を挟まれて捻挫するというトラブルがありました。この影響か、プラントは2月の上旬くらいまでしばらく体調の乱高下と共にボーカルが苦しい状態となり、ジミーもしばらくは指を気遣った(?)演奏となっています。ジミーの指の怪我の影響で、定番曲の「Dazed And Confused」の代わりに、指への負担が比較的軽い「How Many More Times」が演奏されるというレアな光景も見られます。
この77年4月9日のシカゴ公演は、ジミーの体調不良でライブが中止になってしてしまったライブですね。「Ten Years Gone」でとうとう立っているのも辛くなったのか、座るところもばっちり映ってます。最後にリチャード・コールの「振替公演をいずれ実施するから、チケットは保管しておいてくれ」というアナウンス(ここはオーディエンス音声のみ)がありますが、のちの悲劇で結果的に振替公演が行われることがありませんでしたね…。
我が街でも劇場公開が決まりました。これで数回は見ることができそうです。
日本でも最近試写会が行われたようですが、特に悪評が無いので安心しています。
映画の内容は序章に過ぎないようなので、日本でも大入りになって次章に繋がればと思います。