そのネカフェにはちょっとした噂があって、ホ別苺でやらせてくれる女が住んでいると言うことだった。 噂によると彼女はいわゆるネカフェ難民であり、ネカフェで寝泊まりしている内に他の客相手の性商売を思いついたらしい。深夜にめぼしい男性客がブースで休んでいると、そっと外から「ホ別苺でどう?」と声をかけてくると言う話だった。つまり、ネカフェを出会い喫茶のような形にしていると言うことだ。 噂としてはつまらなくて出来が悪い。だいたい、ネカフェで泊まるような男が金持っているわけがないし、そもそも、ネカフェに泊まっているのに「ホ別苺」てのも笑ってしまう。ネカフェで泊まっているのにわざわざホテルに行くんかい?だいたい、ホ別払える金があったらこんなとこ泊まってねーよ!と、噂にツッコミを入れてもしょうがないのだが。 僕も飲み会などで終電を乗り過ごした時は、タクシーももったいないのでよくネカフェには世話になっている。しかし、ホ別苺はおろか、他人に声をかけられたことさえない。出会いの場ではないのだから当たり前と言えば当たり前だ。 割り切りの相場

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・・・と、その日も終電を逃してネカフェの個人ブースでゴロゴロしながら、そんな噂を思い出していた。こんな夜更けにブースの外から「ホ別苺でどう?」なんて声が聞こえてきたら、ちょっとした恐怖である。これは男の願望が噂化したわけではなくて、ホラー絡みの都市伝説とか現代の怪談とか、そっち方面の意図から広まった噂なのだろうなと思った。だから、ネカフェでホ別苺を要求するなんて言う現実味の無い下手な噂なのだ。 そんなこんなでうとうとしていた夜中の3時。僕がトイレに行こうとブースを出ると、漫画の棚のところに薄手のジャージとパンツの女が一人立っていた。まだ噂が頭に残っていたのでちょっとドキッとした。しかし、漫画選びに没頭しているその女性は、髪もサラサラでなかなかに美形に見えた。 この女ならやれる。むしろやりたい。酒が入っていることもあって俺はたちまち股間が熱くなってきた。こんな相手だったら、むしろ噂が現実であってほしいと思った。 すると、僕の気配に気づいたのか、女性がこちらを向いた。目が合った彼女に僕は思わず声をかけていた。 「ホ別苺でどう?」 援交掲示板 割り切り