返信サバイヴ・アワー・ブラッド第1部第1章第4節
エマ / 2019-07-13 20:43:00 No.2433
返信 サバイヴ・アワー・ブラッド第1部第1章第3節
エマ / 2019-06-08 20:08:00 No.2432
返信サバイヴ・アワー・ブラッド第1部第1章第2節
エマ / 2019-04-14 13:21:00 No.2429
エマ / 2019-04-14 13:22:00 No.2429
エマ / 2019-04-17 21:45:00 No.2429
返信サバイヴ・アワー・ブラッド第1部第1章
エマ / 2019-01-05 22:34:00 No.2424
エマ / 2019-01-05 22:35:00 No.2424
エマ / 2019-01-05 22:37:00 No.2424
エマ / 2019-01-05 22:39:00 No.2424
ライオンのみさき / 2019-04-14 00:41:00 No.2424
返信Dr.イリノア診察室・燕のマーク編
エマ / 2018-07-07 21:40:00 No.2419
エマ / 2018-07-07 21:41:00 No.2419
ダイダロス / 2018-07-12 21:14:00 No.2419
エマ / 2018-07-17 10:48:00 No.2419
ライオンのみさき / 2018-11-03 23:42:00 No.2419
返信P.E.T.S.[AS] 第8話「堕ちた天使」
エマ / 2018-04-22 18:31:00 No.2416
エマ / 2018-04-22 18:32:00 No.2416
ライオンのみさき / 2018-06-10 21:58:00 No.2416
返信エマステリニューアル版の見通しとアンケート
エマ / 2016-07-24 19:57:00 No.2413
土斑猫 / 2016-07-25 19:02:00 No.2413
エマ / 2016-07-25 23:46:00 No.2413
返信久しぶりにサバブラSS(ギャグ)後編
エマ / 2016-04-05 01:04:00 No.2406
エマ / 2016-04-05 01:05:00 No.2406
エマ / 2016-04-05 01:06:00 No.2406
G5‐R / 2016-04-11 20:12:00 No.2406
エマ / 2016-04-11 21:23:00 No.2406
返信久しぶりにサバブラSS(ギャグ)前編
エマ / 2016-04-05 00:59:00 No.2401
エマ / 2016-04-05 01:00:00 No.2401
エマ / 2016-04-05 01:02:00 No.2401
エマ / 2016-04-05 01:02:00 No.2401
エマ / 2016-04-05 01:03:00 No.2401
G5‐R / 2016-04-11 20:02:00 No.2401
エマ / 2016-04-11 21:11:00 No.2401
返信功坂さんとのチャットで生まれた話
ノエルザブレイヴ / 2016-03-06 00:46:00 No.2399
エマ / 2016-03-24 09:03:00 No.2399
かなりの圧力を全身に感じるが、防護服とヘルメットがそれらを防いでくれている。
地表まで残り数百メートルの低高度になるまで、しばらくは自由落下だ。
封冠通話のマルチキャスト通信で、アヴァロンが仲間に話しかけた。
「それにしてもさ、その暗号の中身ってなんだと思う?」
「知らん。任務に集中しろ」
「ああ、下手に知ってもろくなことにならんぞ。ウチの機密について知ることはとくにな」
カムドたちから少し離れたエリアで降下しているチームSILENのレオンからも注意が飛ぶ。
アヴァロンは不満そうだった。
「まー、レオンが言うと説得力あるよな」
「うるさい」
言葉をかわしているうちに地表が近づいてきた、地表の所々の森の隙間から爆発が見えるのは、カラミティとスフォールの交戦エリアだろう。
低高度をシステムが検知した。
『低高度に到達。パラシュートを展開します』
アヴァロンの防護服から一気にパラシュートが展開し、急速に減速しはじめた。カムドの視界から上方へ消え……残されたカムドは……。
「おい、開かねぇぞ。パラシュート。おい、システム」
システムが応答する。
『メインパラシュート、展開しています』
「してねぇよ!何開いたつもりになってんだオイ」
封冠通話でバカ笑いが聞こえる。
「え、なにお前パラシュート開かねぇの? ギャハハ!日頃の行いだよ死ね死ねwww」
「うっせ! こういうときのためにサブがあんだよ」
マニュアル操作でサブパラシュートを展開しようとするが、あろうことに、そちらもうまく動作しない。
「詰んだわ」
「まじかー」
わずかに流れた沈黙……を、外部からの攻撃が破った。シュン!という弾頭が自身の至近距離をかすめた音を、アヴァロンは聞いた。
「え、なに……もしかして」
スナイパーの狙撃だった。1発、2発と、ヒットこそしないもののかなりの精度で狙ってきていた。
「うわっ! 撃ってくるよ……狙ってやがる!」
「日頃の行いってヤツじゃね? 死ね死ねwww」
「うっせカムド! なんで俺なんだよ! やめてー!死ぬッ!死ぬッ!」
次の瞬間、地表から轟音が聞こえた。おそらくカムドが地表に激突したのだろう。気の毒な結果だが、それを気にしている余裕はアヴァロンにはなかった。
「くっそ、早く地表来い! 地表!」
地表まで残り2、30メートルになったところで、狙撃手から放たれた弾頭が次々とアヴァロンのパラシュートを貫いた。その影響で落下速度が再び上昇し、姿勢も不安定になる。
「うおおおお! アズマちゃーん!!」
愛する人(?) の名を叫びながら、アヴァロンは胴体から地面に激突した。
数分間の意識喪失。朦朧としていたアヴァロンの意識を現実に引き戻したのは、カムドだった。
「起きろや」
首根っこをひっつかまれ、そのまま持ち上げられる。
「なんで生きてんのお前……」
「俺が地表激突くらいで死ぬと思うか」
「アズマちゃんゲットが遠のいた気がする……」
カムドはあたりを見渡した。ジャングルから少し外れた草原だった。付近に敵はいない。カラミティ勢力内のようだが、すでに戦闘が終わったエリアのようだ。
「お前を撃ってきたの狙撃手はあっちの方角だな。……スフォールのやつらだろう」
「いいねぇ。やりかえしてやる。」
「忘れるな。奪還目標物を持っているのはカラミティ側だ。後方の狙撃に注意しながら、カラミティを追うぞ。アズマとも合流せねばならん」
戦闘は見晴らしの悪い密林地帯中心で、ゲリラ戦になっているようだ。二人は密林の生い茂る方向へと歩き出した。
「カラミティのアルファ個体を避けていくぞ。お前まで守れる気はないからな」
「どうでもいいけど。ここ数年でこんな無様な降下したの……天界じゃ俺たちが初めてだろうな……」